2010年に行われたMG化希望アンケートで堂々の1位となった機体。「MG V2ガンダム Ver.Ka」がついに登場!!

不可能が可能に。V2ガンダムの変形機構を再現したガンプラ誕生

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今回はガンプラの紹介です。今まではHG(ハイグレード)という低価格、初心者向けのガンプラをいくつか紹介してきましたが、今回はMG(マスターグレード)という中級者向けのシリーズから最新作の「MG 1/100 V2ガンダム Ver.Ka」を紹介します。「V2ガンダム」とは、1993年、平成になって初めてテレビ放映されたガンダム作品『機動戦士Vガンダム』に登場するモビルスーツで、2010年に行われたMG化希望アンケートで堂々の1位となった機体です。それから5年の時を経て、昨年末ついに発売となりました。しかも、実現が難しいといわれてきた3機体による変形機能と美しいプロポーションの両立を成し遂げたすばらしいキットとなっております。

1/100サイズのMGシリーズにV2が登場!

1/100サイズのMGシリーズにV2が登場!

さすがMG。ランナーはなんと12枚!

さすがMG。ランナーはなんと12枚!

MGは1/100サイズで展開するガンプラのシリーズで、可動領域の広さやディテールの細かさ、プロポーションの美しさを誇るシリーズです。価格も3,000円以上するものがほとんどで、HGでガンプラに慣れたユーザーを次のステップに導いてくれる良質なシリーズとなっています。そんな中、待望のMG化となった「V2ガンダム」ですが、劇中で表現されていた3機体による変形が特徴になっています。HGシリーズではその変形機能は省略されていたので、今回が初の完全変形機能を搭載したガンプラとなっていますよ。またMGだけあって、可動領域の広さとスムーズさ、パーツの色分けもていねいに作られています。

パーツが多く、組み立てるのが難しいと思われがちですが、腕パーツ、足パーツなど同じものを2個作ることになるので、一度慣れてしまうとスムーズに組み立てられますよ。また、ランナーには番号が大きく表示されているので、老眼の皆さまにもやさしい商品となっております! 年に数体ガンプラを組み立てる筆者の場合、素組みに4〜5時間ほどかかりました。1日1時間程度の作業でしたよ。普通、ガンプラを組み立てる時は1つの機体が完成するように組み進めていきますが、V2ガンダムは3機体が合体して1つの機体になる仕組みなので、3つの機体をそれぞれ組み立てる作業になります。顔や胸の部分となるV2コア・ファイター。胴周りと腕の部分となるトップ・リム。腰、足の部分となるボトム・ファイターの3機体です。トップ・リムやボトム・ファイターにはそれぞれV2コア・ファイターを合体させることができ、劇中でも登場したV2トップ・リム、V2ボトム・ファイターにすることもできます。V2コア・ファイターが2機完成できるので両方の形態で飾ることもできますよ。まずはその形態でご紹介します。

2機のV2コア・ファイターとトップ・リム、ボトム・ファイターが完成しました

2機のV2コア・ファイターとトップ・リム、ボトム・ファイターが完成しました

V2コア・ファイターとトップ・リムを合体させてV2トップ・リム形態に。同様にボトム・ファイターと合体させてV2ボトム・ファイター形態にもできます

V2コア・ファイターとトップ・リムを合体させてV2トップ・リム形態に。同様にボトム・ファイターと合体させてV2ボトム・ファイター形態にもできます

説明書どおりに組み立てていくとガンダム形態が完成するのですが、先述どおり3つの機体に分けてバラしてあります。ここから変形して合体させていきますよ。ただ、この合体作業中は意外と小さなパーツがポロポロと取れるんです。接着剤を使わないスナップキットだけに、はめるのは簡単なのですが、意外とストレスがたまるので、瞬間接着剤などで細かいパーツを接着してもいいかもしれません。まずはV2コア・ファイターから変形させていきます。

本体後部からガンダムヘッドを手前に引き出します。V2コア・ファイターの先端を折り曲げて…これで変形終了。後ほど本体と合体させます

本体後部からガンダムヘッドを手前に引き出します。V2コア・ファイターの先端を折り曲げて…これで変形終了。後ほど本体と合体させます

続いてトップ・リムとボトム・ファイターを変形させます。それぞれ腕と足となる部分をぐるっと回転させてるのですが、腰のアーマー部分などのパーツが取れやすいので注意が必要です。トップ・リムとボトム・ファイターの変形が終わったら、2つを合体させます。ここに先程のコア・ファイター変形パーツを合体させます。細かいパーツは取れやすいのですが、本体の合体に関してはかなりしっかりと接合します。これすごかったです。胸の部分と腰の部分がしっかりハマるので、合体してガンダム状態になると、可動させても合体部分はしっかりと固定されていました。さすが最新技術! 合体とプロポーションの両立を成功させています。ただ先述のとおり細かいパーツが外れたりするので、合体完成までに要した時間は10分ほど。なかなかの作業です!!

腕を180度回転させて肩を横に展開。腰アーマーを戻して胸部分完成です

腕を180度回転させて肩を横に展開。腰アーマーを戻して胸部分完成です

ボトム・ファイターは股関節パーツを合体させて、胸のダクトパーツを正面に向ければ…下半身部分が完成です

ボトム・ファイターは股関節パーツを合体させて、胸のダクトパーツを正面に向ければ…下半身部分が完成です

この3つを合体させて完成です。しっかりとハマるので気持ちいいです!素組みですが、色分けも完璧です

この3つを合体させて完成です。しっかりとハマるので気持ちいいです!素組みですが、色分けも完璧です

V2ガンダム合体変形終了です。少し時間がかかりますが、劇中同様の変形をして合体してくれるのでこれはうれしいですね。特にコア・ファイター先端部分の折り曲げと、胸パーツとの合体部分はかなりしっかり決まるので楽しいです。ただ、個人的には股関節の部分のパーツが外れやすく、ガンダム形態にした後も足を開くとポロっと取れやすかったので、セメダインBBXという剥がせるタイプの瞬間接着剤で固定してしまいました。これはプラモデルにも使えるので便利です。

うしろから。特徴的な2本のスラスターは下部が可動して開きます。“V”の部分のラインがとても美しく再現されています

うしろから。特徴的な2本のスラスターは下部が可動して開きます。“V”の部分のラインがとても美しく再現されています

合体してしまえば、本体パーツのポロリはほとんどなく、スムーズに可動します。V2ガンダム最大の特徴ともいえる大きなVの字のスラスターも細かく可動します。発売元のバンダイの専用サイトで別途販売中のエフェクトパーツを取り付けると、劇中で表現されたVの翼状態を再現可能ですよ。武装はビームライフルとビームシールド、ビームサーベルが付属。ライフルはグレネードランチャーを換装できるようになっています。さらに「Ver.Ka」モデルの最大の特徴は、水転写式のデカールが山盛り入っているところです。この「V2ガンダム」でもおよそ110種類の水転写式デカールが付属していました。筆者も1つひとつ頑張って貼ってみましたが、このシール貼りの作業だけで合計時間8時間以上を費やしております! いや実に大変な作業でした。でもやはりシールを貼ると、ディテールアップされてより格好よくなると思いますよ! 別売りのアクションベースを使えばより格好よいポーズで決まります!

ライフルは手首パーツを交換して持たせることができます。肘のビームサーベル収納パーツにビームシールドを展開できます

ライフルは手首パーツを交換して持たせることができます。肘のビームサーベル収納パーツにビームシールドを展開できます

別売りのアクションベースを使えば浮遊ポーズもつけられます

別売りのアクションベースを使えば浮遊ポーズもつけられます

MGの初代ガンダムと比較。設定どおり、同スケールながら頭1つ小さいサイズです

MGの初代ガンダムと比較。設定どおり、同スケールながら頭1つ小さいサイズです

マッシー

マッシー

「月刊PCエンジン」誌で編集ライターデビュー。「64DREAM」誌デスクを経て前職はXbox 広報のゲーム漬け人生。猫とガンプラとaqoursが存在理由のホビー担当。

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2017.11.21 更新
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