日本人の食文化の象徴といえば、そう“お米”です。自炊をする家庭なら必ずあるお米。筆者は今まで、プラスチック製の米びつで保管していましたが、長期保存していたせいか虫が…。いや、これはホントにショック…。そろそろ新米の季節ということもあって、今回“虫がつきにくい”米びつの購入を決意しました。
桐製のシンプルな形の米びつ。なんでも、桐自体が持つ自然成分に防腐・防虫作用があるんだとか。また、繊維が多孔性のため、湿度が一定に保たれるそうです。湿度の高い日本の環境には、まさにうってつけの素材。
容量は5kgと10kgの2種類がラインアップ。筆者が買ったのは10kg用です。幅300×奥行き240×高さ270mmとやや大きめですが、多孔性のため、重さは1kgちょっとと軽量。片手で持ってもへっちゃらなんです。
また、蓋の開け閉めが非常にしやすいのも特徴。スッーと引いて、サッーと閉める。この動作が、まぁ、カッコよくキマまります。なんだかおしゃれじゃありませんか?
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スッーと引いて…、サッーと閉める |
おしゃれなだけじゃなくて、もちろん使い勝手も抜群。間口が広いので、お米の出し入れもラク。同じ桐材でできた、1合升が付属しているのもうれしいです。
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2kg分のお米を入れるとこんな感じ。10kg入るタイプなので、まだまだ余裕です |
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同じ素材の1合升も付属 |
蓋全体を取り外すこともできるので、お米の詰め替えやお手入れもラクにできます。よく、好きな分量のボタンを押すと「シャー!」っと米が落ちてくるタイプの米櫃を使っているご家庭を見ますが、あれ、掃除したことありますか? お手入れがかなり難しそうですし、中がどうなってるかも見えないのでちょっと怖いですよね。でもこれなら中がはっきり見えますし、お掃除も簡単です。
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蓋全体が取り外せるので、お米の出し入れがラク |
まだ使い始めて間もないので、本当に虫がつきにくいかどうかは実感できていませんが、今のところいらっしゃっていないようです。その効果も楽しみですが、昔ながらの米びつからお米を取り出すのは毎日ちょっとうきうきしちゃいますよ。日本の気候に合った、機能美あふれる「東屋の米櫃」の美しさをあなたも堪能してみませんか?