パソコン2台にゲーム機がたくさんあるわが家では、コンセントを使う機器の数がハンパありません。デスクの下はいつもOAタップと配線がごっちゃごちゃなので、どうにか整理できないものか…と思って導入してみたのが、今回のアイテムです。
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内容物はタップ本体と、固定用の金具 |
名称はごく普通。それにケーブル長1.8mの6個口という、よくあるスペックです。
が、このOAタップは、2つの大きな特徴を持っているのです。
その1:タップの一部が270度回転する
本体のうちピンクの部分がぐるーりと3/4周分可動するんです。ピンクの部分には差し口が3つありますから、差しやすい方向に調整できるんです。
この可動部、軽く動くのではなくてけっこう力を入れないと動きませんでした。これなら重いプラグを差しても引っ張られることはなさそう。また、90度ごとでカッチリ固定できますので、差し口をいい感じに立たせたり寝かせたりすることができます。
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ぐるっと可動部を180度回したところ。この状態だと手前と奥、2つの方向からプラグを差せます |
その2:付属の金具でOAタップを固定できる
普通のOAタップを使うときは床に置くくらいしかできませんが、これはテーブルなどに固定できるのが魅力。万力のような形をした金具をOAタップに取り付けて使います。テーブルの天板などをこの金具で挟み込み、ハンドルを回すことでOAタップがしっかりと固定されるんです。
固定できる天板は厚さ38mmまで。だいたいのテーブルに対応できる幅があるかと思います。
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金具はタップ背面の溝に差し込んで… |
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天板にこんな感じで取り付けます |
というわけで、試しに差し口の角度を変えながら使ってみました。
まだ数日間しか使っていない時点での感想ですが、なかなかいいです。デスクに固定した白い部分についている差し口は、よく抜き差しする機器をつなぐのにすごくいいです。
わが家ではデジタルカメラの電池を充電するアダプタや、バックアップ用外付けハードディスクドライブのアダプタなどで重宝しました。デスクに固定されているのが効いていて、プラグを片手で抜き差しできるのがめっちゃ楽で! この手の抜き差しをする機器が多いご家庭では、ピンクの部分を立てて差し口を上向きにするのがいいと思います。
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同じ向きに6つの差し口があるスタイル |
また、ピンクの部分の差し口を下向きにするとどんな効果があるのか。それは、差し口3つ分がデスクの陰に隠れて見えなくなる、つまり、見た目がスッキリするんです。ただ、やはり狭い場所に差し口が来ますので、抜き差しはやりづらい…というか、逆にほとんど抜き差ししないプラグがある場合は、この下向きスタイルがオススメ、ということです。
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わが家ではデスクサイドが壁際なので、ちょうどデッドスペース的な場所にタップが収まりました |
いずれにせよ、デスクサイドに固定されたコンセントができるのはとても重宝しました。今までOAタップは床へ無造作に置いていたので、いろいろ抜き差ししているうちにケーブルが絡まってぐちゃぐちゃになってたんです…。それが床より上にきたことで、かなり軽減されるかなって思います。
PCや周辺機器をいっぱい使っていて、大量の配線にお困りの方には、ぜひ試していただきたい!
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試しに棚の支柱に固定してみました。これも結構よさそう! |
1972年、神奈川県横須賀市生まれ。任天堂ハード系専門誌「NintendoDREAM」でいろいろやってます。好きな物は任天堂と1980〜90年代のパソコン、パソコンゲーム、アーケードゲーム。Mac大好き。あとプログレッシヴロックと少女まんが。