「代表的な家事は?」といわれて思いつくのは、掃除、料理、洗濯、買物といったところでしょうか。どの家事が一番大変なのかは人によって違うと思いますが、筆者の場合は洗濯が一番大変です。掃除は掃除機をちゃちゃっとかけるだけですし、食事は調理済みの総菜や外食が多い筆者。しかし洗濯は、洗濯機をまわす→洗濯物を干す→取りこむ→たたむ→収納する、とこれらをすべてこなさなければなりません。もちろん、クリーニング屋にお願いするという方法もありますが、いかんせんお金がかかります。そこで、少しでも洗濯にかかる負担を軽減したいと思い、こんなものを購入してみました。
筆者が購入したのは、Image Craft株式会社の「いちどにありがとう32」という洗濯物干しハンガー。ポイントは、特許出願中の「ありがとうCLIP」。従来の洗濯ばさみとは大きく異なる、特殊形状のクリップです。これまでの洗濯ばさみでは、はさみをひとつずつ開いて留め具の部分に洗濯物をはさんで固定し、洗濯物を取り外すときも、ひとつずつ開いては同じ作業を繰り返す必要がありました。しかし、「いちどにありがとう32」なら片手でらくらく洗濯物が干せちゃいます。さらにありがたいのは、1列分の洗濯物がワンタッチで取り外せること。これは便利です。
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こちらがポイントとなる特殊形状の「ありがとうCLIP」 |
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洗濯物を持ったままで開いた部分をにぎると…洗濯物が干せちゃいます。これは楽ちん♪ |
まずはここまでを動画でどうぞ
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そして、上からこのバーをにぎると… |
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洗濯物が一気に取り外せます |
こちらも動画でどうぞ
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また、フック部分にあるベルトを固定しているリングを外せば、ベルトの長さを調整できます |
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壁につり下げると、斜めになってしまっておりましたが…ベルトの長さを調整するとまっすぐにおさまりました。部屋干しの際に重宝しますね♪ |
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さらに、ハンガーを折りたたんだとき、洗濯ばさみ同士がひっかかりにくいのもグッドなポイントですぞ |
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フック部分には「ありがとうBAND」が標準搭載。このバンドが滑り止めとなって、洗濯さおにかけたときに、強風などでもずれにくくなっています |
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ちなみに、「ありがとうCLIP」は取り外すこともできます |
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メーカーのサイトをチェックすると。取り外した「ありがとうCLIP」をペンサポートとして使えば、ちょっと変わった自立するペンが完成するとのこと |
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この形状だと、手の平全体でペンサポート(クリップ)を握るようにして手を動かせます。握力が弱い方や手先の不自由な方のペンを持つ力をサポートでき、滑らすだけで文字が書けます |
洗濯物を干すための商品ながら、ここまでさまざまな工夫とアイデアが盛り込まれていることにビックリです。感動いたしました。
主に東京の湾岸エリアに生息しているが、中国、タイ、インドネシアなどでの発見情報もあり、その実態は定かではない。仲間うちでは「おっちゃん」と呼ばれることも。