水や粉を混ぜて色・味を変化させたり、粘土のように形を作ったりして遊びながら食べる「知育菓子」。筆者も子供時代に、粉と水を錬って食べるソフトキャンディーに夢中になったものです。そんな知育菓子は現代にも生き残り、しかもさらに進化しているようです。スーパーのお菓子売り場で子供が見つけてきて、懐かしくなり思わず購入したのがこちらの商品。
“作って食べよう!”をコンセプトにした知育菓子シリーズです。水や粉を混ぜ合わせたり、こねたりして粘土細工のように遊ぶことができ、最後にはおいしく食べられるお菓子。「作る楽しみ」と「食べる楽しみ」の両方が味わえます。さっそく、7歳の子供と一緒に「たのしいおすしやさん」で遊んでみました。
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箱の中身は、材料となる粉類のほか、作業用の道具や容器も全部含まれています |
このシリーズは、水だけで作れるのが特徴。水以外は何も用意する必要はなく、混ぜたり成形するための道具もすべて入っています。また、発色のよいカラフルな材料も特徴ですが、すべて天然の着色料を使用し、保存料や甘味料も添加していないとのことです。
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箱の裏面にある解説書の手順どおりに、粉と水を混ぜ、作っていきます |
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出来上がった作品はこちら |
解説書の漢字には読み仮名がふってあり、小学生以上なら基本的に一人でも作れます。手順自体は簡単なので、お母さんが説明しながら少し補助してあげれば幼稚園児でも十分作れそう。
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「つくろう! おべんとう!」の完成品。こちらはお寿司よりもちょっと難しかったようですが、それなりに形にはなりました |
作った後はもちろん食べられます。基本的にはゼリーやラムネ菓子で、普通においしいです。何より大人のように見よう見まねで自分の手で作った喜びや満足感と合わせて、味わいもひとしおのようでした。
作ることと食べることの両方で楽しみや喜びを体験できる”知育菓子”。子供の指先の器用さだけでなく、創造性や創作意欲を食欲というモチベーションと一緒に高められます。お子さんと一緒に試してみてはいかがでしょうか。