ご当地カップ麺だけで全国制覇
47都道府県! ご当地カップ麺だけで全国制覇(長崎編)

う、うまかー! 九州でしか手に入らない「バリうま 長崎ちゃんぽん」は“甘ウマい”

全国各地のご当地カップ麺だけで日本一周を目指す、ご当地ラーメンお試し隊。今回はついに、九州地区へ初上陸します。実は厳しかった、「長崎ちゃんぽん」を名乗るためのルールとは? さらに、現地でしか手に入らない「カップちゃんぽん」などもご紹介!

今回は長崎ちゃんぽんの食べ比べ。豊富な具材の写真が食欲をそそります

今回は長崎ちゃんぽんの食べ比べ。豊富な具材の写真が食欲をそそります

「長崎ちゃんぽん」を名乗るためのルール?

突然ですが、「長崎ちゃんぽん」の定義をご存知ですか?

長崎ちゃんぽんと言えば、白いスープに、モチモチの麺や豊富な具材が入ったイメージ。長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」のチェーン展開なども大きく影響し、今や誰もが知るメニューとなりました。実は、この長崎ちゃんぽんと名乗るには、一定のルールがあるのです。

その歴史を紐解くと、明治時代の中期、長崎市の中華料理店が中国人留学生に対して、安くて栄養価の高い食事を食べさせるために考案した料理が、長崎ちゃんぽんのはじまりだとか。さらに、長崎ちゃんぽんと名乗るには、厳しい条件が設けられています。

長崎を代表する観光地、グラバー園。古くから、長崎は海外との窓口として、重要な役割を担っています

長崎を代表する観光地、グラバー園。古くから、長崎は海外との窓口として、重要な役割を担っています

具体的には、(1)名産、特産としての「長崎ちゃんぽん」の製造基準を満たしていること(小麦粉の成分などに細かい基準)、(2)「名産」「特産」「本場」などの表示をしないこと、(3)長崎県を表すようなイラストや写真・文言をつけないこと、という3つの条件をすべて満たさないと、長崎ちゃんぽんとは名乗れないそうです。

なお、生麺類の製造業団体「全国製麺協同組合連合会」によれば、「長崎県内ではないメーカーであっても、上記3つの条件さえ満たしていれば、長崎ちゃんぽんを名乗ることができる」とのことでした。

全国で、美味しい長崎ちゃんぽんを食べることができるのも、このような基準があるからこそ。どうやら、条件を絞って、一定のクオリティを保っているからこそ、長崎ちゃんぽんはメジャーな料理になれたようです。非常におもしろい事例だと思いました。

それでは、カップ長崎ちゃんぽんを食べてみます。まずは、赤いパッケージが特徴の「長崎ちゃんぽん」(マルタイ)から。マルタイは福岡県に本社を置くメーカーで、とんこつベースの棒ラーメンなどでも有名です。

赤いパッケージが目を引く、マルタイの「長崎ちゃんぽん」

赤いパッケージが目を引く、マルタイの「長崎ちゃんぽん」

内容量は93g(麺65g)。かやくの彩りがとてもきれいです!

内容量は93g(麺65g)。かやくの彩りがとてもきれいです!

スープは豚骨ベースですが、魚介系のダシがよく効いています

スープは豚骨ベースですが、魚介系のダシがよく効いています

具材は、キャベツ、カマボコ、いか、ニンジン、コーンなど

具材は、キャベツ、カマボコ、いか、ニンジン、コーンなど

マルタイの長崎ちゃんぽんは、1976年に発売された“カップちゃんぽんのパイオニア”。太麺はモチモチしていて弾力があり、濃厚なスープとよくからみます。エビのダシがよく効いたスープは、魚介好きにはたまらない風味となっています。

また、カップ麺としてはめずらしく、具材が豊富なのもうれしいポイント。さまざまな歯触りを楽しめるうえ、栄養バランスがよく、満足度も高い一杯と言えます。ただし、カップ麺としてはそうであっても、やはり本物の長崎ちゃんぽんには、およばないかも。「長崎ちゃんぽんは、野菜たっぷりなところが好き!」という方にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。

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魚介のダシとタマネギの甘さがポイント!

次に紹介するのが「バリうま 長崎ちゃんぽん」(東洋水産)。「マルちゃん 赤いきつねと緑のたぬき」や「マルちゃん正麺」など、「マルちゃん」ブランドで知られる東洋水産のカップ麺ですが、こちらは九州地区限定販売となっています。まさにレアなご当地カップ麺、それでは試食してみましょう。

東洋水産の「バリうま 長崎ちゃんぽん」を作ります。内容量は86g(麺65g)です

東洋水産の「バリうま 長崎ちゃんぽん」を作ります。内容量は86g(麺65g)です

スープは、マルタイの「長崎ちゃんぽん」よりも、白く透き通っている印象です

スープは、マルタイの「長崎ちゃんぽん」よりも、白く透き通っている印象です

具材は、キャベツ、いか、かまぼこ、にんじん、きくらげ。彩りや歯触りを楽しめます

具材は、キャベツ、いか、かまぼこ、にんじん、きくらげ。彩りや歯触りを楽しめます

マルタイの長崎ちゃんぽんより白く見えるスープは、魚介のダシとタマネギの甘さが際立った味。甘みの強さがクセになって、スープをついつい飲み干してしまうほどの美味しさです。さらに、具材に使われているにんじんやキクラゲの食感と、モチモチした麺との歯触りの違いを楽しめるのも、おもしろいと思いました。

今回は長崎ちゃんぽんの比較となりましたが、いずれも、基本ベースは共通しているものの、スープや具材などのアクセントが異なり、実際に食べ比べてみると、それぞれの違いを感じることができました。特にマルちゃんの長崎ちゃんぽんは、甘みの強いスープがクセになります。インスタントのちゃんぽんは、探せば数多くあるので、ぜひ食べ比べてみたいですね。

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(おまけ)リンガーハットの“変化球”ちゃんぽん

味噌ベースの「リンガーハットの味噌ちゃんぽん」

味噌ベースの「リンガーハットの味噌ちゃんぽん」

濃厚な味噌スープが特徴ですが、これはちゃんぽんというより……

濃厚な味噌スープが特徴ですが、これはちゃんぽんというより……

今回のおまけは、「リンガーハットの味噌ちゃんぽん」(エースコック)です。これは、リンガーハットの定番メニューをカップ麺で再現したもの。濃厚な味噌スープが特徴です。実際に食べてみると、ちゃんぽんというよりも、まるで味噌ラーメンのよう! 今回ご紹介したような長崎ちゃんぽんのイメージを想像していたので、これには、衝撃を覚えました。濃厚な味噌スープが好みという方は間違いなく、クセになるはず。

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連載21回目は、初の九州上陸! もうすぐ、全国の半分を制覇しそうです

連載21回目は、初の九州上陸! もうすぐ、全国の半分を制覇しそうです

オフィスマイカ

オフィスマイカ

編集プロダクション。「美味しいもの」と「小さいもの」が大好物。 好奇心の赴くまま、良いモノを求めてどこまでも!(ただし、国内限定)

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