こんにちは、べっぷおんせんです。今回ネットで偶然出会って一目惚れしてしまった、ものすごく愛嬌(あいきょう)のあるゼンマイ仕掛けのおもちゃをご紹介させてください。
皆さんは、これ何に見えますか? 私はトカゲのロボットをイメージしたのですが、どうやら昆虫のバッタをモチーフにして作られた作品らしいです。今まで見たことあるようで見たことない、奇妙なフォルムが最高にかわいいです。
この商品を作っているKIKKERLAND (キッカーランド)は、1992年にアメリカ のニューヨークに設立された会社。「日々の生活をより楽しめるもの」をテーマに、世界各国のデザイナーたちとともに、デザインとユーモアと機能を兼ね備えた商品を開発している会社です。ちなみにこの商品は、ブラジル・リオデジャネイロ出身のChico Bicalho(チコ・ビカルホ)という方の作品です。
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顔と触角 |
顔はバッタというよりも、魚に近い印象です。赤い針金でできた触角がチャーミングです。
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足は18本? |
大きさは手のひらサイズで、長さ約17cm(触角を入れると25cm)、幅と高さは約8cmです。足がたくさん生えているように見えますが、基本の足の数は昆虫と同じく6本で、そこから枝分かれするように3本の指? が生えており、そこも数えると合計18本になっています。この足の多さがコミカルな動きを演出してくれます。
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ネジまき部分 |
こちらは懐かしのゼンマイ仕掛けのおもちゃなので、電池などの動力は不要。真ん中の足がネジ巻きになっています。グルグル回すと「ギ・ギ・ギ・ギ」と懐かしい音が…。そろそろ動かしたいと思います。
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上:ネジまき前 下:ネジまき後 |
内部がムキ出しのスケルトンの体なので、ゼンマイ部分が目視で確認できます。巻き過ぎて壊してしまうこともないでしょう。
では動画をご覧ください。すごくかわいくて思わず笑みがこぼれますよ。
まるで生き物のような独特の動きで、多少の障害物もへっちゃらで乗り越えてくれます! 真横になったら起き上がれませんが、逆さになっても大丈夫で、動き続けるところがけなげでカワイイ。ゼンマイだけでこの動きをさせているのはすごいですよね。キッカーランドの代表的な商品で、小さな美術品とも呼ばれています。ちなみに駆動時間は約30秒でした。
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オブジェとしても最高です! |
家の中のどこに住まわそうか迷ったのですが、パソコン周りが一番しっくりしました。本当は外が一番似合うのかもしれませんが…。
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外国産らしいパッケージ |
この箱に入っていました。英語だからかもしれないですが、とてもオシャレな感じで高級感もありプレゼントにも最適かな〜とも思いました。
このほかにも、ちょっと小型の昆虫タイプでお尻から火を噴きながら走り回っているように見える「AWIKA! (アウィカ!)」、飛べないで地面をドタバタ走り回る6本足の「PINTACUDA (ピンタキューダ)」、人間がコミカルにダンスをしているようにも見える「SKIDUM (スキダム)」、ロボットがバンザイをしてはしゃぎ回っているように見える「CRANKY (クランキー)」など…多数のゼンマイ仕掛けのおもちゃが販売されています。
キモかわいい!? ゼンマイ仕掛けの動くオブジェ! ぜひあなたの目で、コミカルな動きを実際に体感してみてください。