レコルト「ワッフルボウルメーカー RWB-1」(以下、ワッフルボウルメーカー)は、その名のとおりボウル型のワッフルが焼ける調理器具。甘いワッフルはもちろん、食事に合う甘くない生地などいろいろな“食べられる器”を楽しめるそう。実際に、さまざまな材料で“器”を作って食べてみた!
焼き上がった“器”には、アイスクリームやスイーツ、サラダをトッピング
食パンや麺も“食べられる器”に! 詳しくは2ページをチェック
ワッフルボウルメーカーは一般的なワッフルメーカーと同様、流し入れた生地を上下のプレートではさんで焼き上げる。大きく違うのはプレートの形状。凸型と凹型のプレートが合わさることでボウル型のワッフルが完成するのだ。
サイズは約20(幅)×22(奥行き)×14(高さ)cm、重量は約1.45kg
見た目の割に重さがあるが、安定感がありカバーを開いても倒れにくい
カバー側の上プレートは凸型(左)、本体側の下プレートは凹型(右)
さっそく、ワッフルボウルを作ってみよう。基本のワッフルボウルの生地にはホットケーキミックスを使用するため手軽。投入する生地の量を調整することで、さまざまな大きさに作り分けることができる。今回は付属のレシピブックにならって、S・M・Lの3サイズを作ってみた。
ホットケーキミックスと卵、砂糖、無塩バター、牛乳を混ぜて生地を作る。砂糖の代りにはちみつを使用したり、ココアパウダーや抹茶、つぶしたバナナなどを入れてアレンジしてもOK
生地ができたら、ワッフルボウルメーカーの電源を入れて予熱を開始。電源スイッチや温度調節機能はなく、コードをコンセントに挿すと電源がONになる。
電源が入ると赤いランプが点灯し、ランプが消えたら予熱完了
電源が入ると本体がかなり高温になる。開閉用ハンドル以外触らないように気を付けよう
プレートに油をひく必要はないため、予熱が完了したらそのまま生地を流し入れる。後はカバーを閉めて2分半〜3分待つだけ。
基本のワッフルボウルの場合、生地の量はSサイズで約大さじ1〜3、Mサイズは約大さじ4〜5、Lサイズなら約大さじ6程度
タイマー機能は搭載していないため、キッチンタイマーなどを使用しよう
3分後にカバーを開けると……上プレートにくっついてしまった
でも大丈夫! ちょっと触ると下にコロンと落ちた
ホットケーキミックスを使用しているためか、基本のワッフルボウルはベルギーワッフルのような“外はカリッで中はふわっ”という感じではなく、“ふわふわもっちり”の食感だ。ほんのりと甘みが感じられるのでそのまま食べても美味!
粉の種類によるかもしれないが、同じホットケーキミックスでもフライパンで焼くよりふっくらと仕上がった気がした
S・M・Lサイズのワッフルボウル。Sサイズだと加熱時間が2分半でも長過ぎると感じることがあったので、慣れるまでは途中でフタを開けて様子を見ながら焼くといいかもしれない。
焼き上がったワッフルボウルをすぐに食べない場合は、茶碗などを裏返した上にかぶせて冷ますと形をキープしやすい
大きめのサイズは、サラダやフルーツを盛り付ければそれだけで立派な朝食になりそう。小さいサイズをたくさん焼いて何種類かトッピングを用意しておけば、ホームパーティにもぴったり!
今回できあがったワッフルボウルのサイズはSサイズで直径5cm前後、Mサイズは直径10cm前後、Lサイズは直径18cmほどで、大きいサイズほど深さがでる。生地の量を大さじ1程度に少なくすれば、ほとんど深さのない小皿のように焼くことも可能
ワッフルボウルをいくつか焼いて慣れてきたため、「計量スプーンを使わなくても大丈夫なのでは?」と思い目分量で生地を入れたところ、横から吹きこぼれてしまった。生地を入れる際、特にLサイズを焼く場合は、ちゃんと軽量スプーンを使ったほうがよさそう(汗)。
万一生地が溢れたら、一度電源を切って少し冷ましてから拭き取ろう