今、大人気のホットプレート、イデアインターナショナル「BRUNO(ブルーノ) コンパクトホットプレート」(以下、コンパクトホットプレート)をご存知だろうか? 一般的なホットプレートよりふたまわりほど小さいサイズは2〜3人で使用するのにちょうどよく、ホーロー鍋のようなかわいらしいデザインで、キッチンの見えるところに置いておきたくなると評判だ。しかし、メニューや家族構成によっては、サイズが小さすぎる場合も。「おしゃれなデザインはそのままに、もっと大きなサイズが欲しい!」という声が多かったのか、ファミリーサイズの「BRUNO(ブルーノ) ホットプレート グランデサイズ BOE026」(以下、ホットプレート グランデ)が発売された。早速、「コンパクトホットプレート」との違いをチェックしつつ、「ホットプレート グランデ」であれこれ作ってみた。
【レビュー】おしゃれなだけ? とあなどるなかれ。「BRUNO コンパクトホットプレート」であれこれ作ってみた!
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目次
・「コンパクトホットプレート」との違いをチェック
・餃子もたこ焼きも1度にたっぷり焼けるから、ホームパーティーも安心
・サンマも丸ごと! 大きさを生かしたメニューを作ってみた
・BRUNOのホットプレートなら、作るのも食べるのも、いつも以上に楽しくなる
まずは、「ホットプレート グランデ」のサイズやデザインを、「コンパクトホットプレート」と比較しながらチェックしよう。
「コンパクトホットプレート」がホーロー鍋のようなデザインなのに対し、「ホットプレート グランデ」は、ツールボックスをイメージしたデザインとのこと。「コンパクトホットプレート」の約1.5倍のサイズで、4〜5人で囲むのにちょうどよい大きさになっている。なお、対応温度と同梱プレートの種類は「コンパクトホットプレート」と同じだ。
本体サイズは480(幅)×152(高さ)×280(奥行)mmで、重量は3.2kg。電源コードの長さは180cmなので、高さのあるダイニングテーブルなどで使用する場合は、延長コードを用意しておいたほうがいいかもしれない
「ホットプレート グランデ」(左)と「コンパクトホットプレート」(右)を並べてみると、こんな感じ
「ホットプレート グランデ」のフタは、持ち手に「BRUNO」のロゴをあしらったデザイン。個人的には「コンパクトホットプレート」のフタのほうが好みだが、「ホットプレート グランデ」の持ち手は、大きなフタをしっかり支えられる形状になっている
「ホットプレート グランデ」には、「コンパクトホットプレート」同様、平面プレートとたこ焼きプレートの2枚が付属する。プレートには焦げ付きにくいフッ素樹脂コートが施されており、取り外して丸洗いできるので手入れが楽だ。
平面プレートのサイズは、「コンパクトホットプレート」の約1.5倍となっている
たこ焼きプレートは、24穴から35穴に。穴のサイズはそのまま
加熱方式はともにヒーター式で、保温(65〜80℃)から250℃の間を無断階で調節可能。サーモスタット機能付きなので、安定した温度で使用できる。
温度調節スライダーの幅は「ホットプレート グランデ」のほうが広いため、細かい調節はしやすい
電源コードは、脚などにひっかけてもすぐ外れるマグネット着脱式
ホットプレートで楽しみたいメニューの代表格である餃子やたこ焼きだが、小さめのホットプレートで焼いた場合、大人数で食べるとあっという間になくなってしまう。そのため、人数が多い世帯やホームパーティーなどでは、落ち着いて食べる間もなく何度も焼くことになる、なんてことも。その点、「ホットプレート グランデ」なら、1度にたっぷり焼くことができる。
ためしに、平面プレートいっぱいに餃子を並べてみたところ、一度に33個焼くことができた。これなら、餃子パーティーでもすぐにホットプレートが空になるということはないだろう。
油を引かずに焼ける冷凍餃子(幅7cmほど)を使用。隙間なく置けば、33個並べられた。ちなみに、「コンパクトホットプレート」の場合は1度に20個までだった
餃子を蒸している姿でさえもおしゃれ! BRUNOのホットプレートはフタがかわいいので、調理中になるべくフタをかぶせたくなる(笑)
5分ほどで焼き上がり。隙間なく敷き詰めたにも関わらず、おいしそうな焼き色がムラなく付いた
たこ焼きは1度に35個焼ける。ただ、ヒーター式のホットプレートの場合、場所によっては火力が弱く、端のたこ焼きだけベタベタになってしまうことも。「ホットプレート グランデ」も、どこかしら生焼けになってしまうのではと、焼きムラができないかチェックした。
最高温度で調理したせいか、すべての穴に生地を流して具を入れ終わったころには、すでに生地がいい具合に焼けている部分も。35個ともなると、1人で作業するのは大変。2〜3人がかりでワイワイ調理したい
端の列は火が多少弱くはなるものの、ベタベタの仕上がりのものはなし。場所の入れ替えもせずに済んだ
端の列まで十分な火力があることがわかったので、2順目からは、左の3列でアヒージョを同時に料理してみたところ、大成功! たこ焼きばかりでは飽きてしまうけれど、かといってキッチンで別のものを作るのも面倒だな、という時にも使えそうな方法だ。
たこ焼きが8割ほど焼けたところで、空いた穴でアヒージョの調理を開始すると、両方ともちょうどよい焼き具合で食べることができた
せっかくなので、「ホットプレート グランデ」の大きさを生かしたメニューも作ってみた。
広い長方形のプレートは、サンマなどの長い魚も丸ごと調理できる。大きめの魚は、丸ごと調理するだけで主役級のメニューになるので、ホームパーティー好きにはうってつけだ。
長さ約32cmのサンマを用意。「コンパクトホットプレート」では頭や尾がはみ出てしまうが……
「ホットプレート グランデ」ならすっぽり収まり、ムラなくおいしそうな焼き色を付けることができた
サンマのまわりに野菜を入れ、フタをして蒸し焼きにするだけで、華やかなおもてなしメニューができあがり
皮はパリっと、身はしっとり。焼き加減も申し分ない
プレートの片側で生地を焼きながら、反対側では具材を焼き、焼きあがったら巻いて食べる「手巻きクレープ」も試してみた。冷蔵庫の残りものを焼いて巻いただけなのに、エンタメ感があるのでよりおいしく感じる。
薄いクレープと一緒の温度(LOW)で焼くので、具材は火の通りやすいものを選んで先にプレートに乗せておくと、タイミングよく食べられる
生地と具材が焼けたら、プレートの上でくるりと巻いて食べる! こういった楽しみ方ができるのは、大きなホットプレートならではだ
BRUNO(ブルーノ)のホットプレートで調理をすると、そのおしゃれなデザインと相まって料理がよりおいしそうに見えるので、作るのも食べるのも、いつも以上に楽しく感じられる。特に今回使用した「ホットプレート グランデ」は調理スペースが広いため、工夫次第でいろいろな楽しみ方ができるのがよかった。価格は17,280円(2016年8月17日時点での、価格.com最安値)と、ほかのヒーター式のホットプレートに比べ割高な印象は否めないが、「料理は目でも楽しむ」と言われるので、料理をおいしく見せてくれるというメリットは、BRUNOのホットプレートならではの価値ある機能と言えるのかもしれない。
なお、「コンパクトホットプレート」には、肉などの余分な脂を落として焼くことができる「グリルプレート」や、煮込み調理ができる「セラミックコート鍋」といった別売りのプレートが用意されているが、「ホットプレート グランデ」に対応するプレートは、残念ながら今のところ販売されていない。今後、大勢で囲みたい焼肉や焼き鳥などの肉料理が楽しめる「グリルプレート」や、広いスペースを生かして、2種類の調理が同時にできるプレートなどが発売されることを期待したい。
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