今年は冷夏とはいえ、それでも日中は暑いですし、ちょっと外を出歩けば汗だくになってしまいます。扇子を持ち歩いているんですけど、やはり何か冷たいもので顔や首を冷やしたいものです。
そんな現状を打破すべくいろいろ考えてみたのですが、熱を冷ますシート的なものは外に出かけるときは付けられないですし、汗で剥がれやすくなってしまいます。汗拭きシート的なものもいいんですが、時と場合によっては首や顔を拭けなかったりします。そこで、この「冷却スティック」ですよ。
本体です。持ち手は鍋の取手くらいで、冷却板はスープ用のスプーンよりちょっと小さいくらいです
この冷却スティックは、「ペルチェ式」という冷却方式により、冷却板が冷たくなるという代物です。冷蔵庫などに使われている「コンプレッサー式」に比べて小型軽量化できるので、持ち運びができるようなこういうグッズもあるわけです。
電源を入れると冷却板が一気に冷たくなり、その冷たさが持続します
背面はこんな感じです。ファンが回っていますが冷却方式はペルチェ式です
使い方はいたって簡単。あらかじめ充電をしておき、使うときになったらスイッチを押すだけ。すぐに冷却され、冷却板を冷やしたい部分に押し当てれば、あっという間にクールダウンします。なんていうか、暑い日に冷たい鉄板に顔を付けるような、キンキンに冷えた缶ジュースや缶ビールを首に押し当てたような気持ちよさです。しかも、その状態が長続きします。
充電は付属のmicroUSBケーブルで行います。1回のフル充電に必要なのは約3時間、それで約2.5時間稼働します
この冷却板を体のどこかに押し当てると、冷えた缶ジュースを押し当てたような感じで涼しくなれます
電源を入れる前の冷却版の表面温度は27.0度でしたが…
電源を入れると14.8度まで下がりました。これが肌に触れると、体感的にはキンキンです
スティックを顔や首、腕などに押し付けるだけなので、見た目にも問題なく、いつでもどこでも使えます。
首などに押し当てるといい感じにクールダウンできます
日に焼けた腕などにも最適です
最後に注意点を。とても便利な本品ですが、防水機能はないので野外などでの使用時にはぬらさないようにご注意ください。