いいモノ調査隊
ボディの“タテジマ”がみるみる落ちた

洗車嫌いのワタシもびっくり。「シュアラスター」で愛車がピカピカに♪

ボディに“タテジマ”付いてませんか?

自動車ライターのマリオ高野です。

「今日は愛車でドライブに行くぞ!」と気分よく出かけようとしても、愛車のボディにできたタテジマの黒いシミが目に入り、せっかく盛り上がった気持ちが萎えたりすることはないでしょうか?

出かける前にサッと拭き取ってしまおうにも、これが意外と簡単にはキレイにならない……。

大事にしているつもりの愛車でも、マメに手入れをするのは難しいものです。特に、風雨にさらされる青空駐車の場合、クルマはどんどん汚れてしまいます。

大気中の汚れや酸性雨、走行中に路面から跳ねて付いた油分などで、屋外で1〜2か月もたつとこのようなタテジマ模様ができます

一般的なカーシャンプーで洗う程度では落ちない厄介なこのタテジマは、雨水が集中して流れる部分にできる「水アカ」です。黄色いボディに黒いタテジマは、一部の阪神ファンなら歓迎するかもしれませんが、普通はゲンナリするはず。

愛車の外装コンディションをいい状態で保つには「汚れたら、すぐ洗う」が鉄則。本当はちょっと汚れてきたと思ったら、ザッと水洗いをするだけで十分なのですがわかっていてもなかなかできないのが現実です。ガソリンスタンドなどに洗車を依頼するのも手ですが、費用もばかになりません。

「そのうち洗うかぁ」などと考えているうちに月日は流れ、いつの間にか愛車のボディにはタテジマ模様がこびりついてしまうのでありました。

とある妙齢女子が所有する、FIAT(フィアット)のバルケッタ。90年代に発売されたイタリア製の小型オープンカーで、おしゃれな内外装デザインが魅力。そんなクルマに、薄汚れたタテジマが付くと台無しですね

オーナーの彼女は「自分でやる洗車には1ミリも興味がありません」と豪語しながらも、我慢のならないタテジマ汚れを落とすべく、ついに意を決して洗車を実施!

オープンカーの幌(ほろ)の部分には強い水流を当てないようにするなど、意外と細やかに配慮しながらていねいな洗車を行う、妙齢女子

カーシャンプーを使って入念に洗いましたが、やはりタテジマ汚れはこびりついたまま……。ホコリなどの汚れが落ちた分、タテジマが目立つようになったかも……

日米で人気の「シュアラスター」製品で磨いてみる

こうなるとボディケア用のケミカル剤を使って処置するしかないのですが、洗車嫌いの女子でも超カンタンに扱えて、タテジマなどの頑固な汚れを失敗することもなくキレイに落とす強力なクリーナーとしておすすめなのがコチラ!

洗車ケミカルやワックスの老舗、SurLuster(シュアラスター)の「スピリットクリーナー」です。

シュアラスターといえば、多くのクルマ好きから高く支持されてきた愛車のボディケア用品の超定番ブランド。特に固形ワックスが有名で、高品質なブラジル産の天然カルナバ蝋(ろう)から深みのある艶を出すため不純物を極力取り除き、トップ規格の1号とコスメティックグレードのみを使用。昔から洗車マニアからの評価はすこぶる高いものがあります。

筆者自身も20年以上前から愛用し、常々実感してきたことですが、シュアラスターのワックスは色艶のよさもさることながら「のびがいい」んですよね。クルマ用のワックスは固形の脂みたいなもので、ボディに塗り込むときの「のび」は非常に重要なポイント。よくのびて拭き取りやすくないと、キレイに仕上げるのが難しくなります。ワックスを拭き取る際に出る白いカスも最小限であるなど、作業時の能率がいいことも高く支持され続けている要因の1つでしょう。

アメリカで誕生したのは1947年と歴史も古く、日米のカーボディケア用品市場で絶大な人気を博しています。まさに、信頼と実績のあるブランドなのです。

そんなシュアラスターは、ワックスだけではなくボディクリーナーも使いやすくて効果が得やすいことを自動車雑誌の取材で実感していたので、バルケッタに黒いタテジマ模様ができていると聞いて、シュアラスターの「スピリットクリーナー」があれば即座に解決すると即断しました。

ブラック・濃色車用の「スピリットクリーナー ダーク」とホワイト・淡色車用の「スピリットクリーナー ライト」2種類があります

愛車はイエローなので「スピリットクリーナー ライト」を使用しました。

研磨剤のコンパウンドは含まれますが、ボディへの攻撃性は低いので、初めてでも磨きすぎたりして失敗することはまずありません。

クルマのボディの光沢を減退させる原因となる各種の汚れや、塗装の老化を早めてしまう水アカや老化塗料分などを塗装にやさしいクリーニング作用で素早く強力に除去。

微細研磨粒子で装面の凹凸を平滑化するので、丸いクレーター状になったひどい水アカや、微細な傷も目立たなくして、そのクルマ本来の鮮やかさを簡単によみがえらせます。

使い方はこちら。

・まず水洗い(汚れがひどい場合はカーシャンプーなどを使用)をする
・ボディの水分を拭き取って、おおむね乾いた状態にする
・キャップを閉めたままボトルを振り、内部を攪拌(かくはん)させる
・付属のスポンジに液剤をのせて、30cm四方を目安に液剤を塗りのばし、スポンジを押し付けながら縦横に磨く
・液剤が乾き始めたら、速やかにきれいなクロスなどで拭き残しのないように拭き上げる

タテジマがくっきりとこびりついた部分はもちろん、ボディ全体をまんべんなく磨くようにしましょう。タテジマが付くまでになったボディは全体的にくすんでおり、パッと見はキレイに見える箇所にも汚れの膜のようなものができているため、それを落とす感覚です。

液剤は、一気にクルマ全体に塗るのではなく、30cm四方を目安に部分的に磨くようにします。ボンネットやフェンダー、ドアなどで分けて部分ごとに作業するとわかりやすいです。

作業時の注意点としては……。

・炎天下での作業は避ける(夏以外であれば太陽光の下でもOKだが、なるべく避ける)
・雨などの悪天候時はNG
・なるべく屋根の下、もしくは曇り空の下で行う。理想は屋内
・真冬の低気温での作業はなるべく避ける
・風が強く、ホコリが舞っているような状況はNG
・液剤を塗りすぎない(ちょっと少ないと思う程度で十分)
・落として土などが付いたスポンジは必ず洗ってから使う
・拭き取りはなるべくキレイなクロス(乾燥した状態)を使う
 (シュアラスターの「マイクロファイバークロス」がおすすめ)
・クリーナーで塗装面がキレイになったら、ワックスがけやコーティング処理などを実施して、塗装面が汚れにくくなるようにする

という感じです。洗車の基本にのっとって行えば問題ありません。

黒いタテジマがみるみる落ちた!

ボトルをよく振ったら、付属のスポンジに塗ります。30cm四方を磨くには、この程度の量で十分です

ボトルをよく振ったら、付属のスポンジに塗ります。30cm四方を磨くには、この程度の量で十分です

まずは気になる黒いタテジマができた部分を磨いてみると、シミが瞬殺的に消えるのを確認!

まずは気になる黒いタテジマができた部分を磨いてみると、シミが瞬殺的に消えるのを確認!

液剤の付いたスポンジでこすった部分がみるみるキレイになっていく! 快感! 洗車嫌い女子の表情も明るくなりました!

乾燥したキレイなクロスで拭き取れば完了

乾燥したキレイなクロスで拭き取れば完了

このバルケッタの塗装は元々いい状態だったので、ちょっと磨いただけで新車の輝きがよみがえった!? と感じさせる仕上がりです!

厄介だった黒いタテジマが簡単になくなったことで、洗車嫌いの彼女の磨きモチベーションが向上!

厄介だった黒いタテジマが簡単になくなったことで、洗車嫌いの彼女の磨きモチベーションが向上!

液剤はのびがよく、拭き取りやすいので作業はサクサク進み、30分ほどでボディ全体を磨けました。

汚れを落としたらワックスをかけて仕上げ

厄介な黒いタテジマをキレイに落としたところで、愛車の輝きをさらにアップさせて、なおかつ汚れを落としやすくするよう、なるべくワックスがけをしてボディケアを完了させましょう!

そこで今回試してみたのが、シュアラスターのマスターワークスという最高級グレードの「CAR WAX (カーワックス)」です。

シュアラスターの創業者ジョセフ・ロビンソンのクラフツマンシップを継承する、クルマ磨きの愛好家のために限定販売されたスペシャル製品で、シュアラスターの研究機関であり旗艦店でもある「SurLuster Lab」監修のもと、開発には熟練のディテーラーが従事。大量生産ではできない特別な仕上がりを実現したといいます。

初回限定生産分は、新潟県・燕三条の工房に特注したワックスオープナーとクロス2種がセットになったスペシャルボックス

ワックスの余剰成分を取る「ワックス拭き取りクロス(オレンジ)」と、最後にひと拭きすることでさらに平滑化され艶がよくなる「鏡面仕上げクロス(ホワイト)」がセットに。

少し湿らせて柔らかくした付属のスポンジで、スタンプを押すようにボディに塗り、そこから縦・横の動きで塗り込んでいきます

「大変な作業であるワックスがけを、好き好んで行う男子の気持ちは1ミクロンも理解できない」とのたまう彼女も、のびがよくて塗りやすい「CAR WAX (カーワックス)」の塗布作業はなんだか楽しそう♪

最初の拭き取りで使う「ワックス拭き取りクロス」で拭き取った状態でも、ボディ表面がツヤツヤになったのを実感!

手触りが全然違うのです!

手触りが全然違うのです!

「鏡面仕上げクロス」で仕上げると、バルケッタのトランクパネルが鏡のようになりました

「鏡面仕上げクロス」で仕上げると、バルケッタのトランクパネルが鏡のようになりました

自身のお顔もキレイに映り、「自分と目があった」とのこと!

自身のお顔もキレイに映り、「自分と目があった」とのこと!

一心不乱に「CAR WAX (カーワックス)」を愛車に塗り込む

一心不乱に「CAR WAX (カーワックス)」を愛車に塗り込む

ボディの下部は、路面から跳ねた汚れが付きやすいので、入念に塗ってあげましょう。ワックスを塗り込んだボディは、汚れが付いても落としやすくなります。

ツヤツヤのピカピカに仕上がった、愛車バルケッタ嬢(感情的には「娘」とのこと)の姿にご満悦の様子

ツヤツヤのピカピカに仕上がった、愛車バルケッタ嬢(感情的には「娘」とのこと)の姿にご満悦の様子

コンパクトなクルマだったこともありますが、ワックスがけは45分ほどで完了しました。驚きの早さです。

ワックスがけをしておくと、黒いタテジマが付きにくくなる効果も期待できます

ワックスがけをしておくと、黒いタテジマが付きにくくなる効果も期待できます

これで安心といって放置はせず、マメに水洗いしてあげましょう。できれば「ワックスがけは雨が降る前に」行い、水滴や汚れをはじく力をアップさせておくのが理想です。

筆者はフィアットの新車販売店で勤務した経験がありますが、誇張ぬきで新車時代を思わせる輝きと色ツヤです。洗車嫌いの女子もゴキゲンにて祝着至極!

愛車の塗装面を守る意味では、コーティングを実施したボディにワックスをかけるとなお理想的でしょう

愛車の塗装面を守る意味では、コーティングを実施したボディにワックスをかけるとなお理想的でしょう

愛車がピカピカになると、ドライブの愉しさがアップ! クルマも女子も、お肌のケアは大事なのでありました!

今回試した「CAR WAX (カーワックス)」は職人が手間と時間をかけて作っている限定品で、シュアラスターのプロショップでも使用される特別な製品ゆえに、お値段もやや高め。「もう少しお安いのは?」というご要望に対しては、「ワックスパーフェクトセット」をオススメします。

シュアラスターの最上級ワックス「マンハッタンゴールド」に、専用クロス2種類(拭き取りクロス、鏡面仕上げクロス」)がセットされている商品で、使用する手順などは前述した「CAR WAX (カーワックス)」と同じ。のびがよく拭き取りやすいなど、シュアラスターのワックスならではの美点は高いレベルで受け継がれているので、かなりいい仕上がりが期待できます!

マリオ高野

マリオ高野

1973年大阪生まれの自動車ライター。免許取得後に偶然買ったスバル車によりクルマの楽しさに目覚め、新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、自動車工場での期間工、自動車雑誌の編集部員などを経てフリーライターに。2台の愛車はいずれもスバル・インプレッサのMT車。

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