今年の春は、昨年以上の花粉が飛散して、鼻がムズムズして不快な方も多いかと思います。私も、2月中旬頃から早くも鼻炎がひどくなってしまい、マスクをして外出したりアレルギー薬を飲んでも、なかなか鼻炎がスッキリとしなかったので、「ハナクリーン」という、鼻腔を温水で洗浄するための器具を購入してみました。
「鼻を洗浄」というと、プールで泳いでいる時に鼻の奥に水が入ってしまい、ツーンと涙目になった経験を思い出す方も多いでしょう。普通の水を鼻に入れてしまうと、苦しくて洗浄どころではなくなりますが、0.9%の塩分濃度の水ならば、体液と同じ浸透圧になるため、鼻に入ってもツーンとすることなく快適に洗浄できます。
「ハナクリーン」には、0.9%の塩分濃度にするための洗浄剤が30包付属しています。容器の目盛りにしたがって300mlの水を入れ、そこに洗浄剤を1包溶かせば、ちょうどいい0.9%の塩分濃度になります。もし洗浄剤を使い切っても別売りされていますし、自分で300mlの水に食塩を3グラム弱混ぜて、塩分濃度が0.9%になるよう調整するのもいいでしょう。
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洗浄剤は30包付属します。1回につき1包、お湯に加えて混ぜるだけで、ツーンとしない塩分濃度0.9%の洗浄液が作れます |
また、洗浄水の温度を、体温に近い40度前後にすると、より快適に洗浄できます。まず容器に水道水を「200」の目盛りまで入れて、その後90度くらいのポットのお湯を「300」の目盛りまで加えると、適温の40度前後になるように設計されています。
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本体の容器内には温度計がついています。ちょっと見にくいですが「42」の部分がうっすらと緑色になっていて、適温だと分かります |
最初に鼻へ水が入った時、ほんの一瞬だけ違和感を覚えますが、その後は順調に鼻を洗浄できて、特に息苦しさもありません。洗浄が終わったら、軽く鼻をかんで洗浄水を出します。ただ、鼻の奥に入った洗浄水が完全に抜けきるまでは少し時間がかかり、例えばふと下を向いた時に出てきたりするので、洗浄してからしばらくの間は、近くにティッシュを用意しておくといいでしょう。
外出先から帰宅した時などに洗浄すれば、鼻の奥からスッキリとして、少なくとも自宅にいる間は快適に過ごせています。これはもう手放せません。
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