台風の時期、カバンの中までぐっしょり濡れてしまい、大事なメモの内容をうっかりにじませたり、破いてしまったりした経験のある方もいらっしゃるかと思います。水に濡れたら、よれたり、破れたりするのが常のメモ紙が、もし耐水だったら……。実は世の中には耐水紙で作られたメモやノートが存在します。
アウトドアやサバイバルでの使用を想定されているため、その強度は折り紙つき。
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鉛筆・シャープペンなら濡れてからでも書けるのがうれしい |
ちょっとこんな実験をしてみました。
ちぎったメモに油性ペンでメッセージを書いて、水につける……普通の紙なら紙自体に水が染み込み、よれたり破れたりするはずなのですが……
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水に流してくれといっても耐水なので無理でした |
と、まぁ冗談はさておき、災害が起きた時に自分の居場所(避難場所)を知らせるのに有効な手段として、貼り紙があります。しかし、普通の紙で貼ったのでは、雨が降ったら読めなくなっておしまいですが、耐水ペーパーなら長持ち。自宅を訪れた知り合いに安否を知らせることができますね。
(回遊舎/番場由紀江)