レビュー
加圧・減圧を繰り返す真空抽出がポイント

約5分で水出しコーヒーが作れる! グリーンハウスのコールドブリューコーヒーメーカー

毎年夏にはアイスコーヒーをがぶ飲みしている全国のコーヒー党の皆さん、こんにちは。近年は、よりすっきりした味わいが楽しめる「コールドブリューコーヒー」=水出しコーヒーなんてのも人気ですよね。筆者も大好きです。

ということで今回は、グリーンハウスから登場した家庭用のコールドブリューコーヒーメーカー「GH-CBCMA」を使ってみました。なんとこちら、通常なら抽出に数時間以上かかる水出しコーヒーが、最短約5分で作れるというシロモノなのです! 実際、どんな仕上がりなのでしょうか?

水出しコーヒー、おいしいけど作るのに時間かかる問題

水出しコーヒーの魅力を簡単に言うと、すっきりしていておいしいこと。お湯を注いで短時間で抽出するホットコーヒーとは異なり、常温の水で時間をかけて抽出することによって、雑味や渋み、酸味が少ないすっきりまろやかな味わいを楽しめるのです。いわゆる、コーヒーの苦手な人が言うコーヒーのデメリットが少ないわけですね(まあ、雑味や渋み、酸味のバランスをどう取るかも含めて、コーヒーマニアの楽しみなのだろうとも思いますが)。

その半面、水出しコーヒーのデメリットは時間がかかることです。自宅で水出しコーヒーを作ろうとすると、抽出までに10時間前後はかかるのが一般的。なので水出しコーヒーは、飲みたいときに都度淹れて飲むものではなく、時間をかけて作っておいて冷蔵庫にストックしておくという楽しみ方になります。麦茶的な感じですね。

特許申請中の「真空抽出」で、最短約5分で水出しコーヒー!

……で、そんな水出しコーヒーの常識をくつがえすスペックで登場したのが、今回ご紹介するグリーンハウスのコールドブリューコーヒーメーカー「GH-CBCMA」というわけ。価格.com最安価格は1万円前後(2021年7月時点)。冒頭でお伝えしたとおり、最短約5分で水出しコーヒーが淹れられるというからびっくりです。

本体サイズは182(幅)×178(高さ)×141(奥行)mm、重量は約750g。カラーは、ダークグレーとダークアイボリーホワイトの2色をラインアップ

本体サイズは182(幅)×178(高さ)×141(奥行)mm、重量は約750g。カラーは、ダークグレーとダークアイボリーホワイトの2色をラインアップ

こちらが同梱物! ケトルやコーヒーフィルターなど、コーヒーを淹れる本体関連アイテムのほか、電源用のUSBケーブルとACアダプターも付属しています

こちらが同梱物! ケトルやコーヒーフィルターなど、コーヒーを淹れる本体関連アイテムのほか、電源用のUSBケーブルとACアダプターも付属しています

その秘密は、減圧と加圧を繰り返す「真空抽出」。まず、ケトル内の気圧を真空に近い状態にすることで、ケトル内に入れた水がコーヒーフィルターを通り、コーヒー粉と同時に上部へ引き上げられることで抽出を行います。これが減圧。そして、続いて加圧を行うことによって気圧を戻し、抽出されたコーヒーをケトル内に戻します。この減圧と加圧を何度も繰り返すことで、短時間でコーヒーを抽出できるというのです。

こちらが、真空抽出の減圧と加圧のイメージ図。ケトルの中にコンテナが入っていて、さらにその中に2種類のフィルターがある構造なのがわかります。そこを通って、減圧と加圧が繰り返されます

こちらが、真空抽出の減圧と加圧のイメージ図。ケトルの中にコンテナが入っていて、さらにその中に2種類のフィルターがある構造なのがわかります。そこを通って、減圧と加圧が繰り返されます。ちなみにこのシステム、特許申請中だそう

使ってみた! 本当に約5分で水出しコーヒーができる

というわけで、実際にやってみました。本製品の最大使用水量は500mlで、公式には1回で約3.7杯(コーヒー豆45g/約400ml分)を作ることができるとされています。抽出モードは3段階から選ぶことが可能で、「マイルド:5分抽出」「ミディアム:10分抽出」「ボールド:15分間抽出」といった具合。最も濃いボールドですら、たった15分でできます。以下、せっかくなので、パーツの取り付け手順と共に写真でご紹介しましょう。

まず、ケトルに水を入れます。最大500mlまで

まず、ケトルに水を入れます。最大500mlまで

コンテナにコーヒーフィルターを取り付けて、コーヒー粉45gを入れます。取説の中で推奨されている中挽きを使いました。好みに合わせて、いろいろなコーヒー粉を試すとよさそう

コンテナにコーヒーフィルターを取り付けて、コーヒー粉45gを入れます。取説の中で推奨されている中挽きを使いました。好みに合わせて、いろいろなコーヒー粉を試すとよさそう

そこにトップフィルターを取り付けて、

そこにトップフィルターを取り付けて、

上下をひっくり返してメインユニットを取り付けます(トップフィルターが下側になるようにする)

上下をひっくり返してメインユニットを取り付けます(トップフィルターが下側になるようにする)

先ほど水を入れたケトルにセット

先ほど水を入れたケトルにセット

電源はUSB Type-Cポートから取ります

電源はUSB Type-Cポートから取ります

あとは、メインユニットのトップパネルにある電源ボタンを押し、抽出モードを選択してスタートするだけです

あとは、メインユニットのトップパネルにある電源ボタンを押し、抽出モードを選択してスタートするだけです

以下、「マイルド:5分抽出」で運転している最中の動画を撮影してみましたので、ご覧ください。抽出中は、本体に装備されている窓から加圧と減圧を繰り返している様子が見えて、「おお、やってるやってる!」という感じになります(笑)。動画をご覧いただくとわかりますが、完成までにトータルで5分強かかるようです。

完成後は、すぐにコーヒー粉が入ったコンテナを外します。そのままにしておくと苦みが出てしまいそうなのと、コーヒーがコンテナ内に逆流することがあります。ちなみに逆流してしまった場合は、再度電源を入れて抽出を開始したあと、電源ボタンをブザー音が鳴るまで長押しすれば、ケトル内にコーヒーを戻すことができます

完成後は、すぐにコーヒー粉が入ったコンテナを外します。そのままにしておくと苦みが出てしまいそうなのと、コーヒーがコンテナ内に逆流することがあります。ちなみに逆流してしまった場合は、再度電源を入れて抽出を開始したあと、電源ボタンをブザー音が鳴るまで長押しすれば、ケトル内にコーヒーを戻すことができます

たった5分ほどですが、見た目にもちゃんと抽出されている様子

たった5分ちょっとですが、見た目にもちゃんと抽出されている様子

本体がケトル状なので、完成後にそのまま麦茶間隔でグラスに注げるのが楽チン

本体がケトル状なので、完成後にそのまま麦茶間隔でグラスに注げるのが楽チン

▼さて、気になる味は……

実際にできあがった水出しコーヒーを飲んでみると、確かに雑味の少ないマイルドですっきりした味でおいしい! コーヒーが苦手なうちの夫にも試しに飲んでもらったら、「これは飲める。おいしい」と言って飲み干していました。あくまでもうちの夫の例ではありますが、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい味であるようです。

氷を入れて涼やかに

氷を入れて涼やかに。見るからにイイ色ですよね

さらに、自宅でよく水出しコーヒーを作っているという編集部員にも飲んでもらったところ、「水出しコーヒーらしい、すっきりした味にちゃんとなっています。自宅で10時間くらいかけて作る水出しコーヒーは、1〜2日置いておくと角がとれて味がよりまろやかになるのですが、たった5分程度でそれに近い味が出ていますね」と高評価でした!

ちなみに、「ミディアム:10分抽出」「ボールド:15分間抽出」のほうもそれぞれ試してみましたが、マイルドと比べてミディアムのほうが深く、ボールドはさらに深くなる味わいでした。ミディアムくらいになると、普段お湯で入れているコーヒーに近い厚みが出てくる感じです。

上述の編集部員は、「ボールドは、水出しだけどどことなくエスプレッソに近い濃さがあると思います。ただ、スッキリ感はマイルドがいちばんかも」と表現していました。このあたりは、コーヒー粉の種類と分量を調整すること、それと抽出モードとのかけ合わせによって、無限に味の変化を楽しめると思います。これぞコーヒーらしい楽しみ方!

USB電源に対応。テレワークのお供に

ちなみに本機、もうひとつおもしろいのが、上述のとおりUSB電源に対応していることです。製品には、専用USBケーブルとACアダプターが付属。モバイルバッテリー(別売。DC5V/1A[5W]以上)を接続してバッテリー駆動することもできるので、壁コンセントに届きにくい場所で使うことも可能です。外に持ち出してもよいですし、自分のパソコンのUSBポートに接続して使うなんてこともできちゃうわけです。テレワークのお供にぴったり。

こんな感じで、作業中のPCに接続して水出しコーヒーを作ることも可能(笑)

こんな感じで、作業中のPCに接続して水出しコーヒーを作ることも可能(笑)

お手入れは? メインユニットと電源類以外は水洗い可能

ちなみに本体のお手入れについては、ケトル、コンテナ、フィルター2種類は家庭用中性洗剤を使って水洗いができます。清潔に保てるのはうれしいところ。ただ、メインユニットだけは水洗いができないので、布などで拭きましょう。そのほか、もちろん電源ケーブル類も水洗い不可です。

抽出が終わったあとのフィルター内はこんな感じ

抽出が終わったあとのフィルター内はこんな感じ

ケトル、コンテナ、フィルター2種類は家庭用中性洗剤を使って水洗い可能。ケトルが大きいので洗いやすい

ケトル、コンテナ、フィルター2種類は家庭用中性洗剤を使って水洗い可能。ケトルが大きいので洗いやすい

まとめ

というわけで、グリーンハウスのコールドブリューコーヒーメーカー「GH-CBCMA」をレビューしてきました。冒頭でもお伝えした通り、基本的に本来の水出しコーヒーは、飲みたいときに都度淹れて飲むものではなく、時間をかけて作っておいて冷蔵庫にストックしておくというもの。それが、お湯で淹れたコーヒーと同じように、飲みたいときにスパッと作ってスパッと飲めるというのはすごく便利です! しかもちゃんとおいしい。暑い夏の朝やテレワークの合間に、自宅で手軽に水出しコーヒー作り、いかがですか?

杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。

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