モノ系ライターのナックル末吉です。さて、皆さんは自分専用の冷蔵庫を持ちたいと思ったことはないでしょうか? 冷蔵庫といえば大型白物家電の1つ。そうそう自分専用のものなんて置けないですよね。
筆者の仕事場は、キッチンとは別のフロアにありまして、飲み物を取りに行くのに、いちいち階段を上り下りしなくてはならず、とても面倒。かといって、筆者の仕事場も冷蔵庫を置けるほどの広さはないので、真空マグカップや水筒などで、なるべく飲み物の温度が上下しないようにしてしのいでいます。
今回ご紹介する冷蔵庫は、容量が8Lのコンパクトサイズながらも、自分専用の冷蔵庫として、書斎や寝室に置けて「My冷蔵庫」が実現するものとなっています。自分だけの冷蔵庫を夢見ていた人も少なくないのではないでしょうか!
本体です。この画像だと大きさがわかりづらいですが。それは後ほど
製品名はズバリ「寝室にも置ける超静音冷温庫」。一般的な冷蔵庫は、静音モデルといってもコンプレッサーが駆動すると振動や音が気になるもの。その点、この超静音冷温庫は、庫内を冷やすのに、電気を加えると温度が変化する素材「ペルチェ素子」を使用しているため騒音がほとんどしません。ペルチェ素子自体は無音なのですが、回路を冷やすためのファンが回るので、完全無音とはいきませんが、大型冷蔵庫に比べたら微々たるものです。この静音性能が寝室にも置ける理由の1つです。本機の運転音はおよそ45dB、これは市内の深夜や図書館の中と同じくらいの音なのです。そりゃ、枕元にあっても大丈夫ってもんでしょう!
では、製品を見ていきましょう。
付属品は取扱説明書のほかに、ACアダプターと自動車のシガーソケットアダプター、増設用棚
上面には取っ手が付いているので持ち運びに便利です。重量は約2.6kgで想像以上に軽く感じます
背面にはホットとコールドの切り替え付き電源スイッチとACアダプターの端子
ドアを開いてみました
ドアにポケットが付いていますが、コンビニ弁当に付属するようなソースやしょう油の小パケを入れる感じです
それでは実際にドリンクを入れてみます。まずは下の写真のように、500mlのボトルを入れてみました。手前にも2本入るので、合計で4本入ります。
横幅はギリギリですね
ビールの缶も同様に500mlであれば4本入ります
真ん中から少し上に棚を挿し込めるミゾがあるので挿し込んでみます
上段には350mlの缶がギリギリ入ります
下段は少し余裕があります。このことから350mlの缶であれば上段に4本、下段に4本で合計8本入ることになります
ちなみに冷凍機能はないのでアイスを入れても溶けちゃいます。常温に比べて延命効果はありそうですが…
設置イメージ。部屋の片隅に置けるサイズ感がいいですね
さて、本モデルの使用感ですが、確かにコンパクトで静音なので寝室や仕事場には重宝します。カタログスペックによると、冷蔵時は庫内温度15〜18度。保温時は50〜60度ということで、ビールやドリンクを冷やしたときはキンキンとはいきません。ただ、常温で置きっぱなしにするよりは、冷えているドリンクが飲めるので、夜中にのどが渇いたときや、自動車でアウトドアに出かけるときには重宝しそうなアイテムといえます。