弱い粘着力で貼ったり剥(は)がしたりすることができる“付箋紙”。のりやセロハンテープを用意しなくてもメモ用紙として一時的に文書などに貼り付けることができるいまや定番の文房具ですが、最近ではプラスαの機能を持たせたユニークなものも登場しています。
そんな中で目がとまったのは、台湾を拠点とするデザイン文具会社・MICCUDOが展開する「Here I Am」というシリーズ。現時点で11種類をラインアップしていますが、今回ご紹介するのは「01 クリップふせん」です。真ん中の切り込み部分に名刺やレシートなどの小さな紙片の角を挟み込むことができ、ノートなどに固定ができる仕様になった付箋紙です。
台湾のデザイン文具会社・MICCUDOの「Here I Am」シリーズ「01 クリップふせん」。3種類のデザイン×各15シートで1セット
デザインは三角形と四角形、円形型の3タイプ。その中から今回は三角形を選んで試してみました。32×32×45mmのサイズで、ストライプと水玉模様のデザインが3色組で、それぞれ15シートがセットになっています。
台紙から剥がして使う、三角形の付箋紙
真ん中部分に切り込み口があります
切り込み口に紙の角の部分を挟み込むことができます。付箋紙なので力を加えると剥がれやすいため、挿し込んでから貼るのがコツ!
レシート程度の小さな紙なら、対角線上の隅2か所を固定するだけでも十分貼り付けられます
「Here I Am」シリーズは、ほかにも小さなノート状になったものや、封筒型に折ることができるもの、立体タワー型でマーキングできるものなど、ユニークなギミックや機能を持ったものがラインアップ。単なるメモ用紙に終わらないアイデア付箋紙の数々に感心してしまいます。
日々のムダをとにかく省くことに執念を燃やす母ライター。好きな言葉は「時短・節約・自作」。なのに非生産的な活動にも必死になることも多々。意外にアウトドア、国際派。