私が好きなタイプのヨーグルトは、あまり酸味が強くなく、軟らかめでとろ〜りとしたもの。ですが、なかなか売っておらず、見つけたとしてもそれなりの値段がします。自分へのご褒美として、たまに食べるのならいいのですが、毎日となると出費がかさみます。体にはいいのでしょうが、お財布には悪いです。と、そんなヨーグルト問題で頭を悩ましていたのですが、なんと家で簡単にヨーグルトが作れるマシンがあることを知りました。それが「東京企画販売」という会社が販売している「ヨーグルトファクトリー プレミアム」です。
市販の1L入りの牛乳にヨーグルト菌(市販のヨーグルトでOK)を加えて混ぜて、「ヨーグルトファクトリー」にセットすると、ヨーグルトが作れるというモノです。「発酵時間によってお好みの酸っぱさや硬さに調整でき、オリジナルヨーグルトが味わえます。パック牛乳の代金とわずかな電気代だけでできて、経済的な健康便利グッズ!」とのことなのです。ならば、さっそく試してみないわけにはいきません。
作り方はとっても簡単。まずは成分無調整の牛乳を用意します。低脂肪乳、加工乳、乳製飲料などはNGです。
あとでヨーグルトを加えるので、牛乳があふれないように、あらかじめ牛乳をコップに半分(100cc)くらい出しておきます。それから牛乳をパックのまま電子レンジで人肌に温めます。牛乳パックのまま電子レンジで加熱して大丈夫かな? と、最初はちょっと心配なので、1〜2分ずつ小刻みにレンジでチンします。でも、ぜんぜん大丈夫でしたので、ご安心を。
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1Lの牛乳と、プレーンヨーグルト100cc程度を用意します。牛乳とヨーグルトは開けたてのものを使用しましょう |
次に、温めた牛乳に市販のヨーグルトを加えます。小さなパック=100cc程度のモノでOK。
ヨーグルトを投入したら、ヨーグルトと牛乳が混ざるように、牛乳パックの口をしっかりと押えて振ります。こぼれないように注意しましょう。
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ヨーグルトはよく混ぜて、トロトロにしておき、牛乳パックへ流し入れましょう |
あとは、「ヨーグルトファクトリー」にセットしてスイッチON。5〜10時間待ち、牛乳がヨーグルト状になったら完成。夜寝る前にセットしておけば、朝には自家製ヨーグルトができ上がっているというわけです。
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本体にセットする前に、クリップでフタを止めておきます。あとはスイッチオン! |
こちら、カスピ海ヨーグルトも作れるとのことで、その場合は、カスピ海ヨーグルトの乳酸菌を使用します。ただ、カスピ海ヨーグルトは常温でも作れるので、通常は「ヨーグルトファクトリー」を使用する必要ないとのことですが、冬場など気温が低いときにはこれが活躍します。さて、そろそろできあがったかな?
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本体は、8時間で自動的に切れます。温まった証拠にふたに水滴がついています |
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ヨーグルトになっています!牛乳パックの中にヨーグルトって…なんか楽しい♪ |
1Lの牛乳がぜ〜んぶヨーグルトになるので、なんだかマジックのよう。「ヨーグルトファクトリー」もスグレものですが、乳酸菌の醗酵力もすごい! 市販のヨーグルトに含まれている乳酸菌は、たとえばビフィズス菌だとか、R-1だとか、それぞれ違うので、いろいろなヨーグルトで試してみたいと思います。もとになるヨーグルトが多少高くても、それで1L分が作れるのですから、バッチリ元が取れます。コスパ抜群の「ヨーグルトファクトリー」、かなりオススメです。
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豆乳ヨーグルトも作れるのですが、この形の豆乳は投入できません…残念 |
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このタイプならOK。プラキャップがあるため、レンチンはせず、室温に戻してから使います |
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左ができあがった豆乳ヨーグルト、右が牛乳で作ったヨーグルト。色が違います。どちらもおいしい! |
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500mlパックの牛乳でも作れます |