新学期がはじまる4月、桜の花びらがハラハラと散り始めるのを見ると、学年が1つ上がった教室に、心機一転新しい教科書とノートや鉛筆を用意して、心を躍らせていた小学生の頃を思い出します。ノートは最後のページまで書ききればそれで使い納めとなりますが、鉛筆の使い納めは見極めるのが難しいですよね。
筆者も仕事上、いまだ鉛筆を使うことが多々ありますが、短くて書きづらくなってしまった鉛筆は、引き出しの中へしまったまま、存在すら忘れておりました。しかし、先日文房具屋さんでおしゃれなペンシルホルダー(鉛筆補助軸)と出会ってしまったのであります。それがこれ! ドイツで創業200年も続く老舗リラ社が作る木製のペンシルホルダーです。
最近のペンシルホルダーといえば金属製のものがほとんどですが、リラ社のそれは昔ながらの木軸なところが高ポイント。短くなった鉛筆がまた買った当時と同じ長さに戻ったような持ち味になり、短くて書きにくくなってきた鉛筆も、このペンシルホルダーを使えば最後の最後まで使いきることができるエコアイテムです。あなたも引き出しの中の短くて出番の減った鉛筆を、このペンシルホルダーを使って1軍に復帰させてあげてください。
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ペンシルホルダーが1つあれば、どんな鉛筆にも活用できるので、自分のお気に入りを手元に置いておきたいですね |
(回遊舎/柏崎招子)