重さ、持続時間、値段などを比べてみました

最強カイロ決定戦! 充電式、オイル式、使い捨て…温かさを徹底検証

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さあ、冬本番! そろそろ防寒グッズが気になってくる頃です。

毎年、テキトーに使い捨てカイロを買って使っていたんですが、「毎回捨てちゃうのはもったいないなぁ〜」と思っていて、使い捨てじゃないオイル式や充電式のカイロが気になっていました。

結局、どれが一番便利でお得なんですかね?

カイロ比較

…というわけで、3種類のカイロを用意してみました。

充電式、オイル式、使い捨てのカイロ3種を比較!

こちらの3つを比較していきたいと思います

こちらの3つを比較していきたいと思います

左が、充電式カイロ「エネウォーマー6600」。充電式カイロはメチャクチャいろんな種類が出ているので、一番バッテリー容量が大きそうな商品をチョイス。バッテリーの電力で温かくなるのはもちろん、スマホなどの充電にも使えるすぐれものです。

真ん中がオイル式カイロ「ZIPPO ハンディーウォーマー」。ライターでおなじみのZIPPO社から出ているオイル式カイロ。ZIPPOオイルを利用して温かくなるカイロです。

右が使い捨てカイロ「ホッカイロ」。ド定番の使い捨てカイロ。袋をシャカシャカ振って温かくなるアレね。

重さ

持ち歩いて使用するカイロにとって携帯性はとっても重要! まずは重さを調べてみましょう。

充電式カイロ:189g

充電式カイロ:189g

新しいiPhone8の重量が148gだということを考えると、なかなかの重さ! 確かに持つと若干ズッシリとしています。バッテリー容量が大きめなので仕方ないところか…(iPhone8のバッテリーが1821mAhなのに対し、このカイロは6600mAh)。

オイル式カイロ:75g

オイル式カイロ:75g

中にオイルを入れていない状態です。

そして使い捨てカイロ:53g

そして使い捨てカイロ:53g

まあ、だいたい予想どおりの結果ですかね。

充電式カイロは、使い捨てと比べ3倍以上の重量があるので、やはりズッシリ重くてデカく感じます。

カイロの重さを比較

スタートダッシュ

寒ーい日にはすぐにでも温まりたいので、使いはじめてから温かくなるまで、どのくらい時間がかかるのかというのは重要なポイント。

カイロの温かさは40度くらいを基準にしているそうなので、使用を開始してから40度に達するまでの時間を調べたいと思います。

温度計測には、こちらの非接触式温度計を使用しますよ!

温度計測には、こちらの非接触式温度計を使用しますよ!

レーザーポインターを当てた場所の温度が即座にわかってしまうナイスな温度計です。

まずは充電式から。スイッチを入れるとすぐに温かくなりはじめます

まずは充電式から。スイッチを入れるとすぐに温かくなりはじめます

ほいきた、約3分で一気に40.9度に

ほいきた、約3分で一気に40.9度に

続いてオイル式カイロ

続いてオイル式カイロ

こちらは使いはじめるまでに若干手間がかかります。

付属の注油カップにオイルを入れて…

付属の注油カップにオイルを入れて…

今回は注油カップ1杯分。約10ml入れます。

カイロの中に注入!

カイロの中に注入!

そして、ライターなどで数秒程度バーナーをあぶる

そして、ライターなどで数秒程度バーナーをあぶる

もちろんカイロの中で火が付いているわけではなく、あぶったときの熱でオイルを気化させて、酸化作用によって熱を出し続けるという仕組み…。よくわからなくても、そういうもんなんです!

バーナーにフタを当ててみて、水蒸気でくもったら準備オッケーです

バーナーにフタを当ててみて、水蒸気でくもったら準備オッケーです

メッチャ熱くなるので、付属のケースに入れた状態で使用しましょう

メッチャ熱くなるので、付属のケースに入れた状態で使用しましょう

しかし、ケースごしだと意外と温まるのが遅く、29分かかってようやく40.2度に

しかし、ケースごしだと意外と温まるのが遅く、29分かかってようやく40.2度に

最後に使い捨てカイロを

最後に使い捨てカイロを

普通にシャカシャカ振って…

普通にシャカシャカ振って…

酸素と反応して温かくなるため、むき出しだと持続時間が短くなってしまうということなんで、薄手の布に包んで使用します

ほい、約11分で40.2度に

ほい、約11分で40.2度に

温度の推移グラフ

こう見ると充電式のスタートダッシュが際立っています。しかしオイル式カイロの場合、ケースの中は触れないくらい熱くなっているので、付属のもの以外のもっと薄手のケースを使えば結果は変わってくるかもしれません。

持続時間

さて、最も重要なのは、どれくらいの時間温かい状態をキープできるのかです。

カイロを1時間放置

この状態で放置して1時間ごとに温度を計測。40度を下回った時点で終了とします。

最初に力尽きたのは充電式。11時間目に25.7度まで下がってしまいました

最初に力尽きたのは充電式。11時間目に25.7度まで下がってしまいました

続いてオイル式カイロがお亡くなりに…。15時間目で28.8度に

続いてオイル式カイロがお亡くなりに…。15時間目で28.8度に

最後まで粘ったのが使い捨てカイロ。16時間目で37.4度になりました

最後まで粘ったのが使い捨てカイロ。16時間目で37.4度になりました

カイロの温度推移2

どれも、割と安定した温度を保っているものの、充電式・オイル式は、あるタイミングでガクーンと温度が下がってしまいました。電力・オイルが切れた段階で「おしまい!」ということなんでしょう。

一方、使い捨てカイロのほうは40度を切った後も温度の下がり方はゆるやかで、この後もしばらく、ある程度の温度を保っているようでした。もしかしたら、振ったりもんだりすると、もっと時間は延びるのかもしれません。

まあ、すべて10時間以上は温かさを持続できているので、どれを選んでも1日の外出に使う分には困らないんじゃないでしょうか。

ランニングコスト

最後にお金! 1回使用するのに、いくらくらいお金がかかるのか?

・使い捨てカイロ…30個入りのものが約850円(参考価格)。1回あたり約28円です。

・オイル式…消耗品であるZIPPOオイルが355ml入りで約630円(参考価格)。1回10ml使用すると、35回分で約18円。

・充電式…6600mAhのバッテリーを満充電する電気代を考えると、USBのアダプターの性能やその時々の電気代によってかなり変わってきますが、1回の充電で約1円。

ランニングコストは充電式が圧倒的に安いですね。オイル式、使い捨ては使いはじめたら途中で止めることはできませんが、充電式ならば必要ないときにスイッチを切って電力を節約することもできます。

カイロのコストパフォーマンス

ボク的には充電式をおすすめ!

…ということで今回の検証の結果、ボク的には、使い方が簡単、スイッチを入れればすぐに温かくなること、ランニングコストの面などから、充電式をおすすめしたいと思います!

カイロのサイズ

若干デカイのと、充電しておくのを忘れるとまったく役にも立たないという欠点はありますが…。

ポケットによっては、だいぶもっこり感が出ちゃうけどね

ポケットによっては、だいぶもっこり感が出ちゃうけどね

しかしどのカイロもそれぞれ特徴があるので、用途や好みによって使い分けるのがいいかもしれませんね。この冬はカイロをうまく使って温かく過ごしましょう!

北村ヂン

北村ヂン

藤子・F・不二雄先生に憧れすぎているライター&イラストレーター。「デイリーポータルZ」「サイゾー」「エキサイトレビュー」他で連載中。

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2017.12.6 更新
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