いいモノ調査隊

うなぎのたれで、うなぎに負けないおいしい一品を作る!

今年は7月27日(金)が土用の丑の日となります。この頃になると無性にうなぎの蒲焼の香りが鼻腔をそそりますよね。「でも、うなぎは高いしな〜」という方にぜひお試しいただきたいレシピを今回はご紹介します。

子供の頃、実はうなぎが嫌いでした。どうしてもあの小骨がダメで。そのため夕食のおかずがうなぎの日には、基本たれをかけたご飯のみしか食べていませんでした。ところがある日、見た目はみんなと同じうなぎなのに、小骨のない蒲焼が出てきたのです。それが今回のこれ。ちくわの蒲焼です。

まず、ちくわへ縦に切り目を入れ、割り開きます。そこへ切り離さないように、縦に何本か筋を入れ、更に平らに開きます。そこへ細かく包丁目を入れます。ここで細かく入れると、よりうなぎにビジュアルが近づきます。

縦には5〜6本、横には細かく包丁目をつけましょう。

縦には5〜6本、横には細かく包丁目をつけましょう

ちくわは皮側にも斜め格子に隠し包丁を入れると、より平らになります。うなぎのように竹串を打ったら、平らになったちくわの両面へ片栗粉をまぶします。茶こしなどを使うと楽です。

茶こしでふるいかけるとまんべんなく、薄くつけられます

茶こしでふるいかけるとまんべんなく、薄くつけられます

油をひいたフライパンで焼きます。

これぐらいこんがりと焼きましょう

これぐらいこんがりと焼きましょう

ちくわに焼き色がついたら、たれをからめ、香ばしい香りが立つまで焼きます。たれはフライパンへ直接入れてもいいですし、丁寧にはけで塗ってもOK。この段階で少し残っていた粉っぽさはなくなり、片栗粉がたれを絡めとってくれます。

見た目はまんまうなぎの蒲焼じゃないですか?

見た目はまんまうなぎの蒲焼じゃないですか?

今回はうなぎの蒲焼の大きさを意識したので、太い焼きちくわを使いましたが、細い柔らかいちくわで作っても美味。ちなみに竹串を打たなくても、ちゃんと開いて平らに押し付けながら焼けば、大丈夫。香ばしい香りとたれの味で、ご飯がすすむおかずです。うなぎが食べられるようになった今でも、時折無性に食べたくなって、たれとちくわを買いに走ります。是非うなぎ嫌いのお子さんのいる方はお試しください。

(回遊舎/番場由紀江)

回遊舎(雑貨・食品)
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