今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、デロンギの電気ケトル「セタ KBS1200J」や、ガーミンのランニングGPSウォッチ「Forerunner 965」、シャープの72Lファン式冷凍庫「グルメクール FJ-HM7K」を紹介する。
2023年4月4日(火)発売
デロンギ・ジャパンから、電気ケトル「セタ KBS1200J」が登場する。市場想定価格は6,980円。
「デロンギ史上、最も軽くてコンパクト」(国内販売電気ケトルの電源ベースを含む重量および設置面積の同社比較)とうたうモデル。最大容量は0.8Lで、設置面積が小さく、360度どこからでも電源ベースに設置可能。限られたキッチンスペースでも扱いやすく、プラスチック素材で軽量なため日々手軽に使えるという。
また、イタリア語で「シルク」を意味する「Seta(セタ)」を製品名とし、シルクのドレープをイメージしたデザインを採用。ケトル内に水がない状態になると自動的に電源が切れる「空だき防止機能」を搭載したほか、取り外し可能なフィルターや、人間工学に基づいた取っ手、ワンプッシュで開くふたを備えた。
容量は0.2〜0.8L。本体サイズは220(幅)×185(高さ)×165(奥行)mm、重量は0.9kg(ベースを含む)。ボディカラーは、ホワイト、ブラック、ベージュ、ラベンダーの4色を用意する。
2023年4月4日(火)発売
ガーミンジャパンから、ランニングGPSウォッチ「Forerunner」シリーズの最上位モデル「Forerunner 965」が発売される。価格は84,800円。
ディスプレイに1.4型(454×454ドット)AMOLEDを採用した最上位モデル。ディスプレイデザインも変更し、コントラストを活用したカラーデザインと、読みやすく大きな文字表記を実現したとのこと。ベゼルにはチタンを採用した。
短期と中期の負荷比率を追跡して、トレーニング負荷の進行状況を可視化する新機能「負荷比」を搭載。「あとどれくらいのトレーニング(負荷)が行えるか」を指標化できるほか、疲労を押しての過度なトレーニングによる怪我予防としても役立つという。
加えて、ラン時にどれだけのパワーを発揮しているか、分単位、距離単位で指標を取得し、タイムアップのための指標を提示する「ランニングパワー」も搭載。ナビゲーション機能は、GNSSマルチバンドテクノロジーに対応する。
また、心拍数の変動をモニタリングする「HRVステータス」や、「スタミナモニタリング」「パフォーマンスコンディション」などランニング中のリアルタイム評価機能、トレーニング後に効果や負荷を確認する機能も備えた。
ヘルスモニタリング機能は、心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリーなどベーシック機能に加え、体のエネルギー状態を数値化する独自の指標Body Battery、ストレスレベル、睡眠の質を測る睡眠スコアなどを搭載した。
このほか、Suicaにも対応する電子決済機能や各種通知機能を搭載。複数のストリーミングサービスに対応し、音楽ファイルを保存、再生できる音楽再生機能も装備した。
本体サイズは47.2(幅)×47.2(高さ)×13.2(奥行)mm、重量は53g。ボディカラーは「Black(ブラック)」、「White(ホワイト)」、「Amp Yellow(アンプイエロー)」。
2023年4月6日(木)発売
シャープから、72Lのファン式冷凍庫「グルメクール FJ-HM7K」が登場する。
高品位なメタルドアデザインと、部屋のレイアウトに応じてドアの開閉方向を変更できる「つけかえどっちもドア」を採用した、ファン式冷凍庫。キッチン周辺だけでなく、リビングやダイニング、寝室など、ユーザーの生活スタイルに合わせて設置場所を選びやすくしたという。
また、冷凍・微凍・冷蔵の3モードに対応。冷凍食品の保存に適した冷凍モード(-21度、-18度、-15度)、生鮮食品やお惣菜などの保存に適した微凍モード(-7度、-5度、-3度)、飲料やおつまみ、スイーツの保存に適した冷蔵モード(0度、3度、6度)の9段階で調節できる。
さらに、プラズマクラスターユニットを搭載し、冷蔵モード使用時に冷蔵室内の浮遊菌を除菌するとのこと。最上段の棚では付着菌に対する除菌効果も発揮し、きれいな冷気が庫内を循環する。
このほか、年間消費電力量は277kWh/年。本体サイズは495(幅)×770(高さ)×598(奥行)mm。重量は27kg。ボディカラーはメタリックグレー。