クリスマス、年末年始はパーティーをするぜ! という方も、軽減税率があるから外食よりも家で楽しめるゴージャスなデザートはないかな? と考えている方も……まず思いつくのは「ケーキ」かもしれません。しかし、最近ホールで買うとケーキも3,000円〜5,000円ほどしてしまいますよね。
そこで、今回はひと手間をかけて、調理やお菓子作りが苦手な方でもびっくりするほどカンタンに作れる「フルーツ盛り合わせ」をご提案!殿方には憧れの(いや、見慣れた?)……アレです(笑)。
ケーキよりも安く、そしてゴージャスに特別な日を彩るデザートが作れちゃいますよ!
「フルーツ盛り合わせ」といえば、華やかな女性達が接客をしてくれるお店で提供される代表的メニューのひとつです。サイズやお店にもよるようですが、お値段はなんと1万円からが相場、ときには2〜3万円となるものもあるとか……。
そこで今回は、スーパーで売っているフルーツと、価格.comなど通販で購入できるアイテムを使って5,000円以内での「フルーツ盛り合わせ」制作にチャレンジしてみます! ちなみに筆者は、調理が大の苦手で包丁さばきなどにはまったく自信がありません。がしかし、夜のお店で出てくるあの「フルーツ盛り合わせ」特有の華やかさは再現できるのでしょうか? 職人技がなくても可能なのでしょうか…?
スーパーでフルーツ数種類を調達
まずはスーパーでフルーツを購入。「フルーツ盛り合わせ」と言えばなんとなくイメージ的に「メロン」は定番な気がしましたが、手のひらサイズでも980円とお家で再現するには高すぎたので、今回はメロンの代わりにリーズナブルなマンゴーで代用です(しかしのちにこの選択が苦労を呼ぶ……)。
フルーツの総額は2,310円でした。
続いては使用する道具です。包丁はもちろん使用するのですが、「フルーツ盛り合わせには職人技がいるのでは」と不安な筆者は今回、強力な味方となるアイテムを召喚しました。
凝ったカットがいともカンタンにできてしまう果物用カッターを3種類用意しました
まずは、「フルーツ くり抜きに楽しい道具 フルーツデコレーター」
飾り包丁を入れたかのように果肉を切ってくれるアイテム
続いて、「フルベジ キウイカッター&ミニ FV-628」
カンタンかつきれいにキウイを切るアイテム
最後に、「フルーツカッター 半月切 カット ギザ刃フルーツカッター」です!
フルーツをカンタンかつ見目麗しく等分に切ってくれるアイテム
そして、盛り付ける容器は自宅にあった細長いグラスと、白いお皿を使用します。なんとなく立体感が大事な気がしたので、筒状のグラスは活躍してくれそうです。
立体的かつ美的に盛り付けるのに必要な気がしました
それでは早速制作を開始しましょう!
まずは、一番華やかさを演出してくれそうなパイナップルから。器として使用できそうなので……。
「フルーツデコレーター」で半分に切りつつ、ギザギザの切り口を作ります。パイナップルの皮って切ったことないけど硬そう……怖い……
しかし、おそるべし「フルーツデコレーター」! ぐさぐさ刺していくだけでそこまで力は不要! カンタンにカットできました!
もうこれだけでもすごくプロっぽいですよね!
下部分の少し中をくりぬいて、土台になるように平坦にします
続いてはマンゴーです。メロンの代わりの存在として選んだマンゴーですが……実は種?芯?が想像以上に大きく、くり抜いたり、いわゆる「船型」の切り方をしたりができなかったのです……!(その前に、筆者はマンゴーを扱ったことがなかった! なぜ買ってきたのか……)
形も悪かったか?
なんとかごく少量ではありますが、「船型」っぽい感じに切り出すことに成功……? せめてもの華やかさの演出としてずらして並べてカサ増しします
続いて、キウイをカットしていきます。
カッターを入れていきます
「フルーツデコレーター」でギザギザにしてみたり……「フルベジ キウイカッター」で4等分にカットします
「フルベジ キウイカッター」を半分に切ったキウイにゆっくり差し込んで……
皮を剥がすようにゆっくり回します
そのまま引き抜くと……?
カンタンにムダなく4等分ができました! キウイって皮を剥くのが地味に大変だからこれはラク! 「フルベジ キウイカッター」はカットする部分が刃物ではないので、お子様にも安心してチャレンジしてもらえそうです!
「フルーツデコレーター」のくり抜き部分で丸く……するのはちょっとビミョーですが、なんとなく丸い……かな?
続いて、不器用でもカンタンにできる「キウイの薔薇切り」にチャレンジ!半分にカットしたキウイの底を少し切って、中をくり抜きます
実の部分は薄切りにして、皮にずらしながら並べていくと……
うーん、もっと上手な人がやるともっと薔薇っぽいんでしょうけど、それでも見栄えがいい感じじゃないですか?
続いてはオレンジ。いわゆるミカンではなく、しっかりとしたオレンジ系のほうが扱いやすそうです。
6〜8等分にして……
皮を薄く剥いて……(実から完全に切り離さないように注意!)
皮に短冊状の切込みを入れてみました。なんとなく、華やかさに貢献してくれそうな予感がします
続いてはリンゴを。
まずは半分にカット
「フルーツカッター 半月切」を出動! 真ん中の丸い部分を芯に沿って当てて……
思いっきり下に下げましょう。生のリンゴですが、想像していたよりも小さな力でカンタンにカットすることができました! 芯だけがキレイに取れるのがすごくスカッとする!(ただし、器具を洗う際に刃の部分に手が触れると切れてしまいやすいので注意)
カットできたリンゴにちょっとだけひと手間を……谷状に切込みを入れていきます
それを少しずつずらして並べると、カンタンなのに華やかに!
最後に、イチゴとぶどうですが、こちらはギザギザにしたり皮をちょっと剥いたりしただけで、ほぼ手を加えず……なので作業写真はありません。
フルーツのカットがすべて終わり、いよいよ盛り付けに参ります。
まずは土台のパイナップルと、そのほかのカットしたフルーツたちを並べていきます。大きいものから順に並べ、隙間を埋めるように小さめのものを置くとよさげ!
グラスには、イチゴとキウイ、ぶどうなどを交互に入れていき、一番上にオレンジの皮を乗せてみました
最後に、グラスを土台のパイナップルの上に乗せ、隙間をイチゴとぶどうで埋めていきます
センスが問われるのでは……? と緊張していましたが、自称センスゼロの筆者でも、華やかにカットできたフルーツたちはなんとなく並べるだけでもかなりそれっぽく見えました! すごくない!?
じゃじゃーん! できました!
ポイントは立体感を出すためにグラスを使ったことと、オレンジの皮の羽根みたいにしたのをてっぺんに持ってきたところです! 特に後者は見た目のフックになっているのではないかと自画自賛したいです。
今回かかった総額はフルーツ代、道具代合わせて合計4,858円!
ちなみに制作時間は2時間弱でした!(洗い物や片づけなども含む!)
不器用で調理の苦手な筆者でも、ここまで華やかなフルーツ盛り合わせができたので、ぜひお家に家族や友人が集まるクリスマスや年末年始に挑戦して盛り上がってくださいね!