こんにちは、ペパーミントです! みなさん、朝食はごはん派ですか? パン派ですか? はたまたシリアル派?
私にとって朝食の定番といえばトーストなのですが、トーストを食べるとき、地味に嫌だな〜と感じていることがあります。それは、お皿に置いたトーストの裏側がどんどんしっとり湿ってきてしまうこと。焼きたての「パリッ」「サクッ」とした食感をできるだけ長く楽しみたいものですよね。
パン派のみなさんなら共感してくれるであろうこの悩み。これを解決してくれそうなお皿を見つけたんです!
MARNA (マーナ)の「エコカラット トースト皿」です。
見た目は上質な陶器…といった感じでしょうか。語彙力がなくて申し訳ないですが、触った感じは「ザラザラ」としています。ちょうどトーストよりひと回り大きいくらいのサイズ。
なんとこのお皿は、トーストの蒸気を吸って、パリッとした食感を保ってくれるんだとか。本当でしょうか?
本当にトーストの食感をパリッと保ってくれるのか、トーストを2枚同時に焼いて、エコカラット トースト皿と普通のお皿にそれぞれ15分放置して比較してみたいと思います。
食パンとバターを準備しました
左がエコカラット トースト皿、右が普段使っている陶器のお皿
さっそくパンを焼いていきましょう。
2枚同時に焼きます。4〜5分後、ピーピーという音とともにトーストの香ばしいにおいが……
焼けました!
では、それぞれのお皿に1枚ずつ置いて、15分間放置してみたいと思います!
15分後……
パッと見は大きな違いはなさそうです
さて、お皿とパンはそれぞれどのように変化を遂げているでしょうか。
こちらが通常のお皿のほう。パンの裏側を確認すると、フニャっとしているのがわかりますでしょうか。触ってみると湿っています。そしてお皿には水蒸気がたまっています……! こりゃパンもフニャっとしちゃいますよね。
食べてみました
……うん、やっぱりしっとりしてるなぁ。これはこれで嫌いではないのですが、トーストの「サク感」はほぼ皆無。
こちらがエコカラット トースト皿のほう! 見た感じではパンはフニャっとしていません! 触っても、湿った感じはありませんでした。また、お皿にも水分は見当たりません。
そして実食
お! 放置した割にはサクっと感がまだありますよ! もちろん焼きたてのサクサク感には及びませんが、普通のお皿に置いたトーストに比べて、まだサックリ感を残しています! 明らかに普通のお皿に置いたときとは違いました。
これなら、例えばサラダやスープを食べている間にトーストを置いておいたり、トーストを焼いて少し放置してる間に出掛ける準備をしたりといった朝のシーンでも、パンが湿ってしまうことはありません。1日の始まりがほんの少し幸せになりそうです!
でも、どうしてこのお皿を使えばジメジメを防げるのでしょうか?
その秘密は素材にありました。商品名のエコカラット(ECOCARAT)とは、LIXILが開発した「多孔質セラミックス」と呼ばれる素材。これは、バスマットなどでおなじみの素材「珪藻土」の約5倍の吸・放湿量、かつ同等以上の吸水スピードがあるすぐれた調湿壁材で、一般的にはお部屋の壁に使用されているそう。その特性を生かした生活雑貨シリーズのひとつが、このトースト皿なんだとか。
だからトーストから出る蒸気をどんどん吸ってくれるんですね!
ただ特殊な素材なので、割れやすかったり、食器乾燥機での使用はできなかったりと、少々クセがあるため取り扱いにはご注意を。また、使用後は洗ったあとに電子レンジで加熱して、乾かす必要があります。
このエコカラットシリーズにはトースト皿以外にもいくつか種類があるんです。トースト皿を買って感心してしまったペパーミントは、別の2種類も買っちゃいました。
こちらはキッチンで使用する「エコカラット 水切りトレー」です。
とにかく乾燥が早く、通常の半分くらいの時間(いやもっと早いかも?)で食器が乾きますよ。拭く手間が省けるのもうれしい♪
そしてもうひとつは、吸湿や放湿してくれる「エコカラット ドライキーパー」。
入れておくだけで砂糖や塩の容器内を調湿し、サラサラな状態にしてくれます。いざ使おうと思ったとき、砂糖が固形化しているのは本当にイライラしちゃうんですよねぇ。それを見事に解決してくれます。コロンとしたナチュラルな石のようなデザインなのでキッチンの雰囲気を壊さないのもうれしい。
ほかにも、コップ置きや洗面所用のトレーなどがあるみたいです。ペパーミントが一番気に入ってるのはトースト皿ですが、家のいろいろな場所で役立ちそうなシリーズですね。朝食はパン派という方はもちろん、あらゆる場所のジメジメにお悩みの方は試す価値アリですよ!