田舎や家庭菜園をしているお家へ行くと、玉ねぎやにんにくが吊るしてあったりしますよね。どうしてだか理由をご存じですか?
実は、ああやって乾燥させることで玉ねぎやにんにくの水分をほどよく飛ばし、カビの繁殖を防いでいるのです。風通しがいい日影に置くことが大事で、野菜の発芽を遅らせることにも繋がります。これにより、1シーズン以上の長期保存が可能になるとか。でも、集合住宅や住宅地のベランダでそのまま吊るすのには「ちょっと…」って思いますよね。そんな方に室内でも使えるおしゃれで機能的なベジバッグをご紹介します。
![]() |
種類はガーリック・オニオン・ポテトの3種類。今回はオニオンとガーリックを購入しました |
![]() |
取り出しやすいように、サイドにファスナーが付いています。また、遮光のために黒い布に覆われていました |
天然素材のなかでも湿度の発散性が高い麻素材でできており、しかも遮光性を高めるために袋の中は黒い布に覆われています。確かに、この袋に入れるだけで「風通し」「日影」の両方をクリアできるという訳です。しかし、本当に長期間の保存が可能なのでしょうか?
今回は実験も兼ねて、袋に入れた野菜と、入れなかった野菜を比べてみることにしました。
![]() |
右が袋に入れておいたガーリックとオニオン、左は袋に入れていなかったもの。入れていなかった方のものは芽が伸びていたり、皮がくすんでいたりしています |
![]() |
なんといっても見た目がかわいい! |
だいたい1ケ月くらい放置していたのですが、袋に入れることで、少しは効果があったようです。効果がなくとも、見た目もおしゃれですので袋に入れてキッチンに吊るしておけば、場所も取らずかなり実用的かと思います。玉ねぎやジャガイモなどまとめ買いし過ぎた時にぜひこれで長期保存したいものです。