劇場作品も5作目となった人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』。もう最新作『最後の海賊』は劇場でご覧になりましたか? あのメインテーマ曲が流れると、ワクワクしちゃいますよね。そして『パイレーツ』シリーズといえばやはりこの人、キャプテン ジャック・スパロウです。ジョニー・デップのハマリ役ともなったキャラクターが、最新のデジタル彩色技術を利用した可動フィギュアになりました! これがとてもよくできているのです! ではさっそくご覧いただきましょう。
S.H.フィギュアーツより「キャプテン ジャック・スパロウ」です
もちろん小物の付属品も充実。ボトルにコンパスに剣付きです
全長約15cmの可動フィギュアではありますが、注目すべきはその再現度です。最新のデジタル彩色技術で作られた表情のリアルさ。いつもスクリーンで見て、どうなっているんだろう? と思った海賊服のディテールの細かさ。そしてジャック・スパロウならではの動きを再現できる可動領域と、どれをとってもここ最近のフィギュアの中では抜群の出来だと感じました。足の接地面もよくて自立も安定しており、ポーズをつけてもしっかりと立ってくれますよ。
まずは全身です。劇場第1作目をモチーフにしたデザインになっています
そしてこの表情! まさにジャック・スパロウですよね! かなりよくできています。服のディテールも必見です
劇場第1作目ということで、最新のジャックに比べるとちょっと若めですよね
ちょっとカッコよすぎかな? とも思いますが、ジョニー・デップの顔をかなり再現できていると思います。複雑な髪の毛やバンダナ、ひげなどもかなりリアルに作りこまれています。アメリカの有名フィギュアメーカーには、俳優の顔をかなり忠実に再現した商品がありますが、その約1/3の価格以下でここまでできているってことは素直にすごいと思いますよ。
もちろん可動フィギュアですから、全身がくまなく可動します。腕、足、顔、胴体などスムーズに動いてポーズを決められますよ。しかも劇中でよく見る、ジャック・スパロウならではのポーズってあるじゃないですか? ちょっとおどけた感じで人を食っているというか、ふざけているんだか、まじめなんだか…みたいな。あんなポーズもちゃんと再現できるようになっているのが楽しいところです。別表情に左目線の表情パーツも付いているので、これを付け替えてポーズをとらせると、さらにリアルさが増しますよ!
左目線の表情パーツに交換しました。このちょっと人を小バカにしたような口元がいいですよね
いかにも台詞(せりふ)が聞こえてきそうな、このポーズも再現。こういうおどけた感じもまたジャック・スパロウならでは
劇中で印象的なアイテム、コンパスも付属。蓋が閉じたバージョンと開いたバージョンの2つが付いています
そして海賊といえば剣なのですが、そういやあんまりジャック・スパロウって剣でまじめに戦っているシーンがないですよね。一応剣は得意そうなんですけど、でもいつもふざけているイメージがあって…。劇場第1作目でいえば、海賊の入り江でのバルボッサとの戦いでは剣でバトルをしてましたが、これまたひょうひょうとしていたイメージがあります。本商品にももちろん剣が付属しており、専用の持ち手で握ることができます。また肩からぶら下げてる剣ホルダーは取り外しが可能で、剣を握るときには、ホルダーに付いている剣の持ち手を外せるという細かい仕様にもなっています。
剣は両手どちらでも握ることが可能。なんかカッコよく見えすぎですかね?
バトルシーンも再現。この体勢でも安定して自立します
日本のフィギュアといえば、アニメかコミックのキャラクター、そして美少女ものという流れが多かった中、こういったリアルな俳優のフィギュアが増えてきたのはうれしいことです。しかも海外メーカーものより安価! S.H.フィギュアーツシリーズでは、ほかにも『スター・ウォーズ』のキャラクターや、『アベンジャーズ』のキャラクターなどが発売されており、発売されるごとにそのリアルさが増していっているように思えます。このクオリティなら映画の1アイテムとしても認知されること請け合いなので、フィギュア好きなお父さんも堂々と部屋に飾って楽しむことができると思いますよ!
映画のワンシーンを再現しながら楽しむ秀逸なフィギュアです!