今月の注目ガンプラはこれら2製品!
本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品と、現在予約受付中の公式オンラインショップ販売製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。MS(モビルスーツ)のキットを中心に毎月最新情報をお届けする。
2018年12月の注目製品は、2製品。2018年11月30日に公開された、宇宙世紀サーガ最新作である劇場版アニメ「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」に登場する巨大MA(モビルアーマー)「II(セカンド)ネオ・ジオング」と、同作の前日譚となるシリーズ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」に登場する、最終決戦仕様の「ユニコーンガンダム」。どちらも1/144スケールながら、大ボリュームでキット化された。
※本記事の価格表記はすべて税込価格
【過去の連載記事】
2018年2月「RG 1/144 ユニコーンガンダム(バンデシネVer.)」
2018年3月「HGBD 1/144 ガンダムAGEIIマグナム」
2018年4月「RE/100 1/100 ガンダムMk-III 8号機」
2018年5月「HGBD 1/144 セラヴィーガンダムシェヘラザード」
2018年6月 「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス(ナラティブVer.)」
2018年7月「MG 1/100 ジェガン」
2018年8月「MG 1/144 サザビー」
2018年9月「HGUC 1/144 ムーンガンダム」
2018年10月「HG 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング]」
2018年11月「HGUC 1/144 ナラティブガンダム A装備」
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「ガンプラで総予習! 『ファースト』『Z』『UC』に続く『機動戦士ガンダムNT』本日公開」
2018年11月29日11時から「プレミアムバンダイ」で予約が開始された「HG 1/144 IIネオ・ジオング(ナラティブVer.)」。同日12時の段階ですでに1次予約受付は終了しており、2次予約受付がスタートしている
「機動戦士ガンダムNT」に登場するMAを、1/144スケールのHGシリーズでガンプラ化。「機動戦士ガンダムUC episode 7」に登場する圧倒的な火力を誇る、フル・フロンタル搭乗のモビルアーマー「ネオ・ジオング」が真っ赤なボディだったのに対し、「IIネオ・ジオング」のボディカラーはホワイトが基調だ。同機に搭乗する「HGUC 1/144 シナンジュ・スタイン(ナラティブVer.)」本体は同梱される。
全高83cmの超巨大なフォルムと、精密なディテールが圧倒的なボリューム感を演出
ホワイトを基調とした成形色と、肩/胸部周辺の形状が、「ナラティブVer.」の特徴。印象的な赤いラインは成形色とシールで再現する
「シナンジュ・スタイン」が装備する「ビーム・ライフル」と「バズーカ」「シールド」、そして新装備の「大型ビーム・アックス」が付属。これら各種装備は、装甲内部に収納できる
また、別売の「HGUC 1/144 ネオ・ジオング用 拡張エフェクトユニット“サイコシャード”」と組み合わせることで、“サイコシャード”発生状態を再現可能だ。
付属する新規パーツにより、「プロペラントタンク」を装着したままで発生状態を再現可能
「第58回全日本模型ホビーショー」で展示されていた「RG 1/144 フルアーマー・ユニコーンガンダム」。フルアーマー装備の状態でも、パーツごとのクリアランスと各関節構造により、ダイナミックなアクションに対応する
U.C.0096が舞台の宇宙世紀サーガの1作「機動戦士ガンダムUC」に登場する最終決戦仕様のユニコーンガンダムが、RGシリーズ最大のボリュームで登場。新規造形を含む各種武装が付属しており、大ボリュームで再現されたプロペラントタンクは付属の支持用台座で安定した展示が可能だ。
大ボリュームで再現されたプロペラントタンク
シールドは、「ビーム・ガトリングガン」と合体可能で、専用ジョイントパーツによりユニコーンガンダム本体への取り付けやすさを考慮した設計に仕上がっている。また、テレビ版のオープニングに登場した「ハイパー・ビーム・ジャベリン」も付属しており、組み替えにより折り畳み状態も再現できる。
「ビーム・ガトリングガン」「ハンド・グレネード」など、フルアーマー時の各武装が付属
パーツの組み替えにより、「ユニコーンモード」への変身機構も備えている
以下、そのほかの新製品を紹介していこう。
大型武装「GNソードIIブラスター」は、全長約340mmの大型サイズで再現
「機動戦士ガンダム00V戦記」に登場した機体が、1/60スケールのPG(パーフェクトグレード)でキット化。質感を重視した成形素材を採用しており、成形色もメカデザイナー・海老川兼武氏監修のもと一新されている。また、武装パーツには可変・発光ギミックが搭載されており、「GNバスターソードII」はLEDにより発光する。
「HGBD 1/144 ガンダムAGEIIマグナムSVver.(トランザムインフィニティモード)」
2018年に放映されたテレビアニメシリーズ「ガンダムビルドダイバーズ」より、最強ダイバーのクジョウ・キョウヤが制作した機体の決戦仕様がキット化。「Fファンネル」「大型ファンネル」のほか、「ハイパードッズライフルマグナム」などの武装が付属する。また、飛行形態「フェニックスモード」への変形も可能。
肩部に装備された「2連マルチランチャー」は、ハッチが開閉
1993年に放映されたテレビアニメ「機動戦士Vガンダム」より、レジスタンス組織「リガ・ミリティア」の量産機「ガンイージ」が、組み立てやすい1/100スケールシリーズ「RE/100(リボーンワンハンドレッド)」に登場。「ビーム・サーベル」を肩部へ収納できるほか、リアアーマーに「ビーム・バズーカ」をマウントできる。また、ホログラム加工が施されたPET素材による「ビーム・シールド」が付属。
アムロ搭乗機として、「ガンダム」のようなツインアイモールドが入ったボーナスパーツが付属
1985年に放映されたテレビアニメ「機動戦士Zガンダム」で、アムロ・レイが正式搭乗したMSが完全新規造形でキット化。“ジオン系フォルム”の美しさはそのままに、可動範囲が大きく向上している。「ビーム・ライフル」は、劇中設定同様に「MSN-00100百式」と共通の武装が付属する。
主人公アークが使用するガンプラ「ガンダムシャイニングブレイク」
「月刊ガンダムエース」にて連載中の外伝作品「ガンダムビルドダイバーズ ブレイク」の主人公機をキット化。「シャイニングガンダム」がベースの改造ガンプラで、MS形態から飛行形態へ変形できる。
ここでは、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」限定で販売される製品を紹介。これらの製品は事前予約が必須で、生産準備数に達し次第、予約の申し込みが終了するので早めのチェックが必要だ。ここでは、2018年12月3日時点で予約ができるアイテムをピックアップした。
「リボルビング・ランチャー」や「シールド」への機能拡張をもたらす「アームド・アーマーDE」や、機体背面には装備する「アームド・アーマーXC」が付属
「機動戦士ガンダムUC」より、リディ・マーセナスが搭乗する「ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン」の最終決戦仕様がRGで登場。同機の「サイコ・フレーム」を、劇中最終決戦時の発光色「クリアグリーン」で成形色を再現している。また、「ユニコーンモード」から、「デストロイモード」への変身を、パーツ差し替えなしで実現。
外装や内部メカフレームには、クリア成形色を採用
1991年に劇場公開されたアニメ「機動戦士ガンダムF91」の主人公機が、MGのVer.2.0仕様でキット化。劇中の最終決戦において、機体を強制冷却するための「MEPE効果」により装甲表面が剥離して発現した“質量を持った残像”を、クリアカラーの成形パーツで再現している。
新解釈のデザインアレンジが、外装や翼をはじめ、全身に施されている
劇中の機体設定を、素材の組み合わせとデザインアレンジで高解像度化するブランド「ハイレゾリューションモデル」より、「ウイングガンダム EW」が誕生。トリコロールカラーはグロス仕上げが施されている。また、バード形態への変形機構は差し替え式で再現。可動・伸縮ギミックにより、バード形態時でも羽ばたきを想起させるダイナミックなアクションが可能だ。
●画像は試作品、または開発中の設計データを使用したCG
(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ・テレビ東京
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月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。