話のネタになる最新ITニュースまとめ
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AMDが「Core i9」越えの高性能CPUをリリース! そしてさようなら「Windows Phone」

「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、IT業界で先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。

ついに「Windows Phone 8.1」がサポート終了へ

最初に取り上げるのはスマートフォン関連のニュース。マイクロソフトが提供しているモバイル向けOS「Windows Phone 8.1」のサポート終了が明らかになり、「Windows Phone」というモバイル向けOSがついに終わりを迎えました。

「Windows Phone 8.1」搭載のスマートフォンは今後ソフトウェアアップデートが配布されないことに(画像はマイクロソフトより)

マイクロソフトは、iPhoneのiOSやAndroidに対抗する形で2010年11月にモバイル向けOS「Windows Phone 7」をリリース。タイルスタイルの「Modern UI」や、「Office」を使用できるという特徴があり、ビジネスユースの点で大きな注目を集めました。

2012年10月にはメジャーアップデートとなる「Windows Phone 8」が登場。大幅に機能が一新されましたが、「Windows NT」アーキテクチャをベースとしたため「Windows Phone 7」からはアップデート不可能という仕様。既存ユーザーは、「Windows Phone 8」を使用するのにスマートフォンを買い換える必要がありました。

「Windows Phone 8」のリリースから2年後に大型アップデートとなる「Windows Phone 8.1」が登場。パーソナルアシスタントの「Cortana」を搭載し、ホーム画面の背景設定やアクションセンターの変更、「ユニバーサルWindowsアプリ」への対応など、さまざまな新機能を追加し、ようやくiOSやAndroidと並ぶほどのOSに進化しました。

しかし、2015年11月には後継OSとなる「Windows 10 Mobile」がリリース。デスクトップ版Windows 10とプラットフォームを完全に統一し、デスクトップ向けのアプリでもスマートフォン上で利用できるので、モバイル向けOSとしての「Windows Phone」とは一線を画すものとなっています。

今回のサポート終了により、「Windows Phone 8.1」は今後ソフトウェアアップデートが配布されません。日本で発売されている「Windows Phone 8.1」搭載のスマートフォンには、マウスコンピューターの「MADOSMA Q501」などがあります。マイクロソフトは「Windows Phone 8.1」から「Windows 10 Mobile」への無償アップグレードを提供しているので、ユーザーはなるべく早めにアップデートしたほうがよさそうです。

使用中のスマートフォンが無償アップグレードに対応しているかどうかは以下のURLから確認できます。

Windows 8.1 Mobile デバイス 向け Windows 10 アップグレードとアップデート | Microsoft

ソース:マイクロソフト

GoogleドライブでPCのデータを自動バックアップすることが可能に

GoogleがPCに保存したデータをクラウドストレージの「Googleドライブ」に自動でバックアップし、同期するツール「Backup and Sync」を無償公開しました。これまでもGoogleドライブにPC内のファイルを“手動”で保存することは可能でしたが、これからは設定しておけば放っておいてもバックアップしてくれるようになり、新しいバックアップのツールとして注目されています。

Googleがリリースした「Backup and Sync」

Googleがリリースした「Backup and Sync」

「Backup and Sync」は、Googleドライブへのアップロードおよび同期を管理するツール。使用しているPCにインストールし、バックアップするフォルダを指定すれば、わざわざ手動でファイルをGoogleドライブに移動させなくても、継続的に自動でバックアップしてくれます。

「Backup and Sync」の設定画面。「マイパソコン」というメニューからPC内のフォルダを選択すれば、そのフォルダをGoogleドライブに継続的にバックアップしてくれます

Web版のGoogleドライブを開くと、これまでにはなかった「パソコン」というメニューが増えており、設定したフォルダはすべてこの場所に保存。自動でサクサク同期してくれるのは大変便利です。

設定したフォルダはGoogleドライブの「パソコン」という項目内に保存されます。PCのフォルダにファイルを追加したり、削除したりすると自動で同期。また、PC側でファイルを削除してもGoogleドライブでは削除しないように設定を変更することも可能です

定期的にバックアップをとることは、データを守るために非常に重要ですが、設定していない人も少なくありません。Googleドライブなら15GBまで無料で使用できるので、手間が面倒でバックアップをしていない人は、これを気に利用してみてもよさそうです

ソース:GoogleブログGoogleドライブ

AMDからハイエンドCPU「Ryzen Threadripper」が登場。インテル「Core i9-7900X」より高性能&低価格を実現

高性能ながらも低価格を実現したCPU「Ryzen」シリーズで、インテルがほとんど独占状態だったCPU市場に旋風を巻き起こしたAMD。今度は、16コア32スレッドのハイエンド向けCPU「Ryzen Threadripper」を投入し、インテルの牙城を崩しにかかります。

「Ryzen Threadripper」は、2017年5月に開催された「COMPUTEX TAIPEI 2017」で発表されたハイエンド向けCPUで、16コア32スレッドの「Ryzen Threadripper 1950X」(ベース3.4GHz/最大4GHz)と、12コア24スレッドの「Ryzen Threadripper 1920X」(ベース3.5GHz/最大4GHz)の2モデルが登場することが明らかになりました。

12コア24スレッドの「Ryzen Threadripper 1920X」と16コア32スレッドの「Ryzen Threadripper 1950X」(画像はAMDの公式動画より)

「Ryzen Threadripper 1950X」の価格は999米ドル(約113,000円)、「Ryzen Threadripper 1920X」の価格は799米ドル(約90,000円)。AMDが公開した動画では、インテルの10コア20スレッドのハイエンドCPU「Core i9-7900X」とレンダリングテストを行った様子が収められており、両モデルともに「Core i9-7900X」より高いスコアを記録しています。

「Ryzen Threadripper 1920X」と「Core i9-7900X」のレンダリングテストの結果は、“2431”と“2136”で「Ryzen Threadripper 1920X」に軍配が上がりました。「Core i9-7900X」の価格は999米ドルですが、これよりも200米ドルほど安い「Ryzen Threadripper 1920X」のほうが高性能という結果に。なお、「Ryzen Threadripper 1950X」のスコアは“3062”で、まったく同じ価格の「Core i9-7900X」の性能を大幅に上回りました

両モデルともに2017年8月ごろに各国でリリース予定とのこと。AMDの攻勢に対して、インテルがどのように対応するかにも注目です。

ソース:AMDYouTube

NASAが木星にある巨大な渦「大赤斑」の超接写に成功

NASAの木星探査機・ジュノーが、木星にある高気圧性の巨大な渦「大赤斑」に史上最も接近して撮影に成功し、その写真を公開しました。

ジュノーにより撮影された「大赤斑」の写真(画像はNASAより)

ジュノーにより撮影された「大赤斑」の写真(画像はNASAより)

木星の表面を覆うように存在する「大赤斑」は、太陽系で最大とされる嵐の渦で、1665年に初めて観測されました。約350年以上も存在し続ける「大赤斑」ですが、その大きさは年々縮小傾向にあることが判明しています。とは言っても、渦の直径は16,000kmあり、地球ひとつを丸ごと飲み込めるほどの大きさ。この大赤斑に、木星探査機のジュノーが観測史上最も接近し、上空9000kmからの撮影に成功。画像には赤い大気の渦巻く様子が鮮明に映っています。

「大赤斑」の発生原因や詳しいメカニズムは一切不明とされていますが、主任研究員のスコット・ブラウン博士は「観測史上最もすばらしい画像を入手した。すべてのデータを分析するのには時間がかかるが、大赤斑の過去、現在、未来の姿を解明できるかもしれない」と話しています。ジュノーが木星に再接近するのは2017年9月1日とされており、さらなる謎の解明に期待がかかります。

ソース:NASA

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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