「話のネタになる最新ITニュースまとめ」は、主に海外のIT業界やインターネットで先週話題になったニュースを紹介する連載です。知っておいて損はない最新情報から、話のネタになりそうな事柄まで、さまざまなニュースをお届けしていきます。
アップルが2019年8月に発売したスマートスピーカー「HomePod」ですが、発売から2年をたたずして生産終了となることが判明しました。
日本のApple Storeオンラインでも「在庫がなくなり次第終了します」と案内
「HomePod」は、アップル初となるスマートスピーカーで、音声アシスタント「Siri」との連携機能だけではなく、スマートスピーカーとしては希少だった、音質にもこだわった製品として注目されていました。
ただし、公式サイトでの販売価格が36,080円(税込)と、スマートスピーカーとしては高価な部類に入り、さらに、ステレオサウンドを楽しむには2台そろえる必要があることもあり、一般ユーザーにはなかなか手が届きにくいという声があったのも事実です。
そして、アップルは2020年11月16日にスマートスピーカーの新モデル「HomePod mini」を発売。「HomePod」から1/3に抑えた11,880円(税込)という価格ながらも、デザインと音質の両方を兼ね備えるモデルです。
アップルによれば、今後は「HomePod mini」に注力していくため、「HomePod」は現在の在庫がなくなり次第生産終了するとのことです。「HomePod」のソフトウェアアップデートや、Apple Careのサポートなどは引き続き提供していくとしています。
「HomePod」が欲しいという人は、在庫がなくなる前に購入しておきましょう。
ゲーム「Fallout」、「The Elder Scrolls」、「Doom」シリーズといった作品を手がけるBethesda Softworksのマイクロソフトによる買収が2021年3月10日に完了し、同社は正式にマイクロソフト傘下になりました。
これを記念して、Bethesda Softworksは公式ラウンドテーブル「Bethesda Joins Xbox – Roundtable」を配信。その中で、今後のタイトルがマイクロソフトの「Xbox」シリーズ以外でも発売されるかどうか、という点について説明を行いました。
Xboxの統括者であるフィル・スペンサー氏によれば、新規タイトルがすべて「Xbox」独占になることはないとしながらも、一部のタイトルについては「Xbox」のサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」を利用可能なプラットフォームである「Xbox」シリーズとPC向けの独占になると説明しました。
タイトルの詳細については明言されていませんが、Bethesda Softworksのゲームを「PlayStation」や「Nintendo Switch」で遊びたいプレイヤーにとっては、同社の人気タイトルが今後どのプラットフォームで展開されるのかが非常に気になるところです。
動画配信プラットフォームの「Netflix」が、ひとつのアカウントを同居人以外と共有しているユーザーを取り締まるテストを始めたことが明らかになりました。
「Netflix」の契約プランには、同時視聴機器数が1台のベーシックに加えて、同時視聴機器数が2台のスタンダードと同時視聴機器数が4台のプレミアムという3つのプランが用意されています。
スタンダードやプレミアムを契約したアカウントを同居する家族と共有するのは問題ありませんが、同居していない友人などと共有するのは規約違反に当たります。
しかし、この規約を守らないユーザーが多数いるのも事実です。Netflixは、こういった違反ユーザーを取り締まるべく、違反しているユーザーの画面に、アカウントの共有をやめて新規でアカウントを作るよう警告するメッセージの表示を開始したとのことです。
この警告画面ではアカウントの認証をスマートフォンを使って行うよう案内されます。認証をスキップして利用することも可能ですが、その後も定期的に表示される可能性があるとのことです。
Netflixは、警告文の表示は違反ユーザーを取り締まるテストの一環だと説明しています。
ソース:The Verge