レビュー

Blu-rayドライブを搭載するコスパ優秀な大画面「LAVIE N16 N1675」

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「LAVIE N16 N1675/HA 2024年春モデル(以下、LAVIE N16)」は、国内のパソコンメーカーであるNEC(日本電気)が開発しているノートパソコンです。パソコンに詳しくない人へのサポートが手厚く、セットアップなどのソフトも充実。今回はその性能をレビューして確かめます。

NEC「LAVIE N16 N1675/HA 2024年春モデル」149,799円(税込。価格.com 最安価格)、2024年2月15日発売※ページ内の価格などの情報はすべて執筆時点2025年2月13日のものです

NEC「LAVIE N16 N1675/HA 2024年春モデル」149,799円(税込。価格.com 最安価格)、2024年2月15日発売※ページ内の価格などの情報はすべて執筆時点2025年2月13日のものです

据え置き利用でビジネスにもエンタメにも対応可能「LAVIE N16」

さっそく「LAVIE N16」について使ってみた印象をまとめました。

「LAVIE N16」ってどんなパソコン?
 ・16.0型の大画面「Ryzen 7」+メモリー16GBの処理性能
 ・光学ドライブを搭載しエンタメやビジネスに対応可能
 ・15万円前後で「Microsoft Office Home & Business 2021」が付属

「LAVIE N16」筆者による評価チャート

価格.com「ノートパソコン」でのユーザーレビューと同じ評価項目で点数を付けたレーダーチャート

価格.com「ノートパソコン」でのユーザーレビューと同じ評価項目で点数を付けたレーダーチャート

評価チャートについて
・実際に製品を使用して、価格.com「ノートパソコン」カテゴリーのユーザーレビューと同じ評価項目で点数を付けました。
評価項目:満足度、デザイン、処理速度、グラフィック性能、拡張性、使いやすさ、持ち運びやすさ、バッテリー、画面、コストパフォーマンス
点数:5点満点(標準点は3点)
・製品カテゴリーや価格を考慮して評価しています。ノートパソコンとしての絶対的な評価ではありません。
・本記事を執筆した筆者による個人的な評価です。評価は個人によって変わりますので、あくまでも参考程度にとどめてください。
価格.com「ノートパソコン」カテゴリーのユーザーレビュー一覧

今回紹介する「LAVIE N16」の最大の特徴は、16.0型の大きなディスプレイ。画面が大きいおかげで文字や映像も見やすく、あらゆる操作が快適にこなせます。いっぽうで重量は2.3kgとかなりヘビー級で、持ち歩きに便利とは言えません。しかし、裏を返せば持ち歩く予定がない人にとっては問題ではなく、大画面の恩恵だけを受けられるとも言えます。自宅や職場で据え置いて使う予定であれば、デメリットを打ち消してメリットの大画面をフルに生かせるでしょう。

重量と引き換えに、コスパはかなり高めです。CPUはAMDの「Ryzen 7 7735U」を採用しており、ミドルレンジパソコンにおいては比較的高性能。加えて作業のしやすい16.0型の大画面や「Microsoft Office」が付属する点を考慮すると、価格面での競争力も十分にあります。Blu-rayディスクドライブを搭載しているのも特徴で、光学ドライブ搭載かつコスパと大画面を備えたモデルとして、ほぼ据え置きの万能機と言える製品です。

ちなみにこの「LAVIE N16」ですが、25年モデル「LAVIE N16 N1675/JA 2025年春モデル」201,780円(税込。価格.com 最安価格)も発表されています。後継機では「Copilotキーの追加」「Microsoft Office Home and Business 2024搭載」などと併せて「ブルーレイドライブ非搭載(メーカー直販ではオプションで選択可能)」となっています。用途に合わせてそのあたりも吟味されるとよりよい買い物ができるのではないでしょうか。

LAVIE N16 N1675/HA 2024年春モデルの製品画像
  • NEC
  • LAVIE N16 N1675/HA 2024年春モデル
  • 価格.com最安価格144,999 ( 発売日:2024年2月15日 )
  • 売れ筋ランキング168
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画面サイズ
16型(インチ)
CPU
Ryzen 7
CPUスコア
20663
メモリ容量
16GB
ストレージ容量
SSD:512GB
Office有無
Microsoft Office有り
OS
Windows 11 Home
重量
2.3kg

「LAVIE N16」を詳しくチェック

ここからは「LAVIE N16」についてより詳しくレビューしていきます。

LAVIEってどんなパソコン? 「LAVIE N16」の立ち位置は?

LAVIEというとNECが開発・発売するノートパソコンのシリーズで、国内メーカーらしい奇をてらったところのないバランスの取れたシリーズです。そのなかでも「LAVIE N16」は、使いやすいキーボード、大きな画面、光学ドライブなどの基本性能を押さえた「大画面ノートパソコン」のスタンダードモデルとして位置づけられています。名称の「N16」からも16.0型の大画面であることがわかります。

NEC LAVIEのラインアップ。メーカー公式サイト(https://www.nec-lavie.jp/)および2024年のカタログなどから作成しています。図中、名称に黄色くマークしてある製品は、最新の量販取り扱い製品

NEC LAVIEのラインアップ。メーカー公式サイト(https://www.nec-lavie.jp/)および2024年のカタログなどから作成しています。図中、名称に黄色くマークしてある製品は、最新の量販取り扱い製品

同じ「LAVIE N16」の2024春モデルには、CPUやメモリー容量が異なる「N1635/HA」シリーズや、「N1670/HAシリーズ」がありますが、今回取り上げる「N1675/HA」シリーズは、スペックとしては最上位のものとなります。

カラーはパールホワイト。天板はサラッとしたマットな手触り

カラーはパールホワイト。天板はサラッとしたマットな手触り

寸法は横幅362.4×奥行253.5×高さ24.6mm。B4サイズに近い

寸法は横幅362.4×奥行253.5×高さ24.6mm。B4サイズに近い

同梱物はパソコン本体のほか、専用の充電アダプター、ワイヤレスマウス

同梱物はパソコン本体のほか、専用の充電アダプター、ワイヤレスマウス

LAVIE N16 N1675/HA 2024年春モデルの製品画像
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16型(インチ)
CPU
Ryzen 7
CPUスコア
20663
メモリ容量
16GB
ストレージ容量
SSD:512GB
Office有無
Microsoft Office有り
OS
Windows 11 Home
重量
2.3kg

画面:大画面の16.0型は仕事にも動画再生などエンタメにも便利

さっそく、目玉となる16.0型ディスプレイからチェックしていきましょう。16:10(解像度1920×1200ドット)のワイドディスプレイは通常の16:9よりも縦方向の表示範囲が広く、16.0型というサイズと相まってOfficeソフトでの作業やブラウジングが快適です。また、IPS液晶で視野角も広く、動画を見るにも相性良好です。

厳密に同じ解像度ではありませんが、試しに14型のディスプレイと並べても一回り大きいのがわかります。ブラウジング時はより多くの情報を一度に見られるし、ウィンドウをたくさん開いても余裕があります。なお、本機のディスプレイ設定はデフォルトでは拡大表示になっているので、表示が細かくなってもよいからディスプレイを広々と使いたいという場合は倍率を100%に変更するとよいでしょう。

14型のMacBook Proと並べると、見応えが一回り違う

14型のMacBook Proと並べると、見応えが一回り違う

実際に作業をしてみると、その画面の広さがわかります。僕は普段14型のディスプレイで作業しているので、余計に広く感じるのもあるかもしれませんが、たとえばパソコンに慣れていない人であれば大画面のほうが見やすいですし、細かな表示が見にくいという人にも拡大表示できる大きな画面は便利です。

16.0型の没入感は圧巻

16.0型の没入感は圧巻

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16型(インチ)
CPU
Ryzen 7
CPUスコア
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メモリ容量
16GB
ストレージ容量
SSD:512GB
Office有無
Microsoft Office有り
OS
Windows 11 Home
重量
2.3kg

使いやすさ:打鍵感良好なテンキー搭載キーボード

キーボードはテンキーを搭載しています。また、打鍵感はかなり気に入った点です。静音設計のおかげで「パチパチ」といった打鍵音ではなく、「トントン」のような静かな押し下げ感があります。ほかにも、テンキーの「Num Lock」が「Back Space」から離れた場所に配置されているおかげで誤タイプしにくくなっており、タイピング時のストレス軽減に一役買っています。キーピッチは19mm、キーストロークは1.7mmです。電源ボタンの横にはよく使うアプリを起動できる「ワンタッチスタートボタン」も付いています。

テンキー搭載でゆったり使えるキーボード

テンキー搭載でゆったり使えるキーボード

キートップが内側に凹む「シリンドリカル形状」のおかげで、キー表面をなでたときの指のすわりもよいですね。タイピングの心地良さは文章を書くときのリズムにつながりますし、こうした細やかな配慮の積み重ねが良質な打鍵感を作り出しているのだと感じました。数値入力を多用する業務の場合、本機のようなテンキー搭載のノートパソコンとそうでないモデルとでは、効率や生産性にも違いが出てくるものです。

キーの表面は滑らか。指触りも心地よい

キーの表面は滑らか。指触りも心地よい

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16型(インチ)
CPU
Ryzen 7
CPUスコア
20663
メモリ容量
16GB
ストレージ容量
SSD:512GB
Office有無
Microsoft Office有り
OS
Windows 11 Home
重量
2.3kg

拡張性:Blu-rayドライブ装備!

令和の時代には珍しい光学ドライブ、それもBlu-rayドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き、BDXL対応)を搭載しています。16.0型の大型ディスプレイ搭載で、なおかつBlu-rayディスクドライブを搭載したノートパソコンとなると、ほかには富士通のカスタマイズモデルなどがあるくらいです。このあたりはニッチな需要を押さえていますね。

とはいえレガシーメディアを読み取る機会は意外とあるものです。プライベートなら音楽のCD、写真のバックアップCD、映画のBlu-rayディスクなど。仕事の場合は社内の古いデータを読み取りたいけどCDでしか残っていない、など。

サブスクに入っていない音源の管理は今でもCDとパソコンが主流ですし、光学ドライブ搭載パソコンの需要も間違いなくあるでしょう。また、16.0型の大画面はエンタメ視聴とも相性がよく、映画を見るにもうってつけです。サブスクでは見られない映画も、まだまだありますからね。

CD、DVD、Blu-rayディスクの再生が可能

CD、DVD、Blu-rayディスクの再生が可能

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Ryzen 7
CPUスコア
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メモリ容量
16GB
ストレージ容量
SSD:512GB
Office有無
Microsoft Office有り
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インターフェイス:ポート類はUSB Type-CからHDMIまで、ひと通り完備

外部インターフェイスは、左側面に充電端子、USB Type-A(USB 3.2 Gen 1)が2ポート、USB Type-C(USB 3.2 Gen 2)が1ポート、HDMI端子、LAN端子、ヘッドホン端子を搭載。右側面はBlu-rayドライブとセキュリティスロットを備えています。USB Type-Cポートが1口なのはやや物足りないものの、USBハブで増設までしなくても大体の用途はこなせるでしょう。

ただし注意点が1つ。本機のUSB Type-Cポートからは、パソコンの充電はできません。充電には専用のアダプターが必要となります。昨今のノートパソコンとしては珍しい仕様ですが、この仕様は本機のターゲット層を考えるとそれほど悪いものでもないかもしれません。

というのも、大きなディスプレイや光学ドライブの搭載など、本機はパソコンに詳しくない人にオススメしやすいモデルでもあります。もし本機がUSB Type-Cからの充電に対応していてアダプターもUSB Type-C端子だった場合「このパソコンは付属の充電器以外でも充電できるよ。でもW数が足りないと充電できないよ」のような、やや専門的な知識が必要となってきます。同じType-Cだからと言ってスマホ充電用の15Wのアダプターから充電した場合、電力も足りないしアダプターにも高い負荷がかかることになるからです。

写真上は左側面、写真下は右側面。光学ドライブの存在が印象的

写真上は左側面、写真下は右側面。光学ドライブの存在が印象的

専用充電器と充電端子の存在は、この課題を解決してくれます。「充電するときはこのアダプターをここに挿す。以上!」と、シンプルにできるわけですね。専用アダプターなら電圧も問題ないし、Type-C端子のように充電以外の用途に使うこともない。こうした配慮はいかにも国産らしいところですし、40年以上もパソコンを作ってきたNECならではの目線と言えます。

また、そもそも本機は持ち運びに向かない16.0型の大画面モデル。ほぼ据え置きで使うのであれば通常の充電端子でも十分でしょう。そのあたりはコンセプトに忠実な仕様と感じました。

専用の充電ケーブルの端子は独自のもの。同じくパソコンの充電ポートも独自

専用の充電ケーブルの端子は独自のもの。同じくパソコンの充電ポートも独自

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CPU
Ryzen 7
CPUスコア
20663
メモリ容量
16GB
ストレージ容量
SSD:512GB
Office有無
Microsoft Office有り
OS
Windows 11 Home
重量
2.3kg

処理速度:Ryzen 7搭載でパフォーマンスも十分

本機のCPUはAMD「Ryzen 7 7735U」、メモリー容量は16GBです。ミドルハイといった構成ですが、実際にベンチマークで性能を測ってみるとしましょう。

PCMark10のベンチマーク結果

PCMark10のベンチマーク結果

「PCMark10」で測定できるのは以下の3つです。

・「Essentials(簡単な作業を行うための一般的なPC向け)」
・「Productivity(一般的なオフィス作業や簡単なメディアコンテンツ制作向け)」
・「Digital Content Creation(写真、動画、そのほかのデジタルコンテンツ編集向け)」

それぞれ公式にスコアの目安が提示されているので、それと実際のスコアを比較してみます。

・Essentials:[目安]4100以上推奨/7359
・Productivity:[目安]4500以上推奨/6844
・Digital Content Creation:[目安]3450以上推奨/7069

いずれも目安の1.5倍を超えるスコアとなっており、一般的な業務であれば十分対応できるでしょう。

次はグラフィック性能を評価する「3DMark Fire Strike」で測定。こちらのスコアは、5753。「Apex Legends」のような3Dゲームでも、画質設定を1080pにすれば平均60fpsで動作します。フルHD〜短尺の4K動画くらいなら動画編集も圏内でしょう。

3DMark Fire Strikeのベンチマーク結果

3DMark Fire Strikeのベンチマーク結果

Geekbench 6のスコアは、「Single-Core Score」が1504、「Multi-Core Score」が7891、グラフィック性能を示す「OpenCL Score」が25485と出ました。AMDのCPUはシングルコア性能が控えめになりがちですが、価格やスペックに対して下回っているというほどではありません。むしろGPU性能を表すOpenCLスコアが予想よりも高めで、軽量〜中量級のゲームを楽しむにはお手頃なモデルと言えます。

Geekbench 6のベンチマーク結果

Geekbench 6のベンチマーク結果

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Ryzen 7
CPUスコア
20663
メモリ容量
16GB
ストレージ容量
SSD:512GB
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重量
2.3kg

持ち運びやすさ:アダプター必須&重めだが、据え置き使いなら問題なし

本機の重量は約2.3kg。持ち歩くにはそれなりの重労働となる重さで、なおかつUSB Type-Cポートでの充電ができないため専用の充電アダプターが必須(アダプターの重量は約240g)。こうなると、持ち歩くにはかなり不向きな仕様と言えます。

しかし先述したとおり、「持ち運ばない」なら、問題なし。あるいは自宅や職場内でのみ持ち歩くといった用途でも問題はありません。充電器のあるデスクを基地として、リビングやソファなどに一時的に持っていく、といった運用でしょうか。

チェアに座りながら大画面でブラウジングを楽しむのもよし

チェアに座りながら大画面でブラウジングを楽しむのもよし

また、本機のバッテリー時間は約7.1時間(JEITA3.0)で、一時的に充電器から離して使う程度であれば問題にはなりません。日中はリビングで使いつつ、夜に充電器に戻す、といった使い方も可能でしょう。

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CPUスコア
20663
メモリ容量
16GB
ストレージ容量
SSD:512GB
Office有無
Microsoft Office有り
OS
Windows 11 Home
重量
2.3kg

【まとめ】家や職場でじっくり使えるノートパソコン

本機は「LAVIEかんたん設定」などの専用アプリが充実しており、パソコンに慣れていない人にもやさしい仕様になっています。この仕様と大きめ16.0型ディスプレイのおかげで全体として使いやすいパソコンにまとまっており、「仕事でパソコンが必要だけど、あまり詳しくない。でもストレスフリーに使いたい」。あるいは「親にパソコンが欲しいと言われたが、パソコンが詳しくない人にとって使いやすいモデルを提案したい」といった需要にも対応できるでしょう。このあたりはさすがNECといった感じです。

また、「Microsoft Office 2021」もプリインストールされておりコスパも良好。こちらは2021年モデルのためサポート期限(2026年10月13日にメインストリームサポート終了)がやや近いことが残念です。しかし即戦力として使えるのは間違いなく、コスパも使いやすさもすぐれたモデルなのも事実。総じて、国産らしい細やかな配慮とスペックが噛み合った、安定感のあるまさしく”スタンダード”なモデルと言えます。いわゆる何でもできるパソコンが欲しいけれどデスクトップはイヤ、というような人にピッタリでしょう。

ヤマダユウス型
Writer
ヤマダユウス型
ガジェット、音楽、楽器を主食とするライター。電気の通るモノに囲まれた生活を送りつつ、休日は登山やキャンプで魂を漂白している。
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柴田崇志(編集部)
Editor
柴田崇志(編集部)
モノ雑誌で10年弱編集を経験した後、カカクコムに入社。前職ではAV家電やカメラを中心に幅広い製品を担当。スペックからわかりづらい製品の違いをわかりやすく説明したいです。
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