選び方・特集
土用の丑の日は7月21日!

一番うなぎに近いのは!? 本物ソックリ「うなぎ風食品」を食べ比べてみた!

この時期の年中行事といえば、「土用の丑の日」ですよね。2020年は、7月21日が「一の丑」にあたる日です(実は私の誕生日でもあります!)。その日に何を食べるかというと、もちろん“うなぎ”!

この時期になると食べたくなります!

この時期になると食べたくなります!

ただ、近頃は価格高騰により、うなぎはなかなか手が出にくい食品となってしまいました。また、絶滅が危惧されている生き物でもあり、いつしか幻の食材になってしまうかもしれません……。そんな背景もあってか、近年「うなぎ風食品」がかなり進化をとげているんです!

うなぎの蒲焼きにソックリな「うなぎ風食品」

カニの代用食品として「カニカマ」が、ビールの代用食品として「発泡酒」などがあるように、うなぎにも、安価で手に入りやすい「うなぎ風食品」がこんなにありました。

見た目からかなりうなぎに近いです!

見た目からかなりうなぎに近いです!

右から時計回りに、「カネテツデリカフーズ ほぼうなぎ」「スギヨ うな蒲ちゃん」「一正蒲鉾 うな次郎 長持ちパック」です。

どれも、うなぎの蒲焼きを再現している食品。今回はこの3商品の見た目や味、食感など、再現度がどれほどなのかを、食べ比べてチェックしたいと思います!
(※以下の記述・評価は筆者個人の感想によるものです)

【1】カネテツデリカフーズ ほぼうなぎ

まずは、「ほぼカニ」や「ほぼホタテ」など、魚肉を使った代用食品の「ほぼ〇〇シリーズ」で人気の「カネテツ」から。この「ほぼうなぎ」は、販売開始後すぐに売り切れになってしまう人気商品です。

内容量:1パックあたり150g
カロリー:195kcal(タレ・山椒は除く)
保存方法:冷凍
調理方法:別皿に移し、ラップをふんわりとかけて電子レンジ(500w)で約5分で完成
     ※湯せんで温める方法もあります
主な原材料:蒸しかまぼこ(魚肉、ラード、大豆たん白、やまいもペースト、でん粉、砂糖、酒、しょうゆ、発酵調味料、食塩、卵白、みりん、魚介エキス)、たれ(しょうゆ、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、発酵調味料、水あめ、みりん)etc

表面と裏面

表面と裏面

レンジで温めている間に、うなぎの蒲焼きのような香ばしい香りが漂ってきました。見た目はもう、本当にうなぎソックリ! デコボコとした身の質感がリアルに再現されています。裏返してみると、ちゃんと皮の部分も別で作られており、本物に近いです。

製法もかなりのこだわりようで、なんと本物のうなぎの蒲焼工場で、うなぎと同じようにタレを繰り返し塗り、なんと3回にも渡って焼き上げたとか。では、まずはそのまま食べてみましょう。

断面

断面

ひと口食べた感想は、「あ、うなぎっぽい」! 主成分はかまぼこですが、普通のかまぼこのように硬い感じではまったくなく、本当にうなぎのようにふわふわ、ホロホロとしており、やわらかい食感の再現度に驚きました。味については、やはりどことなく魚肉の練り物っぽさが感じられます。ただ、皮部分と身部分の味や食感に差が付けられていて、皮部分にはやや苦味を足したようなコクがあります。とはいえ、本物のうなぎと同じ味とは言い切れないですね。しかし、表面の凹凸がうなぎの食感にかなり似ています!

残り半分は、付属のタレと山椒をかけてみました

残り半分は、付属のタレと山椒をかけてみました

元々タレを塗って焼かれているので、付属のタレをかけなくてもしっかり本体に味があります。しかし、せっかくなのでタレと山椒をかけてみると、グッとうなぎっぽさがアップしました。個人的には、何もかけないときのほうが味自体は好きかも。

ご飯に乗せて食べてみました

ご飯に乗せて食べてみました

やはり、うなぎといえばご飯に乗せて食べたいので、丼にして食べてみました。すると、やわらかくて凸凹の食感がお米とうまく合わさって、よりうなぎ感がアップしました!

「ほぼうなぎ」は、とにかく見た目と食感の再現度に驚きました。味は、うなぎそのものとは言えませんが、とてもおいしいですよ! うなぎを我慢するためにチョイスする商品というよりも、「ほぼうなぎ」の味が普通に食べたくて買ってしまいそうです。今回比較した3商品の中では一番カロリーが低く、本物のうなぎよりさらにヘルシーなのも魅力。

【うなぎ再現度】
・見た目 :★★★★★
・味   :★★★☆☆
・香ばしさ:★★★★☆
・食感  :★★★★★
・タレの味:★★★★☆

【2】スギヨ うな蒲ちゃん

続いては、カニカマをこの世に生み出したメーカー「スギヨ」から、「うな蒲ちゃん」です。約6年間の開発の末に生まれた「うなぎ風かまぼこ」とのことで、楽しみです。

パックの見た目からかなりうなぎっぽいですね

パックの見た目からかなりうなぎっぽいですね

内容量:1パックあたり115g
カロリー:260kcal(タレ・山椒は除く)
保存方法:冷凍
調理方法:別皿に移し、添付のタレをかけてラップをして電子レンジ(500w)で約2分40秒で完成
主な原材料:魚肉、植物油、かば焼きのたれ(大豆を含む)、豚脂、発酵調味液、ぶどう糖、こんにゃく粉、食塩、でん粉(小麦を含む)etc

表面と裏面

表面と裏面

こちらも、レンジで温めているうちから、香ばしい香りが家の中に漂ってきました。付属のタレが、「ほぼうなぎ」に付属していたものと同じパッケージだったのですが、やや甘みが強い香りがするので、中身は別物だったのかもしれません。

まずは見た目にご注目。全体的にプルっとしており、なんだかみずみずしいですよね。これは「こんにゃくゼリー」を使っているそう。また、端の焦げたような黒みがかった部分がとてもリアル! 裏側の皮部分は2色で再現されていて、本物の皮のような雰囲気があります。イカスミなどを使って着色されているそうです。

断面

断面

食べてみると、端っこの焦げた部分がとにかく香ばしく、「うなぎの蒲焼」としての再現度はかなり高いです。表面の凹凸はあまりないですが、ツルツルしてるわけでもなく、適度にほくほく感とやわらかさがあります。ちゃんと魚の切り身っぽい雰囲気がありますね。皮が焼けたような鼻に抜ける苦み、ほくほく感、タレの甘みの三位一体感により、うなぎの蒲焼をしっかり再現できています。

残り半分は山椒をかけて。よりうなぎを食べている気分に近づきました

残り半分は山椒をかけて。よりうなぎを食べている気分に近づきました

ご飯に乗せて。ほんのり感じる苦みとお米の甘みが混ざり合って、うな丼感がすごいです!

ご飯に乗せて。ほんのり感じる苦みとお米の甘みが混ざり合って、うな丼感がすごいです!

「うな蒲ちゃん」は香ばしさの再現性がダントツでした。お焦げの効果もあってか、あまりかまぼこっぽさを感じず、丼にして食べるともう十分「うな丼」感を味わえますよ。うなぎ特有の臭みがキレイに排除されたような味なので、うなぎが苦手な人にも食べてもらいたいです。

【うなぎ再現度】
・見た目 :★★★★☆
・味   :★★★★☆
・香ばしさ:★★★★★
・食感  :★★★★☆
・タレの味:★★★★☆

【3】一正蒲鉾 うな次郎 長持ちパック

最後は、カニカマの「サラダスティック」などで有名な「一正蒲鉾」から、「うな次郎 長持ちパック」です。この「長持ちパック」以外にも、期間限定で「すごーく長いうな次郎」などのバリエーションがあります。

今回比較した3商品の中で、唯一の冷蔵保存です

今回比較した3商品の中で、唯一の冷蔵保存です

内容量:1パックあたり110g
カロリー:318kcal(タレ・山椒は除く)
保存方法:冷蔵
調理方法:パックを点線の個所まで開けて電子レンジで1分(500w)
主な原材料:魚肉、植物油、蒲焼のたれ(しょうゆ、砂糖、発酵調味料、水あめ)、大豆たん白、砂糖、発酵調味料、ぶどう糖、でん粉、食塩、こんにゃく粉、etc

表面と裏面

表面と裏面

見た目には、正直あまりうなぎっぽさはなく、板状の蒲焼き風かまぼこといった感じ。しかし、裏面の皮の再現度はなかなかのものです! まずはタレをかけずに食べてみましょう。

断面

断面

粗めにほぐした魚の身のような食感で、やわらかさは3商品の中でダントツ! ホロホロとしており、うなぎ特有のやわらかさが再現されています。ゆるく焼いた卵焼きの食感にも似ており、年齢問わず愛されそう。ただ、味は、うなぎとはちょっと異なるかなぁ、というのが正直なところ。なかなか甘めな味付けです。

付属のタレをかけて。まるでみたらし団子のタレのような甘さです

付属のタレをかけて。まるでみたらし団子のタレのような甘さです

ご飯に乗せて。甘めな味付けのこともあり、うな丼風のかまぼこ丼といった感じです

ご飯に乗せて。甘めな味付けのこともあり、うな丼風のかまぼこ丼といった感じです

「うな次郎」は、身のやわらかさが3商品の中でダントツなので、スルスル〜と食べられます。個人的にはタレをかけないほうが、本物のうなぎに近づく気がしました。タレをかけると、甘さのせいか、より練り物っぽさが出てしまいますね。タレはなしで、山椒はかけるとよさそう。でも、この甘さとやわらかさは、子供に喜ばれるかもしれません。

【うなぎ再現度】
・見た目 :★★★☆☆
・味   :★★☆☆☆
・香ばしさ:★★★☆☆
・食感  :★★★★☆
・タレの味:★★★☆☆

どれも個性的でうなぎっぽい!


今回、3種類の「うなぎ風食品」を食べ比べてみて、どれも違いがありつつ、どれもとてもおいしくいただきました。ニセモノとわかっていても、結構うなぎを食べた気分になりますよ。個人的には「ほぼうなぎ」が好みでした♪

どの商品も見た目や食感、香りなどはかなり本物に似ていましたが、正直なところ味については、そのまま食べるとどうしても「本物とほぼ同じ」とは言えないかもしれません。しかし、う巻きにしたり、ちらし寿司に使ったりと、食材として使う分には十分! 小骨が入っていないので、子供や高齢者が安心して食べられるのもいいですよね!
カニカマのように、もっとスタンダードな食品になる日も遠くないかもしれません。
ぜひ今年の土用の丑の日は、「うなぎ風食品」を食べてみてください♪

ペパーミント

ペパーミント

都内を中心に活動するミュージシャンです。歌ったり作ったりしています。よろしくお願いいたします! http://www.peppermint-web.net/

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