「いまさら聞けない!? パソコンとスマホの基本ワザ」は、パソコンやスマートフォンに関する基本ワザや知っておくと便利な機能をていねいに紹介する連載です。“超”が付くほど簡単な使い方や、中上級者でも知っておくと役に立つ情報をお届けしていきます。第29回は、スマートフォン(スマホ)の文字サイズを変更する方法を紹介します。
スマホの文字が小さくて見づらい! と感じたらフォントサイズを大きくしよう。小さい文字のまま無理をして使うと目が疲れてしまう。老眼などで小さい文字が読みづらくなってきた人も、無理をしないでフォントサイズを大きくしよう。文字を大きくするデメリットは、画面に表示される情報が少なくなること。ほとんどのスマホは、文字サイズを何段階かで変更できるので、見やすい大きさのものを選ぼう。逆に文字が大きすぎる場合は、フォントサイズを小さくすることも可能だ。小さくすると表示される情報量が多くなる。
Androidスマホでは、「設定」の中にある「ディスプレイ」を開くと、文字サイズを変更できる。「ユーザー補助」で変更する方法もある。
アプリ一覧の中から「設定」をタップして開き、「ディスプレイ」という項目があるのでこれをタップして開く。「ディスプレイ」が表示されたら下にスクロールすると「フォントサイズ」がある。これをタップするとフォントサイズを小〜極大の4段階で選べる。
フォント変更前の画面。初期状態だとフォントサイズ「中」に設定されていることが多い
アプリ一覧を開いて、「設定」をタップする
「設定」を下にスクロールして、「ディスプレイ」をタップする
「ディスプレイ」を開いたら下にスクロールすると、「フォントサイズ」という項目があるので、これをタップする
このような注意が出ることがある。そのまま「OK」をタップする
フォントサイズの選択画面が表示される。文字が小さくて見づらい場合は「大」や「極大」を選んで大きくしよう
「極大」にした状態。フォントサイズ変更前の画像と比べると、アイコンの下のアプリ名やステータスバーの時刻のフォントなどが大きくなっている
フォントサイズを変更すると、アプリ内の文字サイズも変わる。これはWebブラウザ「Chrome」の画面。左が「中」、右が「極大」。右のほうが文字が大きく見やすい
これは「Gmail」の画面。左が「中」、右が「極大」。こちらも文字が大きく見やすくなっていることが分かる
機種によってはAndroidがカスタマイズされている場合もあるので、例として「Xperia Z5 SO-01H」での設定方法も紹介する。この機種ではフォントサイズの選択で「極大」が「特大」になっている。また日本語フォントの変更ができる。
「設定」開いたら、「画面設定」をタップして開く
「画面設定」が開いたら下にスクロールして、「フォントサイズ」をタップする。あとは一般的なAndroid 6.0の場合と同様に、フォントサイズを選択する
「ユーザー補助」で設定することもできる。この場合は大きい文字サイズと標準サイズの2段階の切り替えになる。「大きい文字サイズ」は「極大」相当だ。
「設定」をタップして開いたら、下にスクロールする。「ユーザー補助」という項目があるのでそれをタップする
「ユーザー補助」を下にスクロールすると「大きい文字サイズ」という項目がある。その横のスイッチをタップしてオンにすると、文字サイズが大きくなる
「大きい文字サイズ」にした状態