いいモノ調査隊
日本屈指の焼きそばブロガーが、カップ焼きそばの現在地を明らかにする!

ペヤングとU.F.O.はどう違う? カップ焼きそば6大定番を達人が徹底比較!

ラーメンにうどんなど、さまざまなジャンルにそれぞれのファンがいる麺料理。その中で、昨今は焼きそばが新勢力として拡大中なことをご存じでしょうか。その理由を調べると、食感に個性を出しやすい生麺を扱う専門店が登場し(これまでは品質の安定した蒸し麺や、ゆで麺が主流)、そのおいしさに世の中が気付きはじめたからだそう。このトレンドを「第4次焼きそばブーム」と提唱するのが、日本有数の焼きそばブログ「焼きそば名店探訪録」を運営する塩崎省吾さん。

人気グルメブロガー集団「食べあるキング」の焼きそば担当を務める塩崎省吾さん。47都道府県の焼きそばの名店を食べ歩き、制した皿数は1000食以上とか。カップ焼きそばにも詳しく、インスタント焼きそばのひと言レビューをTwitterで時々投稿しています

塩崎さんいわく、外食店だけでなくカップ焼きそばもアツいとのこと。よく「東はペヤング、西はU.F.O.。一平ちゃんも捨てがたい」なる論争が巻き起こりますが、それ以外にも名作カップ焼きそばは目白押しだそうです。今回はこの2大巨頭を含めた大手メーカーが発売するソース味の看板商品を集め、6大定番として徹底比較。塩崎さんを招き、味の指標(1〜5)づくりと魅力の解説をしてもらいました。

今回食べ比べたのは、ソース味のこの6つ。メジャーな商品なので、見かけたことがあるのではないでしょうか

今回食べ比べたのは、ソース味のこの6つ。メジャーな商品なので、見かけたことがあるのではないでしょうか

真逆といえるほど全然違う! ペヤングとU.F.O.は好みの問題

さっそく始めますが、もったいぶらずに頂上決戦からいきましょう。先行は東の王者、「ペヤング ソースやきそば」(まるか食品)から。同社の最近の話題といえば、内容量439g、2142kcalを誇る「ペヤング ソースやきそば 超超超大盛 GIGAMAX」。これ以外にもトガったコンセプトの焼きそばを多数展開していますが、原点といえる超傑作はどんな非凡さがあるのでしょうか。

(1)ペヤング ソースやきそば

パッケージの凹凸は素材の変更に伴い印刷で表現する形となりましたが、ルックスは不変。シズル感を狙ったイメージ写真すら載せない、安定のビジュアルがかえって斬新です。また、縦長の長方形というのも珍しいといえるでしょう

かやくはキャベツと小さい円筒状の肉。肉の正式名称は「味付け鶏ひき肉」で、大豆の加工品ではないようです。紅生姜が入ったふりかけと、スパイスが付いてくるのも特徴

「1975年に発売された、カップ焼きそば界の金字塔。パッケージに『Big!』と書いてあることに違和感を持つ方もいるかもしれませんが、これは発売当初を思い返すと納得がいきます。当時のカップ焼きそばの麺は60g程度が一般的で、90gのペヤングは約1.5倍でした。今でこそ90gは普通ですが、つまり麺量の常識をもペヤングが変えてしまったのです」(塩崎さん)

成分はこのとおり(麺は90g)。ご存じの方も多いでしょうが、カップ焼きそばは通常サイズでもなかなかボリューミーです(たとえば「カップヌードル」は1食77g(麺は65g)で353kcal)

「カップ焼きそばの東西(ペヤングとU.F.O.)の境界線は、静岡と愛知の県境だと思います。僕は静岡の掛川出身なのですが、ペヤングが優勢の地域でした」(塩崎さん)

作ってみるとこんな感じ。薄いプラスチックの二重構造+プラスチックのフタだったパッケージは、数年前から厚めの発泡スチロールに。フタの穴から直接湯切りするシステムは、内ブタの穴から行うように変更されています

「子供の頃から親しんできた、懐かしい味ですね。こうやって食べてみると、あっさり、さっぱりとした味がペヤングの特徴。甘くはなく、かといってソース自体は辛すぎもしない。ただ酸味が利いているんですよ。あとはスパイスが絶妙なフレーバーを演出していますね。なので、ほかと比べるとスパイシー系の辛さが際立っているかもしれません」(塩崎さん)

ゆるやかに縮れた中細麺。ソースを混ぜてみると、意外にそれほど濃くないことがわかります

ゆるやかに縮れた中細麺。ソースを混ぜてみると、意外にそれほど濃くないことがわかります


「メーカーの『まるか食品』は群馬の企業。ここのご当地といえば『太田焼きそば』なのですが、これは店によってさまざまで、特徴がないのが特徴です。ただ、ペヤングは関東全域の味を表現したようなさっぱりテイストですね。これは、もともと焼きそばは浅草が発祥の食べ物で、ウスターソースのサラっとした味が広まったからだと思います。一方で関西は濃厚なソースを使った粉もの文化とのつながりがあるのでこってり系なのですが、それはU.F.O.を食べるとわかるでしょう。ということで次、いきましょうか!」(塩崎さん)

(2)焼そばU.F.O.

東西対決の後攻は、インスタント麺業界の世界的企業・日清食品が誇る「日清焼そば U.F.O.」。創業の地は大阪で、関西のカップ焼きそばではU.F.O.が圧倒的なシェアとなっています。

円盤型のフォルムがU.F.O.という商品名の由来かと思いきや、実はNO。「うまいソース(うまい=U)、太い麺(ふとい=F)、大きいキャベツ(大きい=O)」の頭文字というUSOのような理由が正解です。とはいえロゴの下には小さく「UNIDENTIFIED FLYING OBJECT」の文字も

U.F.O.のかやくは麺とともに入っているため、中の袋はソースとふりかけのみ。なお、内ブタの穴から排水する手法は1999年に「ターボ湯切り」としてU.F.O.から始まったものだとか

「発売されたのは、ペヤングに遅れること約1年の1976年。なお、カップ焼きそば自体の元祖は、今はなき恵比須産業の「エビスカップ焼そば」だといわれていて、発売は1974年。そして日清初のカップ焼きそばは、1975年に発売された「ジョイカップ101焼そば」だそうです。今も続いているブランドは少ないので、やはりペヤングとU.F.O.は名作ですよね」(塩崎さん)

麺は100g

麺は100g

「どろっとしたソース由来の関西らしい濃厚な味ですね。これは、濃厚ソースの先駆者であるオリバーソース社の『オリバーとんかつソース』の流れがあるからなんですよ。同社は神戸の企業で、そばめしに用いられる『どろソース』でも有名ですが、とんかつソースがお好み焼きなどの粉ものにも用いられていたことから、関西の焼きそばは関東より濃厚なのです」(塩崎さん)

キャベツが大きめで、素材の味もしっかり。肉は「味付豚肉」なるものが入っていてこれも大きめです

キャベツが大きめで、素材の味もしっかり。肉は「味付豚肉」なるものが入っていてこれも大きめです

「麺は太いだけあって、もちもちしていて生麺に近い食感。濃厚なソースとよくマッチしています。具を含め、ペヤングに比べると本格的で豪華。昔は揚げ玉が入っていましたし、麺は2009年ぐらいにストレートタイプになったようですね。変わったことで離れたファンもいるようですが、ずっと変わらないペヤングと、おいしさの高みを目指して進化するU.F.O.。この構図は非常におもしろいです。ただ、同じ日清でも1963年に発売された世界初の袋タイプ焼きそば『日清焼そば』は変わらないんですよね」(塩崎さん)

麺はストレートで太め。ソースは比較的甘めで、色みは濃い印象です

麺はストレートで太め。ソースは比較的甘めで、色みは濃い印象です

「日清、さすがです! 完成度が非常に高く、本格的ですごくおいしい。ただですよ、だからといってペヤングが劣っているかというとそうではなく、同じカップ焼きそばでも次元が違う食べ物なんですよ。ペヤングは特に根強いファンがいて、その多くは関東人なはず。僕もそうですが、ペヤングを食べると妙な郷愁を感じるんです。それは幼少時から変わらない、まるで駄菓子のような味わい。関西の人からすれば、チープでジャンクかもしれません。でも、それがペヤングの魅力であり、それがイイんです」(塩崎さん)


「関東の焼きそばって、もんじゃ焼き同様に駄菓子のような存在でしたし。数年前、ペヤングの包装などがガラっと変わったとき、ファンの間でブーイングが巻き起こりました。『らしくない』って。こんなに愛されているカップ焼きそばは、ほかにないでしょう。真逆の存在で市場をけん引する2トップ、これからもそれぞれの魅力を磨いていってほしいですね」(塩崎さん)

からしマヨネーズという革命

前記で軽く触れましたが、「一平ちゃんも捨てがたい」という人は少なくないでしょう。では、その魅力は? というと「からしマヨネーズ」が大きいはず。ということで、次に紹介するのはペヤング&U.F.O.に次ぐ第3勢力の一平ちゃんです。

(3)明星 一平ちゃん夜店の焼そば

正式名称は「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」。ソースが麺に練り込まれていることもポイントです

正式名称は「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」。ソースが麺に練り込まれていることもポイントです

肉系のかやくは入っておらず、キャベツのみ。袋のソースがあるうえに、麺にソースを練り込んでいるからか、麺の色はやや黒ずんでいます

麺は100g。カロリーが高めなのはマヨネーズのせいかもしれません

麺は100g。カロリーが高めなのはマヨネーズのせいかもしれません

「『一平ちゃん』シリーズの誕生は比較的新しく、1993年。実はカップラーメンが先で、焼きそばは1995年のデビューです。名前の由来は“平成の時代で一番のラーメンになる”だからだそうですが、平成のラストイヤーである今年、ぜひ食べていただきたい名作ですね」(塩崎さん)

ソースを絡めると、麺の色はより黒くなりました。マヨネーズの効果で、シズル感もアップします

ソースを絡めると、麺の色はより黒くなりました。マヨネーズの効果で、シズル感もアップします

「味のベースは親会社である日清のU.F.O.に似た濃厚で甘めな方向性ですが、麺が乾麺的で縮れているのが大きな違い。そのためペヤングほどではないですが、駄菓子的なジャンク感にあふれています。肉が入ってなく、ソースが麺に練り込まれているところも特徴ですね」(塩崎さん)

麺は乾いたニュアンスがあり、からしマヨとも相まってジャンクな味わい

麺は乾いたニュアンスがあり、からしマヨとも相まってジャンクな味わい


「『夜店の焼そば』というだけあって、背徳感はありますが、夜に食べたくなる味ですね。お好み焼きにマヨネーズをトッピングした元祖は大阪の『ぼてぢゅう』だといわれていますが、焼きそばにマヨネーズという食べ方を広め、しかもからしマヨにした一平ちゃんの功績は甚大。焼きそば界全体にとっての飛躍だったと思います」(塩崎さん)

ご当地カップ焼きそばの至宝

塩崎さんが提唱する焼きそばの魅力の1つが、ご当地系。ラーメンやうどん同様に全国各地には多彩なご当地焼きそばがありますが、カップ焼きそばにもご当地系が存在。その中でも特に有名なのが北海道の定番商品、やきそば弁当です。

(4)北海道限定 やきそば弁当

中華スープ付きというところが最大の特徴

中華スープ付きというところが最大の特徴

かやくは袋から出して撮影。中華スープはふりかけの袋と1つになっていて、湯切りした際の汁を150ml注ぐことが推奨されています

「1975年から発売されていて、実はペヤングの同級生。U.F.O.よりも1年先輩なんですよ。最初は全国発売していたのですが、マルちゃんのカップ焼きそばはローカル路線に切り替えたんですね。結果、やきそば弁当は北海道民おなじみのブランドとなったのです。なお、ほかにマルちゃんのローカルカップ焼きそばとしては東北、信越限定の『焼そばバゴォーン』などがあります」(塩崎さん)

麺は100g

麺は100g

「『やきそば弁当』の名称の由来は、スープが付いているからという理由のほかに、僕はもう1つあると踏んでいます。というのも、函館よりさらに南の木古内(きこない)町に『駅前飯店急行』という老舗の食堂がかつてあり、ここの名物が『名代やきそば弁当』だったんです。同店には当時200円でスープもありましたから、まさしくこれがルーツではないかと(ちなみに『駅前飯店急行』の味は、地元のファンが『超特急やきそば』として函館で今年復活)。まぁ『名代やきそば弁当』はソース味じゃないので、マルちゃんの焼きそば弁当とは違うんですけどね」(塩崎さん)

ソースの色みや麺の太さなどは、ペヤングに近い印象。肉は「カップヌードル」のコロチャーのような、角切りの「味付チキンダイス」が入っています

「この焼きそば弁当はさっぱり系で、ペヤングに通じるものがありますね。肉は結構好きな味で、全体をリッチなテイストにしている気がします。中華スープも付いてますし。スープの味は、推奨している150mlで作ると濃いめになるので、好みでお湯を多くしてもいいかもしれません」(塩崎さん)


「マルちゃんといえば、チルドの『マルちゃん焼そば 3人前』。これはすべての麺商品の中で日本一売れています。それもあって、カップ焼きそばが競合にならないようにしているそうなんですね。だからカップのほうは地方色を豊かにして、メジャーになりすぎないようにしているのかも。いずれにせよ、ある意味マルちゃんは焼きそばの絶対王者。焼きそば弁当も、バゴォーンも、見つけたら要チェックですよ」(塩崎さん)

新時代のカップ焼きそばがこれ!

国民的ブランドが幅を利かせる一方、その牙城(がじょう)を崩そうと奮闘するニューフェイスもあります。ここではその2つを紹介。まずは生麺のような食感を追求し、パッケージデザインも革新的なスタイルに仕立てた「焼そばモッチッチ」から。

(5)焼そばモッチッチ

「新食感」「真空仕立て麺」といったうたい文句が。調理時間が5分と長めなのも特徴です

「新食感」「真空仕立て麺」といったうたい文句が。調理時間が5分と長めなのも特徴です

タテ型を採用している点も独特。かやくに肉はなく、中袋はシンプルです

タテ型を採用している点も独特。かやくに肉はなく、中袋はシンプルです

麺は85gと、やや少なめ

麺は85gと、やや少なめ

「エースコックの往年のヒット焼きそばといえば『スーパーカップ 大盛りいか焼そば』ですが、同社で僕が推したいのはモッチッチ。昨今の焼きそばブームに欠かせない、麺の食感に着目した点がすばらしいと思います。また、魚介のうまみをプラスしているところも見逃せません。ソースにはカツオのダシを利かせていて、ふりかけには紅生姜のほか、かつお節を配合。かなり今のトレンドを意識していると感じますね」(塩崎さん)

麺は、見ただけでもっちりとした感じが伝わってきます

麺は、見ただけでもっちりとした感じが伝わってきます

「味わいも、デザインも、量がやや少なめになっていることからも、ターゲットは女性でしょう。同社はヘルシーで人気な『スープはるさめ』のヒットメーカーですし、女性に対するマーケティングには相当な知見があるはず。その実力が発揮された傑作ですよ。モッチッチに関しては『カップ焼きそばはガッツリしていてジャンキー』という印象が薄いですもんね」(塩崎さん)


「麺は油で揚げているものの、真空仕立て麺という独自の製法。これがもちもち食感の秘けつでしょうけど、すばらしい弾力です。個人的にすごく気になっているのが、パッケージに書いてある『まるで、手づくりのあの焼そば』の『あの』の2文字。おそらく『第4次焼きそばブーム』の最重要店である『神保町やきそば みかさ』のことだと思うのですが」(塩崎さん)

(6)サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば

もう1つの新機軸がコラボレーション。食品業界では昔に比べて企業間同士で協力し合うケースが増えてきており、カップ焼きそばでもその動きは顕著に。その中で、塩崎さんが特においしいと絶賛するのが「サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば」です。

広島発のオタフクソース社は、小売りや業務用に加え、飲食店のソースを委託して作るほどソースの輪を広げようとしている企業。そんな同社の定番ソースの味をカップ焼きそばに落とし込んだのがこちら

マヨネーズが付いているのもポイント。このマヨネーズは「サッポロ一番」のサンヨー食品製です

マヨネーズが付いているのもポイント。このマヨネーズは「サッポロ一番」のサンヨー食品製です

麺は90g

麺は90g


「初めて食べたときは衝撃的でした。特徴は濃厚でフルーティな甘酸っぱさですが、オタフクソースは甘味料としてナツメヤシの実であるデーツを使っているんですね。これが自然な甘さの決め手になっていると思います」(塩崎さん)


「ジャンク寄りではありますが、全体的にはU.F.O.に近い味ですね。麺も太めで生麺の方向性ですし。マヨネーズを辛くしていないのは、甘さを際立たせるためでしょうか。オタフクソースのよさを最大限に引き出した設計になっていると思います。サッポロ一番は袋インスタント麺の『みそラーメン』と『塩らーめん』で高いシェアを持っていますが、すばらしいブランドだと再認識しました」(塩崎さん)

まとめ:好みが分かれるとはいえ、全部試すべし!

塩崎さんに総評を聞くと、それぞれテーマが違うので甲乙はつけがたいとのこと。その理由は明確でした。カップ焼きそばは、大定番のペヤングとU.F.O.ですら地域性が出る食べ物。インスタント麺の中でもこれだけ好みが分かれるものはないのでは、と。


塩崎さん自身、1つに絞るなら慣れ親しんだペヤングが好きとのことですが、今回食べ比べてみて一番知ってほしいのはモッチッチの新感覚なおいしさとのこと。商品ごとに個性があるカップ焼きそばだけに、いろいろと試してみることがおすすめだといえるでしょう。なお、今回はソース味での比較となりましたが、塩崎さんが超名作だと推薦するのが「俺の塩」。また飲食店で一番好きなのは、本稿で登場した「神保町やきそば みかさ」の創業者が新たに立ち上げた「手打ち麺やきそば専門 真打みかさ 本店」とのことです。

今回紹介できなかったおすすめカップ焼きそば


「本来は期間限定の商品として発売されたのですが、好評のあまりインターネット上で愛好者による復活運動が起こるなどした名作なんです。ホタテや昆布の風味が香る塩味で、極端な細麺。細いため、熱湯1分で完成するというお手軽さも見逃せません」(塩崎さん)

塩崎さんが一番好きな焼きそば店

「平打ちの手打ち麺はピロピロ&モチモチで、きわめてリッチな食感。自家製ソースは『神保町やきそば みかさ』に比べると気持ちマイルドかもしれませんが、やや甘口ながら食べ飽きない、極上の味わいとなっています。具ももちろんおいしいのですが、なにより麺とソースの完成度が抜群。正直、具なしで食べてみたくなるほど。まさに真打ち、究極の焼きそばが食べられる名店です」(塩崎さん)

手打ち麺やきそば専門 真打みかさ 本店
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13194828/
住所:東京都新宿区 高田馬場4-4-10 1F
電話番号:03-5937-4489
営業時間:11:00〜21:00 売り切れ次第終了します。
定休日:不定休
アクセス:JR高田馬場駅 戸山口徒歩3分

ちなみに焼きそばブームの歴史は、戦後における小麦粉の全国拡大時が第1次。やがて「マルちゃん焼きそば」や「ペヤングソース やきそば」が登場し、一般家庭に普及し始めた1975年ごろが第2次。第3次は「富士宮焼きそば」などがきっかけで、2001年ごろに起きたご当地焼きそばブーム。そして自家製の生麺などを武器にした専門店の台頭が、今の第4次。今後、カップ焼きそば界にも新たなブームが起こるのでしょうか。そのときは改めて塩崎さんに意見を聞きたいと思います!

中山秀明

中山秀明

食の分野に詳しいライター兼フードアナリスト。雑誌とウェブメディアを中心に編集と撮影を伴う取材執筆を行うほか、TVや大手企業サイトのコメンテーターなど幅広く活動中。

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