さて、今回は懐かしのZOIDS (ゾイド)をご紹介いたします。30代後半の皆さまなら、一度は「ZOIDSほしい!」って思ったことありませんか? あのメカメカしくてギミック満載のハイテクおもちゃ! でも当時は高価でなかなか買えませんでしたよねー。持っていた友達が羨ましかったです。そんなZOIDSが今、アクションフィギュアとして発売されているのをご存じですか? メカメカしいスタイリングに最新の造形を施した超絶格好いいフィギュアとなっておりますよ。今回は2016年5月に発売されたの「ZA ハヤテライガー」をピックアップしました!
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赤い! 速い! 格好いい! 三拍子そろったフィギュアです |
今回ご紹介する「ZA ハヤテライガー」は、2005年にアニメ放映された『ゾイドジェネシス』に登場する人気機種「ムラサメライガー」のエヴォルト形態。高速戦闘に特化した真紅の機体となっております。しかしなぜハヤテライガー? 確かに一番人気の機体ではありませんし、劇中でも「速いだけ!」と敵にののしられたりした機体ですが、そこはこのフィギュアをご覧になっていただければわかります! この機体造形や色合いなどがアクションフィギュアにかなり向いているんですね。どんなところがいいのかじっくり見ていきましょう。
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正面から。頭部にコックピットがあります。尻尾は柔らかい素材で可動します |
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口も可動。全身のトゲトゲしさがアニメより増しています! |
まずはこの造形。ZOIDSならではのメカメカしいスタイルにくわえ、ライオンをモチーフにした姿の柔軟な可動が楽しめるようになっています。首や前足、うしろ足はもちろん、胴体やウイング、フィンにいたるまで細かく動くようになっています。この可動で格好いいポーズをつけられるっていうのがアクションフィギュアとして最適なんですね。とくにハヤテライガーはオリジナル形態のムラサメライガーよりも色合いのメリハリがあり、飾るだけでもサマになっているところがいいです。しかもこのトゲトゲ感! アニメで見たよりもさらにシャープになっており、かなりの迫力があります。ぶっちゃけ、いじっていると指にあたって痛いこともありますが…。
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ブレード展開! ZOIDS文字の刻印もリアルに! |
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柔軟な可動で、獣のような体勢も再現できます |
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完全な寝そべりポーズもとれます |
これまでのZOIDSと同じように、このハヤテライガーもオリジナルのタカラトミーから、いわゆる電池で駆動するタイプのおもちゃが発売されておりました。ZOIDSのおもちゃの魅力は確かに、メカメカしいところと歩かせて楽しめることなのですが、アニメで活躍するようなポージングはできませんでした。今回アクションフィギュアという可動フィギュアになったことで、獣のようなポージングや劇中での活躍シーンを再現でき、アニメから入ったZOIDS好きにはたまらない仕様になっています。別売りのスタンドなどを使えば、立ち姿やアクションシーンなども再現できるので、ぜひ格好よく飾ってほしいですね。
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スタンドを使ってポージング |
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ディバイダー展開! 攻撃ポーズを! |
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オリジナルのおもちゃではできなかった低姿勢でのポージング |
ZOIDSというシリーズは、獣+メカという男子心をくすぐる設定と、おもちゃ発の展開で世界観を構築し、後にアニメでその世界観を広げるという手法も魅力的でした。時代は流れてもこのようにまたアクションフィギュアとして当時のシリーズを再現してくれるというのは、いい年こいたおっさん世代にはたまりませんね! この「ZAアクションフィギュアシリーズ」では、オリジナルの「ムラサメライガー」はもちろん、もう1つのエヴォルト機体「ムゲンライガー」もこのシリーズで発売されています。さらにはオリジナル『ZOIDS』の主役機、「ブレードライガー」も発売予定ということで、コレクションするのもいいかと思いますよ。ぜひあのころを思い出して、ZOIDSの新フィギュアシリーズを楽しみましょう!
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手足の柔軟な可動で細かいポージングも決まります |
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おすわりポーズなんかもできちゃったりしますよ |