レビュー
オトナも子供も! もう歯みがきがやめられなくなるかも!?

画期的な歯みがき補助ガジェット「G・U・M Play」で歯みがきが「楽しみ」になる!

最近は電動歯ブラシ派の筆者ですが、歯みがき指導では「数回に一度は手みがきもしてください」と言われます。電動歯ブラシは手軽な反面、細かな磨き残しが出やすいというのが歯科衛生士の言い分。とはいえ、今まで歯の表面に軽く当てるだけだった歯みがきが、今度はシャカシャカと歯ブラシを動かす必要がでてきました。これが意外に……面倒。

そんな人が多いのか、オーラルケアのサンスターから「G・U・M Play」というガジェットが発売されました。手持ちの歯ブラシに装着するだけで、歯ブラシがスーマートフォンと連動。歯みがきの採点や、歯みがきが楽しくなるゲームができるというスグレモノです。

いつもの歯ブラシが使えちゃう!

G・U・M Playの本体は「センサーユニット」とよばれる、直径27mm、厚さは14mm(実測値)ほどのコイン形状。この本体を「カラーキャップ」と呼ばれる付属品に装着して使用します。カラーキャップに装着した状態でも、32(直径)×35(高さ)mm、重量は約15gと非常に軽量コンパクトです。

本体は、10円玉を分厚くしたようなサイズと形状。本体上面には、電源を入れると点滅するLEDを搭載。本体裏側(写真下)にはコイン電池を挿入するフタがあります。コインなどで捻って開く形式です

この本体センサーユニットのほか、シリコンのカラーキャップと、サンスターの歯ブラシが1つずつ付属します

この本体センサーユニットのほか、シリコンのカラーキャップと、サンスターの歯ブラシが1つずつ付属します

ブラシ部が小さい子供用歯ブラシが付属するモデルもあります

ブラシ部が小さい子供用歯ブラシが付属するモデルもあります

カラーキャップ上部には細長い楕円状のスリットがあり、ここに手みがき用の歯ブラシを差し込んで使用します。製品パッケージにはサンスターの専用歯ブラシも同梱されているのですが、キャップは伸縮性のある柔らかなシリコン製で、一般的な歯ブラシならほとんどの製品が装着可能です。筆者は、手みがき時は毛が細く毛先が鋭利な歯ブラシが好きなので、自分の好きなメーカーの歯ブラシが使用できた点は、かなりうれしいポイントでした。

また、キャップを装着すると歯ブラシが自立するのも便利です。最初のセットには白いカラーキャップが付属しますが、青や赤、緑、グレーといったカラーキャップも500円前後で別売りされています。家にあるすべての歯ブラシにキャップを装着すれば、場所をとる「歯ブラシスタンド」が必要なくなります。また、歯磨き中にちょっとした用事で歯ブラシを一時的にどこかに置きたいときも、自立するのが便利です。

シリコンのカラーキャップは、上部に楕円形の細長いスリットがあります。ここに手持ちの歯ブラシを挿入すれば準備完了。キャップをつけた歯ブラシは、自立するので置き場所に困りません

カラーキャップは柔らかく、少し伸縮性もあるので、我が家にあるほぼすべての歯ブラシが使用できました

カラーキャップは柔らかく、少し伸縮性もあるので、我が家にあるほぼすべての歯ブラシが使用できました

年齢や用途に合わせた3つのアプリ

G・U・M Playを楽しむには、スマートフォンに専用アプリをダウンロードする必要があります。アプリをインストールしたら、まずは使用者のアカウントを登録。アカウントは複数登録することも可能なので、ひとつのG・U・M Playを家族全員が使いまわすことも可能です。反対に、複数のG・U・M Playを、ひとつのスマートフォンに登録することもできます。このため「家族に一つずつG・U・M Playを購入し、娘はママと同じスマートフォンに登録」といった使い方もできます。ちなみに、本体とスマートフォンはBluetoothで接続。一度ペアリングと設定をすれば、次回以降は本体の電源を入れるだけで自動的に接続できます。

まずはアプリに自分のアカウントを作り、自分のG・U・M Playを登録します。1つのスマートフォンに複数のアカウントを登録することも可能です

歯ブラシをグッと床側に押し付けるとG・U・M Playの電源が入ります。電源ON時は、緑のLEDがチカチカ光るので電池切れのときもひと目でわかります

ちなみに、現在ダウンロードできるアプリは「Mouth Band」、「Mouth News」そして「Mouth Monster」の3種類。Mouth Bandは、音楽に合わせて歯を磨く音楽ゲームで、磨き方をセンシングしてリアルタイムに点数が表示されます。最初は一つの楽器しか表示されていませんが、高い点数が続くと楽器の数が増え、派手なエフェクトが表示されます。また、歯ブラシの動きと演奏が連動しているため、ゆっくりと磨くと音楽も遅く、早く磨くとセカセカとした演奏になるのも楽しいところです。

歯ブラシの動きに合わせて音楽を演奏する「Mouth Band」。画面下にみがき方の点数がリアルタイムで表示されます。良いみがき方を続けると最大3台の楽器で演奏

プレイ中は、タイミングにあわせて歯の磨く位置の指示が表示されます。写真は「下の歯の左外側」を磨く指示です

もともと登録されている曲だけでなく、ユーザーがスマートフォンに保存している曲でもプレイ可能。気に入った曲で飽きにくいのが嬉しいですね

個人的に、一番よく使用したのが「Mouth News」。これは、その名の通りニュースを表示するアプリ。歯を磨く約3分の間にニュースが自動的に表示されるとともに、音声でも読み上げを開始します。音声読み上げ機能があるので、スマートフォン音量を最大にしておけばキッチンやリビングなどの別の部屋に移動しても内容がわかるのが便利です。また、歯磨きの手をとめると、ニュースも一時的に停止されるので「サボれない」という点も気に入っています。ただ、このアプリは歯磨きの「点数」がリアルタイムで表示されないので、「磨き方」のチェックには向いていません。

本日の天気やニュース、占いなどを約3分にまとめて表示するアプリです。表示とともに音声読み上げもしてくれるので、常にスマートフォンをみている必要はありません

歯を磨くのをやめると、画面に表示がでてニュースが一時的に読めなくなるので「ニュースを読むために歯磨きを続行しないと!」と頑張れます

最後のMouth Monsterは、子供向けのゲームアプリです。口内を模したファンタジー感あふれるステージに、敵の「菌モンスター」が表示されます。この菌が表示された場所を歯ブラシでゴシゴシ磨くと、菌がどんどん倒されるというルール。最後に口中を逃げ回る「ボス敵」を倒せば歯みがき終了。終了後に点数などが表示されます。また、面白いのが、このアプリ使用中はいつのまにか写真を撮影されていること。子供が一生懸命歯を磨く様子が、カレンダー形式で閲覧できます。「昨日はちゃんと歯磨きしたかな?」と、子供の歯みがきチェックとしても使えそうです。

口の中を模したステージに現れる、「菌のモンスター」を倒すゲームです。歯ブラシを動かすと「キュキュキュ」という効果音とともに菌が消えていきます

上手にみがき続けると「必殺技」を繰り出したり、ボスモンスターを捕獲して「図鑑」に登録できるなど、子供に「きちんと磨こう」と思わせる工夫が随所にみられます

Mouth Monsterで使用中に写真撮影できる機能も。時系列にアルバム化され、子供が夢中で歯磨きしているようすを見られるようになっています

強くみがきすぎぎたり歯磨きをしすぎると、警告が出ます。この機能は、すべてのアプリに搭載されています

強くみがきすぎぎたり歯磨きをしすぎると、警告が出ます。この機能は、すべてのアプリに搭載されています

自分の歯磨きを「見える化」

G・U・M Playの面白さは、ゲームで楽しんできた自分の歯みがきを後からチェックできることです。上記3つのアプリには、すべてに「マウスログ」と「マウスチェック」という機能が搭載されています。「マウスログ」は、過去の歯みがきチェックできるアプリです。ここでは、歯を上下、左右真ん中、さらに外側、内側、中央などの合計16分割でチェックできます。よく磨けているエリアは鮮やかな緑、うまく磨けていない部分は赤色の計5色で表示されるので、自分が磨き残しやすいエリアが一目でわかります。また、ここでは歯ブラシを動かす速さや幅などの「ピッチ」も確認できます。

マウスログでは、歯を磨いた頻度や、うまく磨いたかがグラフ化されます。グラフの棒をタッチすると、みがき方が甘かったエリアなどがわかります

苦手な部分がわかったら「マウスチェック」で、ただしいピッチを学習できます。ここでは、リアルタイムにピッチと点数が表示されるので「100点」に近い動きを学習可能です。

マウスチェックでは、歯ブラシを動かすピッチなどをリアルタイムで確認しつつみがき方の練習ができます

マウスチェックでは、歯ブラシを動かすピッチなどをリアルタイムで確認しつつみがき方の練習ができます

子供たちの反応はいかに?

さて、アプリをみると分かるのですが、かなり子供の使用を意識した内容です。そこで、今回は近所の小学生姉弟に、実際にG・U・M Playを使ってもらうことにしてみました。最初に試してくれたのはお姉さんのナツコちゃん(11歳)。最初は使い方に戸惑っていましたが、一度プレイすると2回目以降はコツをつかんで真剣に楽しんでいました。使用後の感想を聞いてみたところ「もう少し、難しいルールがあったほうが面白いかも」とのこと。たしかに、Mouth Monsterは幼児向けのためか、点数の低いみがき方をしても、とくにペナルティがありません。自分の今の状態が良いのか、悪いのかがわかりにくいというデメリットもあるので、小学校高学年にもなると少々物足りない内容かもしれません。

そこで次はMouth Bandを使用してもらったところ、こちらはリアルタイムに点数が表示される上、自分の動きにあわせて音楽の速度も変わるので「自分がプレイしている」という感覚があり、かなり面白いとのことでした。

最初はナツコちゃんひとりで歯みがきをしていたのですが、楽しそうな雰囲気に弟が「僕もやりたい!」と乱入(笑)。子供たちには、かなり面白そうに見えるようですね

次に試してくれたのが弟のダイ君(8歳)。じつは、最初「写真を撮られるのは恥ずかしい」と言っていたのですが、姉がMouth Monsterをプレイしているのを見て興味深々。「写真撮っていいから僕もやる!」と大張り切りでプレイをしてくれました。ちなみに、ダイ君は「ゲームが好き」というだけあり、Mouth Bandの点数をみながら自分で高得点がでる方法を試行錯誤し、なんと最終的には「BEST」の評価を取得していました。

使用後の感想を聞いたところ、2人とも「もっと遊びたい!」とコメント。ダイ君はアプリで「磨きすぎ」と禁止されても「まだ歯みがきしたい!」と言っていました。2人のお母さんによると、2人とも歯みがきは嫌がらず自分でするそうですが、これなら歯みがきが嫌いな子供も楽しむために自主的に歯磨きをしてくれるのではないでしょうか。

一度やり方を教えたら、2度目以降は8歳のダイ君も簡単に自分でプレイできるように。ひとりで黙々と歯磨き

一度やり方を教えたら、2度目以降は8歳のダイ君も簡単に自分でプレイできるように。ひとりで黙々と歯磨き

「もっとやりたい!」と言っていたダイ君ですが、1日に規定回数以上はみがけないようになっているので歯茎を傷める心配もないでしょう

まとめ

G・U・M Playは、今まで「作業」だった歯みがきを、ニュースの閲覧やゲームという「楽しみ」に変えてくれます。また、漫然と磨いていただけの歯磨きを、点数化することで歯みがきのモチベーションがアップするのも良いところ。小さな子供から大人まで、幅広い年齢層が楽しめるアプリが用意されているのも気に入りました。

Mouth Newsは毎日内容が更新されるので、毎日使用しても飽きにくいのも大きなメリット。ただ、ゲームは何度もプレイすると少々飽きてしまうかも。このあたりは、新しいルールや新アプリを定期的にリリースしてくれるとうれしいです。

普段は電動歯ブラシ派の筆者ですが、今回G・U・M Playを使用することで、右内側の歯のみがき方が甘いことがわかりました。普段は電動歯ブラシ派でも、歯みがき癖をチェックするために使用してみてもよいかもしれません。最初は「歯ブラシのガジェットに5,000円って、ちょっと高くない?」と思いましたが、「老後まで健康な歯を残す」ためと考えれば、意外に安い出費かもしれませんね。

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倉本 春

倉本 春

パソコン雑誌編集者からドッグカフェオーナーという、異色の経歴を経た家電ライター。家電を活用することで、いかに家事の手を抜くかに日々頭を悩ませている。

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