もう買った人:編集部ゴルフ部員N
冬のボーナスで……というか、冬のボーナス払いをあてにして筆者が買って使っておりますのは、ソニー謹製の超小型デジタルカメラ「RX0 II」。先般、それまで愛用していた「RX100 III」が不調をきたして買い換えを考えていた矢先、知り合いのプロカメラマンが「RX0」を首から提げてスナップを撮りまくっていたのを見たのが始まりでした。ボディの小ささと、ブログに上げていた画像の美しさに腰を抜かし、購入を決めたのです。
センサーは1インチでレンズはカールツァイス、しかし手ブレ補正もなければズームも不可。普通の人はこんなカメラを買おうとは思わないはずですが、筆者はこの、めちゃくちゃ小さいきょう体と、こんな製品を作って売ってしまうソニーの企画力と技術と心意気に、冬のボーナスを使おうと決心した次第であります、盛夏に、突発的に。
「技術による先進」とはドイツの自動車メーカー・アウディの社是ですが、このRX0シリーズもなんかそんな感じがし、かつて一世を風靡した「It’s a Sony」のスピリットが宿っているように思えるのです、私感ですが。
一世代前の「RX0」も併売されておりましたが、RX0 IIになってちょっと寄れるようになったし(50→20cm)、せっかくなので新しいモノを、ということで本機を買いました。動画の機能が大幅に進化したというのですが、動画は撮らないのでよく知りません。
三脚穴にねじを付け、首掛けストラップを通しています
荷物になるそぶりが微塵もないので、本当に、どこへでも持っていけますね。肝心の画質は、「空気を映し出す感じ」があってステキです。スマホでもいいっちゃいいんですが、本機を使うと、なんか、“ちゃんとカメラで撮ってる感”があります、たまにブレるけど。
晩秋の箱根のゴルフコースにて、プレー中にささっと撮影。暗部の描写が……とか、よくわかりませんが、秋っぽく写ったと思った1枚
真夏の南イタリアにて、青い空と碧い海を撮ってみました。日本と違って夏の空気が乾いているので(日本の冬みたいな湿度)、光線がパキッとしており、それが写っていると筆者は感じます、強く
同上。広角感がわかるよう、街の広場を撮影。画角はこんな感じです。サブカメラとして旅行に持っていったのですが、もう本機だけでいいのではないかと途中から思い始めました
イタリアの市場にてちょいワルおやじとの接近戦。何か気になったらすぐに撮れるのも本機のメリット。スマホを構えるよりも相手の警戒心を下げる効果があります(筆者調べ)
ボタンが小さくて操作性がよくないとか、撮った画像がよく見えないとか、サイズとトレードオフのデメリットは少なくありませんが、そういう方はスマホもしくは普通のデジタルカメラを使えばその類の悩みは即座に雲散霧消します。
あと、他人とカブらないところもいいですね。このカメラのユーザーを1人しか見たことがありませんし(例のカメラマン以外で)。また、本機を使っていると「それ、何ですか? あ、カメラなんですか! へぇ〜」と、会話の糸口にもなりますが、「いくらくらいするんですか?」と尋ねられたことは皆無なので、市井の人々は本機に対する感心がまったくないことが判明しました。
かように人気や感心の薄いカメラ、RX0 IIを人様に強く推薦できるかといえば疑問符が付きますけれど、とにかく小さくて軽くて、それなりの画質で写真を撮りたい人にすすめたいです、高いけど。
【関連記事】
フィルムケース大の謎カメラに2代目登場! ソニー「RX0 II」で”美動画”撮ってきた
欲しい人:三浦善弘
仕事とプライベートで兼用できるカメラを探している三浦です。フルサイズミラーレス、APS-Cミラーレス/一眼レフ、高級コンデジといろいろな選択肢がありますが、近ごろ気になっているのがキヤノンの「EOS 90D」です。今さら一眼レフ? という声も聞きますが、遠い昔、「EOS 40D」を使っていたことがあり、同機の完成度の高さは今でも覚えています。EOS 90Dの実機も何度か試していますが、やっぱり完成度は高いです。
スマートフォンで何でも撮れる時代ですが、サッカーをする子どもをバシッと撮るなら、やっぱり一眼レフでしょう! 動きモノかつ被写体に近寄れないシーンでは一眼レフが便利です。知り合いのパパさんが、大きな一眼レフで子どもを撮影する姿を見て、パパカメラマンにはレフ機がよく似合うな〜と思ったのも、EOS 90Dが気になっている理由です。
よし「EOS 90D」で決まりだ! と思いきや、価格.comを見ると、同じキヤノンの「EOS R」、ソニーの「α7 III」、ニコンの「Z 6」、シグマの「fp」など、魅力的なフルサイズミラーレスがたくさんあります。APS-Cミラーレスなら、「EOS M6 Mark II」「α6600」「Z 50」など、こちらも実力派モデルがズラリ。富士フイルムとオリンパスにも面白いモデルがあります。元気がないと言われているカメラ市場ですが、各メーカーともあの手この手で頑張っております!
EOS 90D
【関連記事】
これがAPS-C一眼レフの完成形! キヤノン「EOS 90D」レビュー
なかなか買えない人:水川悠士
食っちゃ寝をループする年末年始に向けてそろそろダイエットしないとな、と考えていた矢先に発売されたゲーム「リングフィットアドベンチャー」。「Nintendo Switch」用のエクササイズアドベンチャーゲームで、Joy-Conをセットする「リングコン」と「レッグバンド」が体の部位の動きを認識し、ゲーム内のキャラクターと連動するとのこと。ゲームを遊びながら、かつ、運動も行えるというわけです。筋トレ、リズム系、ヨガ系といった60種類のフィットネスを収録。すべて専家による監修を受けており、痩せられそう感が漂っています。
「最高かよ。すぐ買うわ」と勢いよくポチりに行ったものの、Amazonはプレミアム価格。転売屋さんは今年も元気ですね。では、ヨドバシは……売り切れ。ビックカメラは……売り切れ。ヤマダ電機、ノジマオンライン、ソフマップ、セブンネット、イトーヨーカドー、Joshin……全部売り切れとる!
そうです。どこにも売ってないんですよ。転売屋から購入することは自分のポリシーに反するので、こちらもTwitterなどを駆使して毎日在庫情報を調べていますが、ネット販売だと入荷した数分後には売り切れてしまいます。新製品でこんな状態を見るのは久しぶりですね。不思議なもので、手に入れられないとなると「絶対に入手してやる」と謎のモチベーションが沸いてくるのですが、全然在庫が増えません! 任天堂さん、もっと出荷してください!
欲しい人:牧野裕幸
「絶巓」――。
恥ずかしながら初見では読めなかった。読み方は「ぜってん」。辞書で調べてみると「山の絶頂。いただき。てっぺん」という意味らしい。もうとにかく1番上。ハイエンド中のハイエンド。そんな大それたキャッチコピーを引っさげた“彩色済み完成品モデル”が、2019年12月21日にバンダイから発売される。「METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 ν(ニュー)ガンダム」だ。
「2019 第59回 全日本模型ホビーショー」で撮影。全高は約37cmで、素材にはABS、PVC、ダイキャストが使われている
そもそも、「νガンダム」がモビルスーツの人気の絶巓にいる。以前NHKのテレビ番組「発表!全ガンダム大投票」の中で、174万票の投票の結果、「νガンダム」がモビルスーツ部門の第1位に輝いたことは記憶に新しい。もちろん、同機体が登場する1988年公開の劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」もファンの間では評価が高い。
そんな「νガンダム」を題材に、アニメで描かれる以上の“実物”をイメージして作られたフィギュアが本製品だ。使われたパーツは、全2000パーツ。機体の構造について何度も考察が重ねられているため、機体の情報量や密度は圧倒的に多いし高い。また、各部位の放熱システムを表現するグラデーション塗装や、各部メタリック処理、そして電解メッキ加工された金属パーツなど、個人ではなかなか難しい彩色とマーキングが施されており、それにより生み出された重厚感とリアリティは、機体に深い説得力を与えている。ポージングももちろん可能。胸部各種ハッチや脚部装甲板など、さまざまな個所の開放可動を実装しており、刹那のモーションを機体全体で表現できる。また、本体と台座に内蔵された発光ギミックを使えば、メカニカル感や巨大感をさらに演出できるんだとか。超簡単にまとめると、史上最高にこだわり抜かれて作られた「彩色済み完成品モデル」だってこと。
本製品は、価格も102,300円(税込)と、フィギュアの中では最高峰の高さ。でも、手に入れた所有者は、「満足感の絶巓」を味わうことになるはず。こんなの、「逆シャア」や「νガンダム」好きな人は欲しくないわけないじゃん!
ちなみに、東京・秋葉原にある公式ショップ「TAMASHII NATIONS TOKYO」では、2019年12月14日〜16日の3日間限定で、本製品のタッチ&トライを開催!
欲しい人:桜庭智之
今、世のおじさんたちのひそかなブームとなりつつあるのが「リターンライダー」、いわゆる「オートバイ」なのだそう。若かりしころに、1980〜90年代のバイクブーム全盛期を経験した40〜50代のおじさんたちが、ふたたびバイクに跨るようになってきているのですが、筆者にもその波が訪れています。
当時、401cc以上の大型バイクに乗るには「限定解除」と呼ばれる一発試験に合格する必要がありました。ですが、この限定解除の合格率は、なんと驚異の1%! ほとんどの人は合格できなかったので、当時の大型バイクは高嶺の花でしたが、今は教習所に通えば大型自動二輪免許が取れてしまいます。そんなことから、やはり乗るなら憧れの大型バイクでしょう。
当時、ホンダ「VFR400R」という、400ccにしてはやたらと速いバイクを所有していたせいもあって、思い出すだけでレーサーレプリカへの気持ちがこみ上げてきます。そんなこともあって、かつてのレーサーレプリカ、今ならスーパースポーツ(SS)系で魅力的なバイクを探してみると……ありました。カワサキ「Ninja ZX-6R」です。メーカーも車種も排気量も異なりますが、ZX-6Rの記事や動画を見ると、加速感や音などがVFR400Rに似ていることもあって、気に入ってしまいました(あくまで個人的な感覚です)。このZX-6R、車重は197kgと軽量ながら、最高出力126PS、最大トルク70Nmと600ccクラスではハイパワーで、現代のバイクらしくトラクションコントロールなどの先進装備も満載。
そんなわけで、夢はZX-6Rを購入してフェリーで北海道に持ち込み、テント泊しながらのロングツーリング! ですが、まずはその前に大事なことが……。実はまだ、大型自動二輪免許を取得していないのです。いまは、日々本格化していく冬の寒さに焦りながら、いつ教習所に行くのかを考える毎日です。
買った人:松田真理
「冬のボーナスで欲しいアイテム」の特集。私松田からは、ガマンできずに先んじて購入した、mont-bell(モンベル)の逸品たちをご紹介します。容量20Lのデイパック「ディナリ パック 20」、容量7Lのウエストバッグ「トレールランバーパック 7」、超軽量傘「U.L.トレッキングアンブレラ」の3つです。
左からディナリ パック 20、トレールランバーパック 7、U.L.トレッキングアンブレラ
当初、「通勤用と旅行用を兼ねたデイパックはないかな」と、あらゆるメーカーのデイパックを片っ端から試していた、私。そんな中、人気の国産アウトドアブランドであるモンベルに出会ったんですね。特に重視したのが、フィット感と軽さ。ディナリ パック 20は、バックパネルが驚くほど背中にフィットして、なおかつ、荷物を入れても全体のバランスがよく、重さを感じにくい。すばらしい!
さらに、ちょうどサブバッグが欲しかったので、トレールランバーパック 7も衝動買いですよ。こちらも、軽量で腰回りにうまくフィットするうえ、容量7Lで、財布、キーケース、コンデジ、小型ポーチ、モバイルバッテリーなども、余裕で入ります。実際に、これひとつを腰に巻いて、ひとり旅でも大活躍でした。
さらにさらに、超軽量なU.L.トレッキングアンブレラも購入。これがスゴい。軽い、軽すぎる。突風や暴風に絶えるほどの強度は正直ありませんが、急に降ってきた雨程度であれば、間違いなく、しのげます。あまりに軽すぎるので、日常使いのバッグに入れっぱなしでもOKです。
以上の3アイテム。機能性にすぐれながら、他メーカー製よりも比較的手軽な価格になっているのが、モンベルならでは。なぜこんなに安く提供できるのか、ありがたい話ながら、不思議でなりません。この冬、トラベルグッズの購入を考えている方はぜひ、モンベルをチェックしてみてください。
買った人:しえる
ボーナスで買いたいものが「アイス」ってしょぼくない? と思ったでしょうか。もちろんただのアイスではありません。かの有名チョコレートブランド「GODIVA」のカップアイスです! なんと9個入り5,400円。
買いたいというかもう買いました。カードの引き落としはボーナス支給後なので問題ありません
味はいろいろとありますが、もちろんすべてにチョコレートが使われています。特に感動したのが「フォンダンショコラ」。とんでもなくなめらかな舌触りに、冷たさの中でもしっかりと感じられる濃厚なチョコの風味、ちりばめられたクッキーの食感。そして食べ進めると、とろ〜り甘々チョコレートソースに出会う……。もはやアイスというよりも冷製スイーツのようです。あったか〜いこたつに入ってこれを食べていると、感じるんですよ。幸せはここにあるって。
店舗に行けば単品でも買えるのですが、残念ながら我が家の近くにはありません。普段買うにはちょっと気が引ける値段ということもあって、ボーナス時期に「アイスギフトセット カップアイス 9個」を通販で購入し、半年かけて食べきるようにしています。ギフトセットという名前ですが誰も贈ってくれないので自分で買うしかないですよね!
とにかく最高においしいので、今年の冬は「こたつでGODIVA」しませんか?