アイスコーヒーにアイスティー、冷たいものばかり飲んでは体によくないと思いつつも、夏は冷たい飲み物をつい飲んでしまいます。しかし、氷をたくさん入れて冷やしても、その氷が溶けると飲み物の味も香りも薄くなってしまいます。どうしたら味や香りを損なわず、冷たいまま飲めるのかと考えていたところ、まるで魔法のように溶けない氷「石のアイスキューブ」を発見したので、ご紹介しちゃいます。
この「石のアイスキューブ」、素材は約2億年もの間フィンランド・カトレア山脈の深層で、地殻変動が繰り返されて生まれた天然石のソープストーン。蓄熱製が高く、急激な温度変化にも影響されないすぐれた耐久性を持っているので、世界中で暖炉などに使われている石だそうです。
使い方はとても簡単。さっと水で濡らしてから冷凍庫で冷やし、真っ白な霜がついたままグラスに入れるだけ。もちろん繰り返し使えるので、使用後は洗ってまた冷凍庫に入れておけばOK。冷やせば保冷剤になり、温めれば保温剤にもなります。
飲み物本来の味や香りを損なわず、最後までゆっくり味わえるので、オンザロックでウイスキーに焼酎、フレッシュジュースなど味にこだわりたい人に、ぜひ試したもらいたいアイテムです。
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冷凍庫から出したばかり。写真では分かりづらいですが、触ってみると冷え冷えです |
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グラスに氷ではなく石なのでちょっと違和感 |
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飲み干した後。洗って再度冷凍庫に入れれば繰り返し何度も、半永久的に使えるそうです |
(回遊舎/柏崎招子)