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必要な機能や自動メニューを選んで自分だけのオーブンレンジにカスタマイズ

あとからグリルやスチーム機能が追加できるオーブンレンジ「ビストロ NE-UBS5A」を見てきた!

パナソニックから、新しいコンセプトのオーブンレンジ「ビストロ NE-UBS5A」(以下、NE-UBS5A)が登場しました。そのコンセプトとは「マイスペック」。従来のハイクラスのオーブンレンジのように多機能さをウリにするのではなく、必要な機能を自分であとから追加する仕様としたのです。つまり、自分に合わせてカスタマイズしていくことで「私だけのオーブンレンジ」になるということ! メディア向けセミナーで見てきたNE-UBS5Aの詳細をお伝えします。

機能が追加できるオーブンレンジとは?

NE-UBS5Aは、スチーム機能を搭載しない庫内容量25Lの1段調理に対応したオーブンレンジ。外観をすっきりとしたデザインとしただけでなく、搭載されている基本機能もシンプルで、基本状態ではレンジ機能とオーブン機能しか搭載されていません。自動調理メニューも最小限で、よく使用する機能だけに絞ったシンプルな仕様とされています。低価格のオーブンレンジであれば普通ですが、NE-UBS5Aの市場想定価格は65,000円前後(税込)と、低価格帯のモデルというわけはありません。実は、NE-UBS5Aは、買ったあとで機能をアップデートしていける新しいコンセプトを採用したIoT対応オーブンレンジ。別売のアタッチメントを購入し、スマートフォンのアプリ上で登録することで、グリル機能やスチーム機能を追加できるのです。

サイズ(ハンドル含む)は500(幅)×449(奥行)×347(高さ)mm。2021年9月1日発売予定

サイズ(ハンドル含む)は500(幅)×449(奥行)×347(高さ)mm。2021年9月1日発売予定

基本状態で選択できるのはレンジ機能とオーブンレンジ機能、そしてお手入れや設定となります。使用頻度が高いであろう「ごはん・おかずあたため」や「飲み物あたため」は、別のプログラムとして用意。レンジ出力は150/300/500/600/800Wで出力を切り替えられます

基本状態で選択できるのはレンジ機能とオーブンレンジ機能、そしてお手入れや設定となります。使用頻度が高いであろう「ごはん・おかずあたため」や「飲み物あたため」は、別のプログラムとして用意。レンジ出力は150/300/500/600/800Wで出力を切り替えられます

オーブン機能が搭載されているので、角皿が1枚同梱されています。オープン調理は80〜250 ℃(※)で調節可能。35/40℃でも加熱できるので、発酵調理も行えます※220〜250℃での運転時間は約5分。その後は自動的に210℃に切り換わります

オーブン機能が搭載されているので、角皿が1枚同梱されています。オープン調理は80〜250 ℃(※)で調節可能。35/40℃でも加熱できるので、発酵調理も行えます
※220〜250℃での運転時間は約5分。その後は自動的に210℃に切り換わります

庫内天面に内蔵されたヒーターと天井が密着する形状に変更することで、平面ヒーターで高火力を実現。従来モデルと比べると、調理時間がぐっと短くなり、従来はトースター2枚を焼くのに予熱も含めて約18分かかりましたが、NE-UBS5Aは約5分29秒で焼き上がります

庫内天面に内蔵されたヒーターと天井が密着する形状に変更することで、平面ヒーターで高火力を実現。従来モデルと比べると調理時間がぐっと短くなり、従来はトースター2枚を焼くのに予熱も含めて約18分かかりましたが、NE-UBS5Aは約5分29秒で焼き上がります

つまり、購入した時の状態は、一般的な低価格帯のオーブンレンジと同じようなもの。あたため、解凍、煮物作り、パンやお菓子作りといった調理が行えるので、これだけで十分ならそのまま使用するのも十分アリです。ただ、自動調理メニューが初期状態ではほぼ搭載されていないため、手動による設定が中心。加熱時間や温度を“おまかせ”できる自動調理メニューを使いたい場合は、スマートフォンを連携させ、専用のスマホアプリ「キッチンポケット」(無料)からメニューを本体に送信します。

そして、使っていくうちにグリル調理やスチーム調理にもチャレンジしてみたくなったら、その時に使いたい機能を追加できます。機能を追加するには、それぞれの機能を使うために必要な別売のアタッチメントが必要。グリル機能を追加するには「グリル皿(NE-UG1)」、スチーム機能を追加するには「スチームポット(NE-US1)」を購入します。そして、スマホアプリ上でアタッチメントを登録すれば、該当する機能が本体に追加。こうすることでオーブンレンジ本体にグリル機能やスチーム機能が加わり、アップデートされます。

グリル機能を追加するために必要な「グリル皿(NE-UG1)」(メーカー希望小売価格5,500円前後/税込)。パナソニックのスチームオーブンレンジで使われているものと同じ仕様となっており、グリル皿の裏面に施された素材(フェライトゴム)がマイクロ波を吸収して発熱するので、裏面にも焼き色が付き、調理の途中で裏返さなくても食材の両面がこんがり焼き上がります

グリル機能を追加するために必要な「グリル皿(NE-UG1)」(メーカー希望小売価格5,500円前後/税込)。パナソニックのスチームオーブンレンジで使われているものと同じ仕様となっており、グリル皿の裏面に施された素材(フェライトゴム)がマイクロ波を吸収して発熱するので、裏面にも焼き色が付き、調理の途中で裏返さなくても食材の両面がこんがり焼き上がります

スチーム機能を追加するには「スチームポット(NE-US1)」(メーカー希望小売価格6,600円前後/税込)が必要

スチーム機能を追加するには「スチームポット(NE-US1)」(メーカー希望小売価格6,600円前後/税込)が必要

スマホアプリ上でアタッチメントを登録すると、本体にグリル機能が追加されます

スマホアプリ上でアタッチメントを登録すると、本体にグリル機能が追加されます

グリル機能が使えるようなると、本体の「よく使う自動メニュー」にグリル調理で作れる「トースト」や「フライあたため」も表示されるようになります

グリル機能が使えるようなると、本体の「よく使う自動メニュー」にグリル調理で作れる「トースト」や「フライあたため」も表示されるようになります

グリル調理が使えるようになると、揚げ物(唐揚げ、カツレツなど)や焼き物(焼き魚、ハンバーグなど)、トーストが作れるようになり、スチーム機能を追加すれば、蒸し物(茶碗蒸しやしゅうまいなど)や蒸し焼き(チルドぎょうざや焼きそばなど)が作れるようになります。

油で揚げない揚げ物も、グリル調理でなら短時間で完成。表面も裏面もサクサクです!

油で揚げない揚げ物も、グリル調理でなら短時間で完成。表面も裏面もサクサクです!

スチームポットを使った蒸し焼き調理を実演

天面に配置された高出力ヒーターと裏面が発熱するグリル皿があれば、グリル調理ができるようになることは容易に理解できます。ですが、スチーム機能に関しては、スチームオーブンレンジのように本体に給水タンクやスチームを放出する機構がないため、どのように追加するのか疑問だったのですが、これが結構アナログな方法でした。スチームポットの中に水を入れ、フタをして加熱することで、スチームポット内に蒸気を充満させて蒸すのです。ただ、このスチームポット、ただの蒸し器ではありません。グリル皿と同じように裏面が発熱するようになっているため、水を入れずに調理すれば、フライパンにフタをして焼くような蒸し焼きも可能に。油飛びなどを気にせず、オーブンレンジに温度も時間もおまかせで、チルドぎょうざやお好み焼きを焼き上げることができます。

スチームポットは、ポット(手前)とフタ(中央右)、スチームトレイ(奥)の3つのパーツで構成されています。ポットに水を入れてスチームトレイをセットし、その上に食材を並べ、フタをして調理すれば蒸し物が完成。蒸し焼き調理を行いたい場合は、ポットに直接食材を入れ、フタをして調理するというように、パーツの組み合わせを変えることで、2つの調理方法に対応します

スチームポットは、ポット(手前)とフタ(中央右)、スチームトレイ(奥)の3つのパーツで構成されています。ポットに水を入れてスチームトレイをセットし、その上に食材を並べ、フタをして調理すれば蒸し物が完成。蒸し焼き調理を行いたい場合は、ポットに直接食材を入れ、フタをして調理するというように、パーツの組み合わせを変えることで、2つの調理方法に対応します

スチームポットを使った調理の実演が行われたので、その様子を見てください! フレンチトーストを作ります。

一般的なフレンチトーストを作る時と同じように、牛乳と砂糖、卵を混ぜた液体に食パンを事前に浸しておきます。そうして下準備しておいた食パンとりんご、細かくカットしたバターをスチームポットのポットにセット。ポットにはバターを塗ってあります

一般的なフレンチトーストを作る時と同じように、牛乳と砂糖、卵を混ぜた液体に食パンを事前に浸しておきます。そうして下準備しておいた食パンとりんご、細かくカットしたバターをスチームポットのポットにセット。ポットにはバターを塗ってあります

スチームポットにフタをして、オーブンレンジの庫内に入れます

スチームポットにフタをして、オーブンレンジの庫内に入れます

フレンチトーストの自動調理メニューは初期状態ではオーブンレンジに登録されていないので、アプリから送信。アプリ上のメニューでは、レシピや必要な材料も確認できます

フレンチトーストの自動調理メニューは初期状態ではオーブンレンジに登録されていないので、アプリから送信。アプリ上のメニューでは、レシピや必要な材料も確認できます

アプリからメニューを送信すると、本体に登録されました

アプリからメニューを送信すると、本体に登録されました

あとは、スタートボタンを押すだけ

あとは、スタートボタンを押すだけ

約10分で完成! 調理後、スチームポットのフタを開けた様子ですが、りんごや食パンが蒸されてしっとりとしていることがわかります

約10分で完成! 調理後、スチームポットのフタを開けた様子ですが、りんごや食パンが蒸されてしっとりとしていることがわかります

食パンを裏返すと、焼き色がしっかりと付いていました。これだけ濃く焼き色を付けようとすると、薄くスライスしたりんごは真っ黒に焦げてしまいそうですが、りんごはそのような状態になっていません。上手に火加減されているようです

食パンを裏返すと、焼き色がしっかりと付いていました。これだけ濃く焼き色を付けようとすると、薄くスライスしたりんごは真っ黒に焦げてしまいそうですが、りんごはそのような状態になっていません。上手に火加減されているようです

食欲をそそる仕上がりに、食べる前からワクワク。そして、口に入れると、中はとろりなのに、外がサクサクです。そのサクサク具合が相当で、食感がおいしい!

食欲をそそる仕上がりに、食べる前からワクワク。そして、口に入れると、中はとろりなのに、外がサクサクです。そのサクサク具合が相当で、食感がおいしい!

調理後のスチームポットをチェックしましたが、焦げ付きはありません。洗浄も、フライパンを洗う感覚で行えそうです

調理後のスチームポットをチェックしましたが、焦げ付きはありません。洗浄も、フライパンを洗う感覚で行えそうです

今回実演されたフレンチトーストだけでなく、パエリアやピザ、焼きそばなど、スチームポットを使ってできるレパートリーはたくさん! 作った料理をスチームポットのまま食卓に並べてもいいでしょう

今回実演されたフレンチトーストだけでなく、パエリアやピザ、焼きそばなど、スチームポットを使ってできるレパートリーはたくさん! 作った料理をスチームポットのまま食卓に並べてもいいでしょう

スチームポットを使って行うスチーム調理は、レンジ機能(マイクロ波)を利用します。レンジにそのまま卵を入れることはご法度ですが、スチームポットのフタはステンレス製でマイクロ波を中に通さないため、蒸し器と同じ状態になるのがポイント。なので、卵を入れてゆで卵を作ることもできます

スチームポットを使って行うスチーム調理は、レンジ機能(マイクロ波)を利用します。レンジにそのまま卵を入れることはご法度ですが、スチームポットのフタはステンレス製でマイクロ波を中に通さないため、蒸し器と同じ状態になるのがポイント。なので、卵を入れてゆで卵を作ることもできます

スマートフォンと連携し、スマホアプリから本体にメニューを送信できる機能は、今やハイクラスのオーブンレンジではめずらしくありませんが、機能自体を追加できるようにし、スマホアプリ上で自動調理メニューなどを管理する仕様に割り切った仕様は斬新。アタッチメントを別途購入する費用はかかるものの、オーブンレンジを買い換えるよりはずっと安く済みます。何よりも、搭載されているけれど、使っていない機能やメニューがない状態にできるのは、購入後に損した感がなくていい(笑)。その時に必要な機能やメニューのみに調節していけば操作も煩雑になりませんし、多機能ではなく、自分に合わせたオーブンレンジが欲しい人にNE-UBS5Aはうってつけでしょう。

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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