ギネスブックでは「世界一辛い唐辛子」が次々に更新されています。ハバネロやブート・ジョロキアが脚光を浴びたのもつかの間、辛味成分のカプサイシンの含有割合を示す「スコヴィル辛味値」が、それらを上回る唐辛子が後を絶たずに登場します。それだけ辛いものは人気があるということなのでしょう。
さて、今回ご紹介する「日本一辛い黄金一味仕込みのビーフカレー」
こちらに入っている「黄金」という名前の唐辛子は、生粋の国産原種。江戸中期には、52品種もの唐辛子が日本国内で栽培されていましたが、輸入品の唐辛子が次から次へと低コストで日本国内に入ってきたため、今、国内で流通している唐辛子のほとんどは輸入物です。そんななかで、京都祇園に店舗を構える「祇園味幸」は国内産にこだわり、「黄金唐辛子」を国内の農家で栽培しています。黄金唐辛子は、鷹の爪(赤唐辛子)の10倍の辛味成分を持つ日本一辛い唐辛子で、スッと引くキレのよい辛さが特徴。この黄金唐辛子で作られた「黄金一味」をブレンドしたカレーは、辛いですが、辛いだけではない深みのある味。辛いもの好きな人にはもちろん、コクのあるカレーが好きな人にもウケる味わいです。辛い! うまい! 辛い! うまい! の連続で、また食べたくなる誘惑的パワーを持っています。
![]() |
まずはライスカレーで。「日本一辛い」は伊達じゃなかった。これ、本当に辛い! しかし、うまい!! でも辛い!!! |
![]() |
ごろっとした肉も入っていて、満足感があります |
黄金唐辛子はその名が示すように、キレイな黄金色=黄色をしているので、カレーの色合いも活きています。化学調味料無添加もこだわり。お取り寄せなら京都まで出かけなくても、この味を堪能できます。ぜひ一度ご賞味ください。
![]() |
ナンともぴったりマッチします。ナンにしみこむカレーが何ともいえない旨さ、そして辛さです |
![]() |
レンチンできる冷凍の讃岐うどんにトッピングもいいですよ♪ |
(回遊舎/村越克子)