さてお立ち会い! 今回は伝説のキャラクターのフィギュアを紹介できるとありまして、非常に興奮しております。だってそのお方は存在自体が伝説。そして登場したドラマそのものも伝説と化している、まさにレジェンド中のレジェンド! 早速ご紹介いたしましょう。「figma 木暮謙三」その人です!! え? 誰って? 20代30代の方だとご存じない? じゃあ俳優名ならどうでしょう? そう昭和の大スター、石原裕次郎です! ななな、なんと! この方を可動フィギュアにしてしまったのでございますよ!
figmaより「西部警察」の捜査課長こと「木暮謙三」です
まさかの裕次郎が可動フィギュアになる時代がやってまいりました。それも伝説の刑事ドラマ「西部警察」の捜査課長こと「木暮謙三」バージョンでございます。「西部警察」といえば、1979年から1984年にかけて放映されたアクション刑事ドラマです。その爆破シーンのすごさ、カーチェイス、そして特殊車両に銃火器の数々など、当時の刑事ドラマを根底から覆す、とんでもないドラマでした。そんな伝説の捜査課、通称「大門軍団」を指揮する捜査課長が石原裕次郎演じる「木暮謙三」だったのです。
ババーン! とSEをつけたくなるほど! 木暮謙三捜査課長です
渋いグラサンとグレーのスーツが決まっています
いかがでしょうか? 雰囲気よく出ていると思いませんか? 全長約15cmのフィギュアで、表情などはなかなか頑張っていると思いますよ。そして渋いグレーのツースのフィギュアというのも珍しいですし、なによりも渋いおじさまのフィギュアというだけで、とても珍しいのです。さらに付属品もかなり魅力的なんですよ。
サングラスなしの表情パーツとタバコを持った右手パーツが付属
そして大きなアタッシュケースが付属! その中身は!
なんと1億円の現ナマです!! しかも当時の聖徳太子の1万円札!
そうなんです。付属品がいいセンスなのですよ。まずはサングラスなしの表情パーツ。これはなんていうか、個人差はありますが、雰囲気だけ木暮課長という感じですかね。さらにタバコ持ちの手首に、拳銃に現金1億円入りのアタッシュケースと。いろいろと使えそうなアイテムが揃っています。指には指輪や、右手にはゴールドのブレスレットもさりげなくついていますよ。さらにさらに、木暮課長といえばあのポーズ! を再現できる、ブラインドが掛けられた課長室の背景紙がついております! これは後ほどお見せいたしますね。では小物を使って木暮課長をいろいろとポージングしていきましょう。
別途、札束も付属。課長が持つと妙に生々しいです
愛銃はリボルバー! 腰の当たりで構えるのが昭和テイストですね
西部警察ならこれくらいは持っていてもいいはず(fima「ソリッド・スネーク」より拝借)
もちろん可動フィギュアですので、思う存分動かせます。スーツ仕様のボディは干渉が少なく、手足がスムーズに可動しますよ。なので、劇中ではなかった思い切ったアクションポーズをとらせることも可能です。ただ、相変わらずfigmaは手首の交換が難しく、なかなかハマらないことも多いので、ここはぜひ改善していただきですね。それにしてもこれ、おじさまキャラ、札束、拳銃と面白い小物が多く、ネタフィギュアとしても結構楽しいことができそうなのですが、今回はあえてまじめにカッコいい木暮謙三捜査課長に限定してお送りいたします。
可動範囲も広く、アクションポーズも決めやすいです
「この金が欲しけりゃ俺を倒してみな!」 みたいな挑発ポーズも!
そしてお待たせいたしました。木暮課長といえば、この名シーン。活躍する大門軍団を陰で見守るあのシーンです。モノマネ芸人さんもこのポーズよくやりますよね。そんなポーズを再現できるように、専用の背景紙と専用の右手首が付属しています。では実際にご覧いただきましょう!
ブラインド付きの背景紙が付属しておりますので
このポーズが再現できるというわけです
いかがでしょうか? アラフォー、アラフィフ世代の皆さまにはドンピシャな商品だと思います。ただお値段はちょっと高めですね。気軽に買える値段とはいいがたいので、ここらへんはメーカーさんに頑張ってほしいところです。また発売元のトミーテックは、「トミカリミテッドヴィンテージ」シリーズで「西部警察」の特殊車両なども多く発売しております。せっかくなので、課長が出たなら、大門軍団のトップ、渡哲也演じる、大門圭介なども発売してほしいですね。
課長の渋い決めポーズでお別れです