仕事柄、いろいろな人に取材をしています。取材の相手は、仕事、育児、家事に奮闘している働くお母さんだったり、日々仕事に忙殺されている30代サラリーマンだったりとさまざまなのですが、共通して出てくる話題が「忙しいなかで、どうやって食事をしているか?」ということ。「忙しくても、いや、忙しいからこそ簡単に作れるおいしいものが食べたい。しかも温かいものがいい」と口を揃えます。
確かに、主婦でも「家で昼食を1人でとる時は、買い置きした菓子パンで済ませることがある」という人は少なくありません。1人暮らしの場合でも、外食するか、コンビニ弁当を買って食べるという選択肢になりがちですよね。そんな時に使えるいいものがないかと思っていたら、すばらしいインスタント食品を見つけました。アマノフーズの「お茶碗どんぶり」です。
アマノフーズとは、広島県にある食品メーカーで、日本を代表するフリーズドライ食品のリーディングカンパニー。カップラーメンに入っている具材も、アマノフーズが開発したものなのだとか。
と、ここまで前ふりをすれば、今回がフリーズドライ食品の紹介であることにお気付きの方も多いはず。そのとおりなのですが、皆さんの想像の上をいく「えっ! これがフリーズドライ!?」と思うほど、完成度が高い商品なのです。まずは「お茶碗どんぶり 親子丼」です。
パッケージの写真を見るかぎりでは、見た目はしっかり親子丼です。これがフリーズドライ食品とは、とても思えません。どこまで再現されているのでしょう?
作り方はシンプルです。
1. 中身を器に入れ、熱湯60mlを注ぐ。
2. 30秒ほどとろみがつくまでかき混ぜてください。
3. ご飯(お茶碗1杯分)にかけてお召し上がりください。※ご飯は別途ご用意ください。
…とありますので、指示どおりに中身を耐熱性の器に入れます。フリーズドライになった「親子丼の素」はこんな感じ。みそ汁に似ていますね。
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そして、熱湯をかけます。
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さらに混ぜます。30秒混ぜると書いてありますが、30秒後はこんな感じ。とろ〜んとトロミのある“あん”になりました。
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お湯を注いだだけなのに、親子丼の具が完成しました。原材料には鶏卵、鶏肉、オニオンソテー、ねぎなどが使われています。化学調味料無添加なのが安心ですね。味はというと、ダシが効いて、ほどよい甘みがあっておいしい! なにより温かい食事というのが魅力的です。フリーズドライですが、できたてほかほか感があります。
次にご紹介するのは「お茶碗どんぶり まろやか麻婆なす丼」。
同じように、熱湯を注いで、30秒混ぜると完成。原材料に揚げなす、豚肉、ほうれんそう、米みそ、テンメンジャン、トウバンジャンなどが使われていて、なかなか本格的な味の麻婆なす丼の具です。
1パックに4食分入っていて、1食でお茶碗1杯分(ごはん約100g)、2食でどんぶり1杯分(ごはん約200g)にちょうどいい量とのことです。
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左が「まろやか麻婆なす丼」、右が「親子丼」 |
ちなみに、アマノフーズではほかにも丼もののフリーズドライの具を出しています。せっかくなので、こちらも試してみました。
前述の「お茶碗どんぶり」シリーズより若干大きい中身、そして使う湯量も多め。そう、こちらのシリーズは具が多いタイプ。価格も若干高めですが、それだけの価値はあります。
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具も大きいです! |
簡単に済ませたい昼食や夜食、子育て中で食事を用意するヒマがない時に最適! そして、海外旅行に行く時なんかはパックごはんとセットで携帯してもいいかもしれませんね。非常食にも向いています。
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フリーズドライのおみそ汁もつければ、立派な食事になります! |
ここまで進化したフリーズドライ食品の実感を、ぜひご自身で体験してみてください。
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家族全員で違う丼ものを食べたい時にも♪ |
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