秋の夜長。小学2年生の息子と一緒に親子で楽しめる工作はないかと、ネットで探していたところ、リモコン操作で動く謎の昆虫ロボットを発見! その名も、「リモコン・インセクト 昆虫(6足歩行タイプ)」。
見た感じ、難解そうなイメージがありましたが、「ギヤボックスは組み立て済み、モーターはリモコン基板に配線されているので、はめ込み、ビス止めだけで手軽に組み立てられる」とのこと。その手軽とはどの程度なのか? 多少の不安はありつつもチャレンジすることしました。
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付属品としてプラスドライバーが1本ついてました |
ではさっそく作ってみましょう。説明書には、「小学生などの低年齢児童が組み立てる際は、親がしっかり説明書を理解してから始めてください」と書かれていました。一読してみましたが、よくわかりません。子どもと同じ目線で背後から見守ることにしました。まずはリモコン部品の組み立てからスタートです。
パーツは思ったよりも細かくなく、指示どおりに組み立てるだけ。黙々と作業する息子を目の前に、筆者の仕事といえば、パーツを切り取った際に残る出っ張りをカッターナイフでなめらかにするくらい。
スイッチ基盤をビスではめ込み、単3形乾電池2個(別売り)をセットしたら「ウィ〜ン!」。スティックの位置が傾いていたため作動してしまいました!! ビックリしたけど、ちゃんと動作することがわかり少し安心。
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リモコン部分の完成です |
6本足を動かすために、右足用、左足用とモーターを2つ使います。それぞれをギヤボックスに装着したら、コードの色と位置を間違えないように配置し、ギヤボックスをボディー部分にビス止め。
次は6本足の制作です。リンクロッドという骨組みパーツの位置と足の部品を確認しながらつないで固定します。この作業は細かいうえに順序よく組み立てなくてはいけないので、息子にとっては複雑な様子。「ああ、もうヤダ。イライラする!!」と騒ぎだしたので、筆者がバトンタッチすることに。説明書によると、リモコンからの指令が中足のクランクに伝わり、さらに、リンクロッドで前後の足に伝わる仕組みだそうです。どんな動きなのでしょう。
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足が完成しました |
最後に楽しみにしていた”目”のシールを貼って完成です。上目遣いの目がかわいい! 制作時間はおよそ1時間。思ったより簡単にできました。スケルトンで中身の様子が見えるので、仕組みも理解しやすいのがいいですね。さすが、タミヤ模型です。
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目のシールを貼れば… |
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できあがりました! |
本当に6本足で動くのでしょうか? 試してみます。
前に進んでいます!
わ〜!! すごい。ちゃんと前に歩いています。ガシャ、ガシャとけたたましさもありますが、想像していたより速い移動にカメラが追いつかず、汚い足が写ってしまいました(笑)。申し訳ありません。ちなみに、リモコンの左右スティックを前に押すと前進歩行になります。次は後進にチャレンジです。
ちゃんとうしろに進んでます!
後進も前進と同じスピードで進みます。リンクロッドが細いからスムーズなのでしょうか? 次は左曲がりの様子をご覧ください。
左に曲がっています。右曲がりのときは、左スティックのみを動かします
せっかくなので、サッカーも楽しみましょう。付属品のゴールと組み立て式ボールを設置しシュートを決めてもらいます。
みごと! シュートが決まりました。パチパチパチ!!
こうなると2体用意して、サッカープレイを楽しみたくなります。リモコン操作を楽しんで終わる予定が、思わぬサッカー対決に発展しそうな今回の工作。調子にのってロボがどんどん増えていきそうな予感です。
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(回遊舎/綱川晶子)
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