レビュー
ホテルの電気ケトルが不安。

旅行に持って行くと安心な「折りたためる電気ケトル」を家で使ってみた

旅行先の旅館やホテルの部屋に用意されている電気ケトル。大変ありがたいものの、「洗わないで使って大丈夫?」「前の宿泊客の使い方は果たして……」といった思いが巡り、安心して使えないという方も少なくないのでは。そんな人たちに人気だという、折りたためる電気ケトルを家で使ってみたらなかなかよかったので、ご紹介したいと思います。

旅行に便利! 折りたたむと高さ10cmになる電気ケトル

今回購入してみたのは、折りたためるトラベルケトル「MBE-TK02」(ミヨシ)。本体の水を入れる部分がやわらかいシリコンでできているので、使用しない時はコンパクトに折りたたんでおくことができます。

容量は500mlなので、コーヒーなら約2杯、カップヌードルなら1杯、即席スープなら約3杯作れるくらいの量が1度に沸かせます。1〜2人での旅行用ですね。なお、容量800mlタイプの「MBE-TK03」もあります。

電源はAC100〜127Vと220〜240Vに対応していて、海外旅行でも使えます。消費電力は、100〜127Vでの使用時は570〜920W、220〜240Vでの使用時は690〜820W。一般的なケトルより消費電力が少なめなので、「あっ!と言う間にすぐに沸く」というわけにはいかないかもしれません。

使用時のサイズは約129(幅)×152(高さ)×202(奥行)mm、折りたたんだ時のサイズは約129(幅)×100(高さ)×202(奥行)mmで、このサイズはどちらもハンドルを含まないのですが、このハンドルがわりと存在感があるのがちょっと惜しい。

2秒くらいで簡単にたためます。重さは約540g(本体のみ)。折りたたむと高さは10pほどになります(800mlタイプも、折りたたみ時の高さは同じ)

正直、すっごいコンパクト! というほどではないですが、電気ケトルと考えればありがたいくらい小さいです。ただ、ハンドル部分も折りたためたらいいのに……と、折りたたむ度に思います

2泊3日の荷物を詰めたリュックに入れてみました。質量と重さを考えると、500mlのペットボトル1本分の荷物が増えた感じでしょうか

冷たい水からだと200mlが沸騰するまで3分。シリコンのニオイは気にならない

MBE-TK02のお湯が沸く早さは、取扱説明書によると「500ml:約4分〜、200ml:約2分30秒〜」です。17℃の水を実際に沸かしてみたところ、200mlは3分、500mlは6分15秒で沸騰と、少々ズレがありました。検証したのが12月の寒い日だったのも関係しているかもしれません。「1分でカップ1杯のお湯が沸かせる」という電気ケトルもめずらしくないので、時間がかかるように感じるかもしれませんが、個人的には日々使っていてストレスになるほどではありません。旅行中であればなおさら気にならないのではないでしょうか。

シリコン部表面には水量線がついているのですが、ほとんど見えません。シリコンが浮き上がったようになっているだけなので、触って場所を確かめて、光の当たり方を変えながらよーく見ると見つけられるというレベル。よって実用的ではありません

多くの電気ケトル同様、沸騰を知らせるアラームはなく、沸騰すると加熱ヒーターがOFFになります。冷めると自動で再沸騰する保温機能を搭載しているので、再沸騰させたくない場合は、電源ボタンを切るのを忘れないように

沸いたお湯はシリコン特有のニオイがするのでは、と心配していましたが、白湯で飲んでもまったく気になりません

使用後は一見乾いたように見えても、思わぬところに水が残っていることがあるので、旅行鞄に入れる場合はビニール袋などに入れることをおすすめします

容器の底は一般的な電気ケトルと同様。カルキの付着が気になった場合は、クエン酸を使ったお手入れが必要です

<お手入れ方法はこちら>
電気ケトルの掃除方法 ―クエン酸と重曹で簡単きれい!―

特別な機能はついていません

「MBE-TK02」はあくまで「トラベルケトル」なので、「蒸気レス」「温度調整」「使用中に本体が熱くならない」など、特別な機能はついていません。普段使いのケトルとしても活用もしたいという場合は、この辺りを許容できるかは要確認です。

とはいえ、「MBE-TK02」と同価格帯(3000円以下)の電気ケトルは特別な機能がついていないものがほとんどなので、価格のわりに機能が充実していない、ということはありません。むしろ、電気ケトルとしてはリーズナブルな価格帯で「折りたためる」という機能がついていると考えれば、十分お値打ちです。

「転倒ロック」もついていないので注意。また、加熱中は本体が熱くなるので、手を触れないように気をつけましょう

「使わない時は場所を取らずにしまっておける電気ケトル」と考えると、旅行は関係なく便利

なければないでいいけれど、あったらあったで便利な電気ケトル。購入前は、「旅行のためだけに電気ケトル買うのもなー」と思っていましたが、我が家はキッチンのコンロが1口なので、「MBE-TK02」は朝一番の白湯を沸かしたり、夕食にプラスする即席味噌汁を作ったりと、予想以上に普段使いに活躍中です。

とはいえ、暑い季節になったら使用頻度は下がると思います。狭いキッチン、使用頻度が低いものを置いておくスペースはありません。そうなってくると、コンパクトにしまっておける「MBE-TK02」の利点がさらに生きてきます!

しばらく使わない時期は適当なケースにしまっておけます。普通の電気ケトルじゃ、こんなケースに収まるなんて考えられませんね!

ホテルの電気ケトルがなんか心配……ならば、「私はホテルに備え置きのグラスやカップも気になるわ」という方もいるでしょう。メーカーは違いますが、折りたためるシリコンカップというものもあります。合わせてチェックしてみてください。

コンパクトになるシリコンカップ。私は旅行に持って行く時以外は防災リュックに入れています

コンパクトになるシリコンカップ。私は旅行に持って行く時以外は防災リュックに入れています

大泉瑠梨(編集部)

大泉瑠梨(編集部)

美容・健康家電を中心に新製品レポートやレビュー記事を担当。時には体を張って製品の実力をチェックします。

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