ネットサーフィン中に見掛け、「何コレ!?」と思わず目に留まったチョコレート。「CHOC' FLEURS(ショックフルール)」という、フランス語で“花のチョコレート”を意味するその名のとおり、チョコレートの中に花びらが散りばめられた珍しい商品を買ってみました。
本家のホームページの説明によると、フランス中部サントル地域圏ブールジュ近郊にある、モログという町の農家の夫婦が手掛ける100%オーガニックのチョコレートとのこと。花びらの他に、ハーブやスパイスが含まれています。すべて日本に輸入されているかは定かではありませんが、公式のオンラインショッピングサイトでは全部で26種類がラインアップしています。
そんな中でも今回は“Epices aphrodisiaques”をチョイス。日本語で“媚薬のスパイス”の意味です。名前だけでも好奇心がそそられるこちらのチョコレートの中身は、イラクサ、ショウガ、カルダモン、セイボリーの4種類のスパイスとハーブを混ぜ合わせた、カカオ58.6%のビターチョコ。飾り付けに、キンセンカ、ヤグルマギク、ハナアオイの花びらとゴマがあしらわれています。
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パッケージの裏面の原材料表示 |
試食してみた感想は、思ったよりも甘さのあるチョコレートと花びらの香りが口の中に爽やかに広がり、後からスパイスの風味が追いかけてくるなんとも不思議な味わいです。チョコレートの濃厚さにスパイスや花がメリハリを利かせてくれる感じです。乳化剤を使用せず、カカオ分の純度が高いので、冬はホットミルクに溶かして、ひと味違った楽しみ方をするのもよさそうです。
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表はブロック状の板チョコですが、裏側にひっくり返すと花びらが散りばめられたキレイなチョコレート |