スパークリング系のお酒といえば、シャンパンやスパークリングワインが有名ですね。口当たりの良さもあって人気があります。また、日本酒でもスパークリング系のものがいろいろ登場し、人気を博しているようです。さらに先日、「スパークリング焼酎」なるものがあることを知りました。鹿児島県の老舗、本坊酒造が作る「KURA no AWA(蔵のあわ)」。芋焼酎がスパークリング? これは珍しいと思い、さっそくいただいてみることにしました。
「KURA no AWA(蔵のあわ)」は、同社のロック用焼酎「石の蔵から(アルコール度数17度)」を、冷やしてそのままストレートで飲める12度まで割水して、発泡性を持たせたスパークリング焼酎。芋焼酎の風味とスパークリングのさわやかな心地よい刺激が楽しめる逸品です。なお、割水とは、焼酎をおいしく飲む飲み方の1つで、焼酎を水で割ってそのまま寝かせておくこと。焼酎と水が解け合い、まろやかな味わいに生まれ変わります。
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氷は入れずにグラスに注いでいただくことにしました。氷を入れる場合は、炭酸の爽快感がなくなるので強く混ぜないように |
一口いただくと、口の中に芋焼酎の風味が広がります。芋焼酎というと、クセが強くて飲みにくいというイメージをお持ちの方もいらっしゃるようですが、「KURA no AWA(蔵のあわ)」ではそんな感じはまったくありません。また、スパークリング日本酒やシャンパンにあるような甘みはなく、あくまでスッキリとした味わいが特長です。
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アルコールは12度と決して低くありません |