今月の注目ガンプラはこちら!
本連載「ガンプラカレンダー」は、今月発売されるガンプラの新製品と、現在予約受付中の公式オンラインショップ販売製品がひと目で把握できる発売日カレンダー。MS(モビルスーツ)のキットを中心に毎月最新情報をお届けする。
2019年2月の注目製品は、「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」に登場した、「ジェガン」のバリエーション機。1/100スケールのMG(マスターグレード)で、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」で予約受付中だ。
※本記事の価格表記はすべて税込価格
「RGM-89D ジェガン」は、U.C.0090年代初頭より地球連邦軍で運用されている主力量産機。地球連邦軍のジム系MSの技術と、アナハイム・エレクトロニクス社のすぐれたMS開発技術が融合した傑作機だ。その信頼性の高さと、「シャアの反乱」以降の地球連邦政府の軍縮傾向から、以降数年にわたってマイナーチェンジを繰り返しながら、主力MSとして運用され続けている
「機動戦士ガンダムUC」に登場した地球連邦軍が誇る傑作MSを、マスターグレードにて立体化。頭部や「バルカン・ポッド・システム」、バックパックなど、「RGM-89 ジェガン」との差異を新規造形パーツにて再現している。
上が「RGM-89D ジェガン」(「MG 1/100 RGM-89D ジェガンD型」)で、下が「RGM-89 ジェガン」(「MG 1/100 ジェガン」/4,320円/「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場)
バックパックや前腕部側面、フロントアーマー、脚部スラスターカバーなど、各部位にマイナーチェンジが見て取れる。頭部は「RGM-89D ジェガン」のほうが洗練されている印象で、肩アーマーは地球連邦軍系MSによく見られるエッジのある造形を採用。腰部周りはディテールの密度が増したフォルムに仕上がっている
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「ビーム・ライフル」と「シールド」は、「RGM-89 ジェガン」と共通。そのほか、「ビーム・サーベル」1本と「ハンド・グレネードが」付属
股関節部と脚部のフレキシブルな可動により、別売の「RE/100 1/100 89式ベース・ジャバー(ユニコーンVer.)」(後述)に搭乗させて、劇中シーンの再現が可能
以下、そのほかの新製品を紹介していこう。
「ガンダムザラキエル」は、マスダイバー狩り専門のフォース「アイン・ソフ・オウル」のリーダー、アインソフが使用する、「HG ガンダムハルート」(劇場版「機動戦士ガンダム00」に登場)の改造機
「月刊ガンダムエース」に連載中の公式外伝「ガンダムビルドダイバーズブレイク」より、「アイン・ソフ・オウル」のリーダー、アインソフの使用機がキット化。「GNブル」や「GNスカイ」など、3つの形態へ変形できる。
「GNスカイ」
「FD-03 グスタフ・カール」は、RGMシリーズの直系にあたる強化型MSとして、「UC計画」に組み込まれていた「ジェスタ」とは別ラインで開発が進められている最新鋭の量産型汎用MS。ある地球連邦地上軍施設にて、稼動試験を名目とした先行運用が行われている
「機動戦士ガンダムUC」「機動戦士ンダムNT」に登場する量産型汎用MSを初のガンプラ化。腕部に内蔵された「ロケットランチャー」の展開ギミックは、差し替えなしで再現できる。「シールドアーム」はフレキシブルに可動。また、サイドアーマーには、「ビーム・サーベル」が収納できる。
「イフリート改」は、ジオン公国軍のフラナガン機関でニュータイプを研究していたクルスト・モーゼス博士が、地球連邦への亡命前に開発した機体。「EXAMシステム」を搭載した実験機で、開発ベースには、8機試作された「イフリート」のうちの1機が使用されている
「機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY」に登場するイフリート改がメタリックグロスインジェクション仕様で登場。「MS-08TX イフリート」をベースに、「EXAMシステム」を搭載するために大型化&高出力化された各部機体形状を再現している。なお、同モデルは公式ガンプラ総合施設「ガンダムベース」でのみ販売される。
ここでは、公式オンラインショップ「プレミアムバンダイ」限定で販売される製品を紹介。これらの製品は事前予約が必須で、生産準備数に達し次第、予約の申し込みが終了するので早めのチェックが必要だ。ここでは、2019年2月1日時点で予約ができるアイテムをピックアップした。
「ジェスタ」は、アナハイム・エレクトロニクス社で開発された特殊作戦用MS。「不死鳥狩り」作戦ではシェザール隊が使用し、全機の頭部にスコープ型のセンサー強化ユニットが装備されている。B班は「メガ・ビーム・ランチャー」に「トライポッド」を組み合わせたスナイパー装備、C班は「89式ベース・ジャバー」(後述)に乗り、捕獲用キャプチャーガンを携行
「機動戦士ガンダムNT」より、地球連邦宇宙軍所属「シェザール隊」が運用するMS「ジェスタ」を「B班装備」および「C班装備」仕様にて、MGシリーズでキット化。広域な可動範囲を持つ「MG ジェスタ」をベースに、頭部センサー強化ユニットや、主兵装「メガ・ビーム・ランチャー&トライポッド」、「キャプチャーガン」を新規造形を交えて再現している。
「機動戦士ガンダムUC」より、地球連邦軍、ロンド・ベルにて運用されたサブフライトシステム「89式ベース・ジャバー」もRE/100シリーズで登場。2次予約受付中で2019年6月発送予定。3,240円。専用ジョイントパーツは、「MG 1/100 ジェガン」「MG 1/100 ジェスタ」「MG 1/100 ジェガンD型」「MG 1/100 ジェスタ・キャノン」に対応
写真のMSは、別売の「HGUC 1/144 ナラティブガンダム A装備」
「機動戦士ガンダムNT」より、店頭販売アイテム「HG 1/144 ナラティブガンダム A装備」に同梱するMS本体に換装して、「ナラティブガンダム B装備」を再現できる拡張セットが登場。「有線式遠隔攻撃端末」は、バックパックから取り外し可能で、有線ケーブルはリード線で再現。付属するサポートパーツとアクションベース4、5と組み合わせることで、劇中の発射シーンを再現できる。
●画像は試作品、または開発中の設計データを使用したCG
(C)創通・サンライズ
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