我が子が4月から保育園に通いだし、少しだけ親の手から離れていったのですが、ある問題が発生しています……。
それは、汚れ問題。
先輩ママに、「保育園用のお洋服は普段の服とは別にしたほうがいい」と聞いてはいたのですが、こんなにも汚れるものとは……。
たとえ割り切っていても、汚れたお洋服を見るのは悲しいものです
この汚れに立ち向かうべく、先輩ママの話やネットの情報から、いろいろな商品を購入しては試してきました。
そして筆者がたどり着いた、最強の泥汚れ撃退グッズを今回ご紹介したいと思います!
保育園に通い始めた頃は、公園に行っても“場所見知り”をしてあまり激しく遊ぶことがなく、たとえ汚して帰って来たとしても、洗濯機に入れる前に少し手洗いしてあげれば落ちる汚れがほとんどでした。それでも落ちなければ、液体漂白剤につけてお洗濯をすればキレイになっていました。
そしてだんだんと環境に慣れて元気いっぱい遊び始めた頃、液体漂白剤を使用しても汚れが落ちなくなってきたので、 まずは漂白剤を液体から粉末に変えてみることにしました。
元々液体を使っていた理由は、洗剤もそうですが、粉末タイプってなんだか溶けにくいイメージ があったからです。筆者が一人暮らしを始めた頃は、粉末タイプのものを使用していたのですが、洋服の隙間に洗剤や漂白剤の溶け残りがあって、何度か「うわー」っとなった記憶があります。
ちょうど液体タイプがメジャーになってきた時期だったので、筆者も液体にシフトチェンジして、現在まで特に意識せずに液体タイプを使用していました。
しかし、実は液体タイプよりも粉末タイプのほうが汚れに強いとのことだったので【こちらの記事より 】、ここは思い切って変えてみることに。
「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」です
こちらは筆者がお洗濯のたびにお世話になっている「ワイドハイター EXパワー」の粉末タイプ。ドラッグストアにもよく置いてあるので、ご存じの方も多いのでは。
使い方は、水またはぬるま湯に「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」を溶かして、洗いたい衣類を30分ほどつけます。その後はよくすすぎ、洗濯機へ。生地が傷んだり、色落ちが発生したりする場合があるので、2時間以上はつけないように注意しましょう。
「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」を使用した、ビフォーアフターがこちら。
40度くらいのぬるま湯を使用すると、汚れが落ちやすくなるそうです。
一般的な漂白剤は、化学反応で汚れ・シミの色素を別のものに変え、色を消失させますが、汚れへのアプローチは限定的なんだとか。
しかしこの「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」は、独自の漂白活性化剤をプラスするとこで、布や汚れに対する吸着性が高まり、パワフルかつ効率的に汚れを落とすことができるんだそう。
なんでもっと早く粉末にしなかったんだろう。今の粉末って水でも溶け残りがないことに驚きました。さすがに真冬の水はダメかもしれませんが、ぬるま湯を使用したら汚れ落ちもしやすくなるらしいので、冬場はぬるま湯を使用すれば問題ないかと思います。
これで汚れ問題解決! と思ったのもつかの間……。
しばらくは「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」で満足していました……しかし、水遊びが始まり、砂汚れだったものが本格的な泥汚れに変貌を遂げます。
これにより、さらに真剣に泥汚れと向き合わなければならなくなった夏頃、運命的な出会いをはたしました。
アタック プロEX石けん
2018年4月に発売された花王の「アタック プロEX石けん」は、部分汚れ用の洗濯石けんです。
泥汚れに強いことをうたっていたので、購入してみました。
ママの味方「ウタマロ石けん」と迷ったのですが、「アタック プロEX石けん」は細長く、ブラシ付きケースが付属されていて使い勝手がよさそうなところに引かれました。
ケースに入れて使えるので、手がぬるぬるになる心配がありません
少し硬めのかき出しブラシはポリエチレン(プラスチック)素材。石けんは、ほんのりシトラスの香りがします
まずは、簡単に使い方をご紹介します。
汚れた衣類を適度にぬらし、石けんを汚れ部分に塗ります。反対側のブラシ部分でこすり、軽くすすぎます
この時点でだいたいキレイを実感できますが、この後洗濯機へ入れていつもどおり洗濯します。
漂白剤につけ置きだけしていたときに比べればだいぶ手間なのですが、汚れ落ちが全然違うんです!
「アタック プロEX石けん」を使用した、ビフォーアフターがこちら。
いかがでしょうか? キレイになったでしょう?
泥汚れは、センイの中で泥の粒子が凝集してしまっているため、汚れが落としにくいのだそう。この「アタック プロEX石けん」は泥高分散剤が配合されているので、センイの奥の泥汚れまで落としてくれるんですって。さらにブラシでゴシゴシすることによって、手もみ洗いでは落ちない汚れをかき出せるのが普通の石けんと違うところ。
ほうほう、確かに汚れは落ちました!
あと、気になるのはブラシでゴシゴシして生地が傷まないかどうかですが、手洗いする場合も結局は生地同士をゴシゴシするので、あまり変わらなさそう。
筆者は今のところ約3か月使用していますが、なんか生地が薄くなったなぁ……と思う服は今のところまだありません。
今後使用を続けて気になることがあれば追記したいと思います。
「アタック プロEX石けん」のすごさを伝えるべく、服だけでなく靴も洗ってみましょう。普段は、靴の汚れは専用アイテムにおまかせ! ということで、以前こちらの記事でも紹介されていたスニーカー用洗剤「JASON MARKK(ジェイソン・マーク)」を愛用しています。
洗浄液とブラシがセットになっています
こちらの洗浄力に特に不満はないのですが、せっかくなので「アタック プロEX石けん」でも靴を洗ってみようと思います。
最近購入したばかりなのであまり汚れてはいませんが、この靴を洗ってみます
洗浄力を比較してみましたので、ご覧ください。
特に注目してほしいのは、クッション部分の汚れ。
すごく微妙な違いなのですが、わかりますでしょうか? JASON MARKKで洗った靴も比較的キレイになりましたが、「アタック プロEX石けん」で洗ったものはさらにワントーン明るく仕上がっています!
実際に洗ってみての率直な感想ですが、アウトソール部分は問題なく洗えました!……が、靴には「アタック プロEX石けん」付属のブラシがやや使いにくく感じました。メッシュ部分には毛足がひっかかるし、合皮素材の部分はキズができそうで力を入れてゴシゴシするのが怖いし、靴の中の部分はブラシが届かず洗いにくく、途中でいつものJASON MARKKの付属のブラシに変えてしまいました。
靴の素材によるとは思うのですが、上履きのようなキャンバス素材の靴だったら洗いやすかったのかもしれません。靴を洗う際は、素材によってブラシを変えてみてください。
今回紹介した「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」と「アタック プロEX石けん」の2つが、泥汚れとの戦いでたどり着いた最強のアイテムです。
もしかして、この2つを一緒に使ったら汚れ問題に最強なのでは? と思った筆者。
手強い土汚れが付いた靴下を、まずは「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」につけてから「アタック プロEX石けん」でゴシゴシしてみることに。
こちらの靴下を洗ってみたいと思います
まずは、水またはぬるま湯に「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」溶かし、30分ほどつけてよくすすぎます
ほとんどキレイになっている感じです
指先あたりにまだ汚れが残っていますね。ここからさらに、「アタック プロEX石けん」を使って汚れにアプローチしていきます!
「アタック プロEX石けん」を塗り、ゴシゴシ
すると……。
ここまでキレイになりました!
並べてみると、徐々にキレイになっていく感じがわかりますでしょうか?
筆者はこの最強コンビで、今後も泥汚れと戦っていきたいと思います!
使用後は、こんな感じで立てて乾燥させることができるので、とっても便利
大人には泥汚れなんてあまり縁がないとは思いますが、子供の泥汚れは日常茶飯事です。
たくさん遊んで、たくさん運動して、がっつり汚されたお洋服や靴たちを、あきらめないでキレイにしてみませんか?