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温度と食材の重さをあわせて加熱調整するセンサーの実力を見てきた

旨み成分を引き出すオーブンレンジ「ヘルシーシェフ」で焼いた魚がウマ過ぎ!

温度を計るセンサーを搭載するスチームオーブンレンジは数あれど、食材の重さも総合して加熱時間をコントロールするのは日立のみ。そんな性能を有する新モデル「ヘルシーシェフ MRO-SV3000」(以下、MRO-SV3000)が登場した。大きな進化は、オートメニューの充実と温めや解凍の精度の向上。説明会で実際に調理されたメニューを試食してきたので、進化点を紹介するとともに味のレポートをお届けする。

「ヘルシーシェフ MRO-SV3000」の庫内容量は33Lで、メタリックレッドとパールホワイトをラインアップ

「ヘルシーシェフ MRO-SV3000」の庫内容量は33Lで、メタリックレッドとパールホワイトをラインアップ

2種類のセンサーで見るから細かく加熱コントロール

オーブンレンジに搭載されるセンサーは、必要な加熱時間を調整したり食材の位置、大きさを把握するために欠かせない。食材を入れてボタンを押すだけで調理するオートメニューはもちろん、温めや解凍の仕上がりもセンサーの精度によって変わってくる。MRO-SV3000は重さを見る重量センサーと温度を検知する赤外線センサーの2つを採用しており、赤外線だけでは見落としてしまうような温度変化を細かくチェックできるのが魅力。たとえば料理を温める場合、最初に重さと状態(常温/冷凍/冷蔵)を調べて加熱時間を導き出し、加熱中はもともとの重さと昇温速度のバランスを推定して加熱時間を補正する。これが赤外線センサーだけだった場合、温度しか見ることができないので加熱不足や超過になってしまうこともあるという。

庫内に入れた食材の重さは3か所に配置された重量センサーで検知(青色の囲み)。それに加え、赤外線センサーが底面を120分割して計測し、食材の表面温度を見張る

赤外線センサーは8眼となっており、下の動画のように15段階でスイングして温度を測る(8眼×15段階=120に分割して検知)。

赤外線センサーが搭載されている位置が、他社のように側面ではなく天面にあるのもポイント。たとえばコップに入れた液体を温める場合にも、センサーが天面にあるからしっかり液体の温度をチェックできる

ちなみに、赤外線センサーを側面に搭載しているメーカーがほとんどな理由は、天面にはヒーターがあるから。ヒーターと隣接する位置にセンサーを装備するのは、非常に技術が必要なことなのだという

高さが変えられるグリル皿を高い状態にした時には、グリル皿全面を検知できるように赤外線センサーのスイング角度を従来よりも前方向へ6°ほど広くなるように改良された

温度だけでなく重さも考慮して加熱時間を調整するので、ラップの有無にかかわらず温めできる(オート温め時)。同タイプのオーブンレンジではラップをしないように取扱説明書に書かれているが、それはラップで覆った部分の温度上昇を赤外線センサーが検知してしまい、中は温まっていない状態で温め完了となる可能性があるからだ

カチカチに凍ったマグロの刺身も、切りやすい状態まで解凍される。解凍時に用いたトレイにはドリップもない!

仕上がり具合を見てみよう

食材の重さと温度をセンシングして最適な加熱ができるため、熱で壊れやすい旨み成分や栄養成分をたくさん残した調理ができる。その特性を生かし、肉や魚の旨み成分であるイノシン酸が喪失されないようにしつつ、グルタミン酸が増える温度でじっくり加熱する29種類のオートメニューを追加。ほかにも、ビタミンCの破壊を抑えて作るメニューや和食の充実など400種類のオートメニューが搭載されており、説明会ではその一部が試食として振舞われた。

オーブンレンジというと洋食のイメージが強いが、近年人気の和食をオートメニューにたくさん用意

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一番感動したのが焼いた鯖。これまで何度もオーブンレンジで焼いた魚は食べてきたが、これほどふっくら&ジューシーな仕上がりは初めて!

金目鯛の煮付けも、甘みを感じる上品な仕上がり。身もやわらかで、簡単にほぐれる

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かぼちゃの煮物は、皮の部分も柔らか。煮崩れなく、味がしっかりと染み込んでいた

かぼちゃの煮物は、皮の部分も柔らか。煮崩れなく、味がしっかりと染み込んでいた

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいマス。

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