いいモノ調査隊

鼻を押すと「ラジオ体操第一」が流れる子豚ちゃんを発見!

10月の第2月曜日は体育の日。運動会が催されているところも多いかと思いますが、全国の運動会に共通してまず最初にやることといえば、ラジオ体操ですよね。

運動会に限らず、その昔、朝のラジオ体操は、夏休み期間中は毎日行われていたように記憶していますが、最近は、早朝のため大きな音でラジオ体操の音楽を流せない、地域で活動できる人が少ないなどの理由もあり、期間を限定したり、ラジオ体操自体を行わないという地域も増えているようです。そんな話を聞いてなんだか悲しくなった筆者、こんなものを購入してみました。

子豚さんですが貯金箱ではありませんよ

子豚さんですが貯金箱ではありませんよ

筆者が購入したのは、ハシートップインから販売されている「体操ブーブー」。思わずニコッとしてしまう、なんともいえない表情が印象的です。実はこの「体操ブーブー」、本体に“ラジオ体操第一(3分12秒)”がまるまる収録されております。子供たちの夏休みの風物詩としてのラジオ体操は減りつつあるようですが、近年は健康維持のための体操として大人たちの間で人気が高まっています。「体操ブーブー」があれば、いつでもどこでも気楽にラジオ体操を楽しむことができますよ。我々ならインターネットで動画を探してこれるかもしれませんが、そうはいかない年配の方へのプレゼントとしてもいいかもしれません。

中には本体とテスト用の電池が付属

中には本体とテスト用の電池が付属

スピーカーは裏面にありますが、音声はきわめてくっきりスッキリ

スピーカーは裏面にありますが、音声はきわめてくっきりスッキリ

鼻のボタンを長押しするとラジオ体操第一が流れ始めます

鼻のボタンを長押しするとラジオ体操第一が流れ始めます

それにしても、このブーブー自身もかなり太っているような…一緒に体操をしたほうがいいのでは? 「こうならないように運動しろよ」ということでしょうか…。

これぞ、聞きなれたラジオ体操第一。冒頭の部分をムービーでお楽しみください

鼻のスイッチを入れると、懐かしい「腕を前から上にあげて、大きく伸びの運動から」の有名なフレーズが流れ始めます。筆者が最後にラジオ体操をしたのは、もう何十年も前のこと。にもかかわらず、身体が覚えているようで音楽に合わせて自然に身体が動きます。3分の体操はあっという間に終了、ほんのり身体が疲れて軽く汗をかきました。

なお、途中で止めたい時は鼻を長押しすればOK(ただし、もう一度再生すると最初からになります)。また、短く押すとやる気が出る(?)なぞのメッセージが流れます。どんなメッセージか気になる方は実際に商品でお確かめくださいね♪

実はこのブーブー、ほかにも「ダイエットブーブー」や「呑み過ぎストップブーブー」などいろんなシリーズがあるので、いろいろ揃えて自分だけの応援団を作っても楽しそうです。

ちなみに、ラジオ体操第一が初めて放送されたのは1928年(昭和3年)11月1日の朝7時のこと。逓信省(現在の総務省)簡易保険局が昭和天皇ご即位の大礼を記念し、「国民保健体操」という名称で制定し、NHKの電波にのって放送が開始されました。ラジオ体操はもともと国民の体力向上や健康の保持・促進を図ることを目的に作られたもので、有酸素運動からストレッチまでさまざまな動作が含まれる全身運動。日常生活では使わない筋肉や関節を十分動かすことができ、特に萎縮しがちな筋肉を伸ばし、リラックスしながら血行促進を図れます。第一だけでなく、第二も存在していることはご存じの方が多いかと思いますが、実は第三まであるんですよ。第三はかなり難しいらしいので、気になる方は検索してみてください。

なにはともあれ、このブーブーは筆者のように長時間デスクワークする人には最適。思い立った時にすぐ鼻を押してスタートできるのがいいですよね。これからは毎日最低3分間の運動をしっかりと続けていこうと心に誓った筆者でした。

わたる
Writer
わたる
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。
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しえる(編集部)
Editor
しえる(編集部)
生活雑貨・食品に加え、ウォーターサーバーなど、サービス系商品の記事をメインに担当している2児の母。自称「ポテチマスター」。ポテトチップスを中心に1日3袋のスナック菓子をたいらげるお菓子狂です。
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