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55V型の4Kプレミアムモデルが16万円切り! 東芝「REGZA」が「薄型テレビ」ランキング上位を独占!

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東芝「REGZA」シリーズが、売れ筋ランキングベスト5を独占!

「薄型テレビ」カテゴリー売れ筋ランキングベスト5製品(2017年1月31日時点)

「薄型テレビ」カテゴリー売れ筋ランキングベスト5製品(2017年1月31日時点)

価格.comの「薄型テレビ」カテゴリーで、東芝の「REGZA」シリーズが売れ筋ランキングのベスト5を独占するという事象が起こっている(2017年1月31日時点)。元々、価格.com上では人気の高い「REGZA」シリーズであるが、ここまで人気を独占するのは珍しい。この背景には何があるのだろうか。「価格.comトレンドサーチ」のデータを元に考察しよう。

図1:「薄型テレビ」カテゴリーのアクセス推移(過去6か月)

図1:「薄型テレビ」カテゴリーのアクセス推移(過去6か月)

まず、「薄型テレビ」カテゴリーの現状について見てみよう。図1は「薄型テレビ」カテゴリーのアクセス推移を示したものだが、ここ半年では、「リオ五輪」後の2016年8月末にピークを迎えてからいったんアクセスを下げ、また2016年年末にかけてアクセスを上げていたが、年明け以降はアクセスも下がり低調に推移している。正直、さほど盛り上がっているといえるような状況ではない。

図2:「薄型テレビ」カテゴリーにおけるメーカー別アクセス推移(過去6か月

図2:「薄型テレビ」カテゴリーにおけるメーカー別アクセス推移(過去6か月

では、メーカー別ではどうか。図2は、「薄型テレビ」カテゴリーにおける主要4メーカー別のアクセス推移を示したものだ。これを見る限り、過去半年では、東芝が単独のトップで、ソニー、パナソニック、シャープの3社は直近では同じくらいのアクセスで2位グループを形成しているという状況だ。これら2位グループと、首位の東芝との差は2倍程度あり、メーカー別の人気では、東芝が他社をかなりリードしている。

図3:「薄型テレビ」カテゴリー売れ筋トップ5製品のランキング推移(過去3か月)

図3:「薄型テレビ」カテゴリー売れ筋トップ5製品のランキング推移(過去3か月)

現在、売れ筋ランキングのベスト5に入っている、東芝「REGZA」シリーズ各モデルのランキング推移を示したのが図3だ。これを見ると、3か月前から比較的安定して上位に位置していたのは、40V型のフルHDモデル「REGZA 40V30」くらい。このほかでは、55V型の4Kプレミアムモデル「REGZA 55Z700X」が、いったん5位以下にランクを下げていたものの、1月後半からぐんぐんランクを上げて、1月30日時点で2位にランクインしているのが目立つ。その他の3モデルは、いずれも20位以下のランク外から2016年年末にかけてランクを上げてきた製品である。なお、現状ランキング1位の、58V型4Kスタンダードモデル「REGZA 58M500X」については、以前にこちらのコーナーでも取り上げたが、そのコストパフォーマンスの高さからずっと高い人気を維持しており、引き続き好調だ。

このように、現在「REGZA」シリーズが人気となっている理由は、昨年秋以降になって人気を伸ばしてきた低価格モデルの人気が続いていることと、主力モデルともいえる4Kプレミアムモデル「REGZA 55Z700X」の人気がここへ来て戻ってきたことの2つと言ってよさそうだ。なかでも、主力モデル「REGZA 55Z700X」の人気復活は大きいといえる。

発売時のなんと半額! 最安価格が16万円を切り、お買い得感が増してきた「REGZA 55Z700X」

東芝「REGZA 55Z700X」

東芝「REGZA 55Z700X」

「REGZA 55Z700X」は、東芝「REGZA」シリーズの中でも主力モデルといえる高画質・高機能シリーズ「Z700X」の中核を担うモデルだ。4K解像度に対応したIPS液晶パネルと、全面直下型LEDバックライトを採用し、HDRにも十分対応できる高輝度・高コントラストを実現。機能面では、全録機能である「タイムシフトマシン」を搭載し、外付けHDDを接続することで、最大6チャンネルの地上波録画が可能なほか、3チューナー搭載による地デジ/BSの「W録」にも対応するなど、非常に多彩な機能を持つ。それだけに、価格はやや高めで、2016年4月21日の発売時点での最安価格は、324,369円だった。

図4:「REGZA 55Z700X」の最安価格推移(過去6か月)

図4:「REGZA 55Z700X」の最安価格推移(過去6か月)

図5:「REGZA 55Z700X」のアクセス推移(過去6か月)

図5:「REGZA 55Z700X」のアクセス推移(過去6か月)

図4は、過去半年における「REGZA 55Z700X」の最安価格推移を示したもの。これを見ると、半年前の7月25日週には214,274円と、まだ20万円を超えていたが、8月8日週に20万円を割り込むと、9月5日週には173,930円と、一気に17万円台前半まで下げた。この時期に、本製品の売れ筋ランキングも上昇し、最大7位までつけた。その後は最安価格もほぼ横ばいとなり、売れ筋ランキングでもやや停滞が続いていたが、12月31日に17万円を初めて割り込み、1月に入ってからも徐々に価格を下げ、1月31日時点では158,000円と16万円を切る水準にまで下がった。本製品登場時の最安価格が32万円台だったことを考えると、ついに半額以下の水準まで値下がりしたことになる。この価格下落に一部ユーザーが敏感に反応。特に1月20日過ぎくらいから、徐々に注目度が高まっていき(図5)、売れ筋ランキングでもベスト5に入るようになった。1月31日時点では、人気の続く高コスパ4Kモデル「REGZA 58M500X」に続く2位の座を獲得している(図3参照)。

図6:55V〜58Vクラスの各メーカー代表モデルの価格推移(過去3か月)

図6:55V〜58Vクラスの各メーカー代表モデルの価格推移(過去3か月)

この「REGZA 55Z700X」の16万円を割り込む最安価格はどれほどのインパクトを持っているのだろうか。図6は、主要メーカー各社の同クラスの主力モデルの価格推移を示したもの。これを見ると、55Vクラスで16万円前後を実現している4Kプレミアムモデルは、ソニーの「BRAVIA KJ-55X8500D」くらい。パナソニック「VIERA TH-55DX850」やシャープ「AQUOS LC-55XD45」は20万円を超えている。パナソニック「VIERA TH-55DX750」は14万円弱と、かなり安いが機能的にはワンランク下がる。これと比べるなら、東芝「REGZA 58M500X」のほうが13万円台前半で、コストパフォーマンスでは上といえそうだ。

このように、以前から人気の「REGZA 58M500X」に加え、4Kプレミアムモデルの「REGZA 55Z700X」も、機能性を考えれば、現状かなりお買い得度は高い。これは東芝「REGZA」シリーズ全体にいえることで、その結果として、今の「REGZA」シリーズの人気集中が起こっていると見てよさそうだ。

なお、「REGZA」シリーズは、毎年4〜5月にモデルチェンジを迎える。今回紹介した「REGZA 55Z700X」も、そろそろ発売から1年を迎え、モデルチェンジとなることも予想されるが、東芝は2月上旬に新フラッグシップシリーズの「Z810X」を発売することになっており、「Z700」系の新モデルが発売されるかどうかはまだ未定。発売時価格の半額程度というこの価格水準をこれ以上下回ることはあまり考えられないが、高画質・高機能の本製品を狙うのであれば、今が最高の買い時と言えそうだ。

鎌田 剛(編集部)

鎌田 剛(編集部)

価格.comの編集統括を務める総編集長。パソコン、家電、業界動向など、全般に詳しい。人呼んで「価格.comのご意見番」。自称「イタリア人」。

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2017.12.12 更新
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