レビュー

水なし&拭くだけ! シートタイプのスニーカークリーナー「拭くノ助」が手放せない

昔から「オシャレは足元から」と言いますよね。イイ大人になったら、素敵な靴を履くだけでなく、それをキレイにケアするのもたしなみ。四十路を迎え、カジュアルなスニーカーなんかもちゃんとお手入れすることで、足先まで上質な“大人カジュアル”を着こなす一段上のミセスになりたい筆者です。

……と言いつつ、スニーカー洗うのって面倒なんですよね……。洗剤つけてブラシでゴシゴシ擦って水で洗い流して乾かして……と考えると、「大人のたしなみなんて、なんぼのもんじゃい」と投げ出したくなります。しかし世の中を見渡してみると、最近は「水のいらないスニーカーケア」のカテゴリーが結構充実していて、便利なケア用品が増えているんですよ。きっと筆者のようなイイ大人(ただの面倒くさがり)が多いのでしょうね。色々と暮らしやすい世の中になりました。

で、そんなイイ大人代表の筆者が試した中でも、特に使えたスニーカーケア用品が、医食同源ドットコムの「拭くノ助 スニーカークリーナーシート」です。今回はぜひこれを紹介したい!

実は、泡をにじませてゴシゴシこするスティック型のスニーカークリーナーを使っていたこともあるのですが、言うほど汚れが落ちなくて、「まあ、こんなもんか」と思っていました。以来、スニーカークリーナー製品にはあまり期待しないでいたのですが、その認識を変えてくれたのが、「拭くノ助 スニーカークリーナーシート」なのです。その魅力を、大きく3つのポイントに分けて語りましょう。

【1】超手軽! シートタイプで携帯しやすい

本製品の第1の魅力は、シートタイプであることの手軽さです。1袋にシート10枚入りで、携帯用のウェットティッシュや汗吹きシートみたいな感覚で使えるんです。クリーナースプレーとブラシを用意するより断然お手軽だし、気軽にバッグに入れて持ち歩けるので、外出先でササッとスニーカーをキレイにできる使い勝手がうれしい。

ウェットティッシュみたいなパッケージで、手軽に持ち歩けるサイズ感

ウェットティッシュみたいなパッケージで、手軽に持ち歩けるサイズ感

パッケージに記載されている成分は、界面活性剤(20%、脂肪酸系/非イオン)、安定化剤(プロピレングリコール)、分洗剤(ポリエチレングリコール400)、防腐剤、蛍光増白剤、キレート剤、消泡剤、香料

パッケージに記載されている成分は、界面活性剤(20%、脂肪酸系/非イオン)、安定化剤(プロピレングリコール)、分洗剤(ポリエチレングリコール400)、防腐剤、蛍光増白剤、キレート剤、消泡剤、香料

パッケージを横から開けてみると、1袋の中にぎっちり10枚入っています

パッケージを横から開けてみると、1袋の中にぎっちり10枚入っています

シート1枚の大きさは、140(幅)×65(奥行)×215(高さ)mm。ちょうど手のひらサイズ

シート1枚の大きさは、140(幅)×65(奥行)×215(高さ)mm。ちょうど手のひらサイズ

ほかの類似製品(左)と比べてみると、シートの目が細かくて密度が高いのがわかります

ほかの類似製品(左)と比べてみると、シートの目が細かくて密度が高いのがわかります

【2】予想以上にちゃんと汚れが落ちる!

最も大事なのがココですね。

シートタイプで携帯しやすいスニーカークリーナーはほかにもたくさんあり、筆者もいくつか使ったことがありますが、そのなかでも「拭くノ助 スニーカークリーナーシート」は、かなり汚れが落ちるほうの製品だと実感しています。

ちなみに、本製品で使える素材は

・ナイロン
・ビニール
・合成皮革
・ラバーソール

使えないのは

・液がしみ込みやすい素材
・スウェードなどの起毛素材
・ヌメ革、ヘビ・ワニなどの特殊な革

と記載されています。この辺は、世の中の大方のスニーカークリーナーと同じ仕様ですね。

ではさっそく、このスニーカーをキレイにしましょう。約1年前に購入し、あまり汚れが落ちないスティック型のクリーナーでたまに気持ちゴシゴシしてた……くらいの一足です

ではさっそく、このスニーカーをキレイにしましょう。約1年前に購入し、あまり汚れが落ちないスティック型のクリーナーでたまに気持ちゴシゴシしてた……くらいの一足です

シートでスニーカーをゴシゴシこすると、細かい泡がジワっと立ってきます。そのままこすり続けると……

シートでスニーカーをゴシゴシこすると、細かい泡がジワっと立ってきます。そのままこすり続けると……

キレイ! 左がbefore、右がafter

キレイ! 左がbefore、右がafter

履きジワの中の軽い黒ずみも落ちてる!

履きジワの中の軽い黒ずみも落ちてる!

キレイになって気持ちイイ! ちなみにこの「スタンスミス」、デニム生地がかわいいな〜と購入したのですが、あとで調べたらなんとジュニアデザインでした。自分、アラフォーでジュニアデザイン履いてます!

キレイになって気持ちイイ! ちなみにこの「スタンスミス」、デニム生地がかわいいな〜と購入したのですが、あとで調べたらなんとジュニアデザインでした。自分、アラフォーでジュニアデザイン履いてます!

もちろん汚れの度合いによりますが、使用目安は1足あたりシート2枚とのこと。定期的にお手入れをしているスニーカーであれば、シート1枚だけでもササッとキレイにできそう

もちろん汚れの度合いによりますが、使用目安は1足あたりシート2枚とのこと。定期的にお手入れをしているスニーカーであれば、シート1枚だけでもササッとキレイにできそう

使用後に手がベタつくこともないですし、何よりも、シートで拭くだけでOKというのが本当に楽です。水を使わなくてよいからこそ、外出先に持っていってその場でスニーカーをケアできる手軽さを実現しているわけで。

もちろん、ちょっと頑固な汚れに対しては、「よし、やるぞ」と力を込めてゴシゴシする必要があって、1足あたりの使用目安であるシート2枚では足りないこともあるでしょう。でも、それでそれなりに汚れが落ちるのが「拭くノ助 スニーカークリーナーシート」のよいところ。いくら力を入れてゴシゴシやっても、なかなか汚れを落としてくれないクリーナーもありますからね。

なお、本製品の使い方として、スニーカーをゴシゴシしたあとは、仕上げに乾いた布などで乾拭きすることが推奨されています。ただ筆者が使った感じ、外出先でササッとゴシゴシして、そのまま乾拭きしないときも多々ありましたが、特に問題なかったです。そういう手軽な使い方ができるのもうれしい。

別のスニーカーもやってみました。言うまでもなく、写真向かって左側が「拭くノ助  スニーカークリーナーシート」で拭いた後、右側が拭く前です

別のスニーカーもやってみました。言うまでもなく、写真向かって左側が「拭くノ助 スニーカークリーナーシート」で拭いた後、右側が拭く前です

こっちも気持ちイイ! 深く張り付いたシミや黄ばみはさすがに落ちにくいですが、蓄積された砂汚れのようなものは結構落ちる印象です

こっちも気持ちイイ! 深く張り付いたシミや黄ばみはさすがに落ちにくいですが、蓄積された砂汚れのようなものは結構落ちる印象です

本製品はスウェード素材には使えませんが、写真のように素材が混合しているスニーカーの場合、スウェード素材以外の部分を拭くだけでもかなりキレイになります

本製品はスウェード素材には使えませんが、写真のように素材が混合しているスニーカーの場合、スウェード素材以外の部分を拭くだけでもかなりキレイになります

【3】1枚13〜18円と安い!

もうひとつ、大事なのが価格です。シートタイプのスニーカークリーナーって、割と価格がピンキリで、まあまあ高いものもあります。そんななか、「拭くノ助 スニーカークリーナーシート」のメーカー希望小売価格は、10枚入り×3セット(30枚入り)で550円(税込)。なお、価格.comでの最安価格はなんと同369円です!(2024年8月9日時点)。「この汚れ落ち性能でこの値段なら、『拭くノ助』買うわ!」となるわけです。まとめると、

・シートタイプであること
・汚れがよく落ちて水で流さなくてよいこと
・価格が安いこと

このトータルの力により、「拭くノ助」マジ強い。

そしてうれしいのは、「スニーカーがもし汚れても、『拭くノ助』がある」という心強さを得られること。スニーカーを購入するときや履いて出かけるときに、この心強さのおかげでより楽しめる感じがします。足先まで手入れの行き届いた上質カジュアルをたしなむイイ大人なら、絶対バッグに忍ばせておきたいアイテムです。

さあ、バッグに入れてお出かけしましょう

さあ、バッグに入れてお出かけしましょう

ちなみにECサイトだと、1度にもっとたくさん買えます。筆者が購入したときは、30枚入りパッケージ×4セット(120枚入り)が2,200円(税込)で売っていました

ちなみにECサイトだと、1度にもっとたくさん買えます。筆者が購入したときは、30枚入りパッケージ×4セット(120枚入り)が2,200円(税込)で売っていました

杉浦みな子
Writer
杉浦みな子
1983年生まれ・たまに絵も描くライター。価格.comマガジン編集部やオーディオ・ビジュアル専門サイトの編集/記者/ライター職を経て、2023年に独立。コンシューマーエレクトロニクスから「ムー」までを網羅し、各種媒体でAV機器・家電のレビューやオカルト映画のコラムを執筆中。読書と音楽&映画鑑賞が好きで、自称:事件ルポ評論家のオタク系ミーハーです。
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牧野裕幸(編集部)
Editor
牧野裕幸(編集部)
アイテム情報誌「GetNavi」や映像エンタメ情報誌「DVD&Blu-rayでーた」(当時)の編集者を経て「価格.comマガジン」へ。スティック&ロボット掃除機、コーヒーメーカー、扇風機、電動歯ブラシ、電気ケトルなどの白物家電のほか、AV機器や加熱式タバコを担当しています。LOVE, LINKIN PARK.
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